口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

世界のフラワーロード

2009-06-15 23:00:00 | 取材

2時就寝、7時起床。

なんか今月は忙しい。

いや、僕より忙しい人は山のようにいるだろうから、
忙(いそが)しいっちゅうより、忙(せわ)しない。

どちらも、心を亡くすって書くのねん。

ところがどっこい、
意外と心はイイ感じで。


   *****


ってことで、昼までに原稿を1本上げて、
16時に、自己初の都内某所へ。

7/8に『世界のフラワーロード』をリリースする
100s(Hyaku-Shiki)の取材。

『100s』と聞いてピンとこない人でも、
『中村一義さんのバンド』と言えば、ああそうか、
って感じでしょうか?

今日は、その100sの制作拠点でもある100st(Hyaku-Studio)で
中村一義(Vo)、池田貴史(Key:ex.SUPER BUTTER DOG)、
小野眞一(Gt:tae/フィッシュバスケット)、
そしてエンジニアの谷明巳という4氏インタビュー。


とにかくこのアルバム、いろんな音が詰まってます。

曲の世界観を支配する渾身のコーラスワーク、
ビートルズ的な香りをほのかに感じさせるキーボード群、
スパイラル状に絡み昇華していく2本のギター。

そんな楽音と同格に、街の雑踏、駅のアナウンス、
ヘリウムガスを吸った声と、もうさまざまな実験的な音が、
音遊びではなく、すべて意味を持った音として収められています。

ということで、もう聞きたいことだらけで、
1時間たっぷり、お話を伺いました。


そしてスタジオでの撮影は、なんと2時間半!
撮影中にゲリラ豪雨が来て、そして上がるのに十分な時間( ̄w ̄)ぷ

そんな(どんなだ?)この100st、
タメ息が出るくらい、素晴らしい環境です。ぜひご覧あれ。


この記事は、7/9発売のサウンドデザイナー誌に掲載予定です。

お忙しいところ、長時間の取材に
お付き合いいただき、ありがとうございました!

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   *****


この取材で、レコ社さんの某担当さんと久しぶりの再開。

集合場所の某駅改札に開いた状態のノートPC片手に現れ、
『え~っと、スタジオはここなんですが…』と
Google Mapを見せられた時には、笑いました( ̄w ̄)ぷ

撮影中の待ち時間も、
『いやぁ、何年ぶりですかね』としばし歓談。

某担当さんの


   『お顔見て、すぐ思い出しましたよ~。

    お互い、薄くないモン同士ですからねぇ~。』


のひと言に、軽く衝撃。


   あれ?僕、濃いっすか?( ̄w ̄)ぷぷぷ


しかもこの日のカメラマンさんは、
僕の高校の先輩。


   いやぁ~、濃厚な1日でした。


さてさて、帰って締め切りが2本(=_=)ほげぇ~