4時30分就寝、9時起床。眠ぅ~。
家を出る前にあっちこっちにメールを入れて、
13時ちょい前に四ツ谷へ。
今日は、ギタリスト天野清継さんのダブルヘッダー取材です。
まず最初は、ローランドの
アコースティック・ギター用アンプAC-90の試奏取材。
これに続いて、8/29にリリースされる
通算10枚目にして初のギター・ソロアルバム
『In the air』
についてのインタビューをさせていただきました。
このアルバムは、ビクターJVC復帰第一弾ということで
注目しているファンも多いことでしょう。
スチール、ガット、ドブロ、12弦という
アコースティック・ギターのみで綴られた音世界。
これまでの天野さんの『旅』が音楽で表現されたアルバムで、
16年前の天野さんのデビューアルバムのタイトル曲
『Azure』
も、新たなアレンジで再レコーディングされている点も
ファンのみならず嬉しいところです。
この『Azure』、曲名を聞いてピンと来ない方もいるでしょうが、
91年にJTピースライトCM曲として、大ヒットした曲で、
もっと分かりやすく言うと、クラシック曲の『ダッタン人の踊り』の
アコースティク・ギター・バージョンです。
ここまで説明すれば、30代くらいの方なら
『ああ、あの曲!』と思い出すのではないでしょうか。
そういう意味でも、この『Azure』を含めた全18曲。
アコースティック・ギターの音色と天野さんの極上のプレイを堪能するもヨシ、
リラックス・タイムに読書でもしながらBGMにするもヨシ。
非常に魅力的な1枚です。
これらの記事は、9/14発売のジャズライフ誌に掲載予定です。
『IN THE AIR』2007.08.29
VICJ-61510 ¥3,000
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そんな『Azure』のオリジナル曲である
ボロディン作曲『歌劇イーゴリ公より ダッタン人の踊り』。
僕が高校1年の冬から2年の秋まで、ほぼ丸々1年間付き合った、
我が吹奏楽部のコンクールの自由曲でした。
いやぁ~、大変でした。
打楽器だった僕は、この曲でタンバリンをやったんですが、
5連符と6連符のオンパレードで。
つい数ヶ月前に打楽器始めた人間に、そんなん、出来るわけないやん ^^;)
いやいや、本当に地獄の1年でしたねぇ~。
それでも仲間や先輩、時には後輩にも助けられて、
まあ、何とか演奏をブチ壊すことがない程度までできるようになりましたが、
結局、最後まで納得できる演奏はできませんでした。
ところが。
コンクールが終わって3年生が引退した冬、
突如として5連符と6連符が叩けるようになったんですよね。
ああ、そういうことか。
ちょっと大袈裟に言えば、
人生って、こういうことなんだ。
ということ、直感的に悟った最初の瞬間でした。
(ちなみに、次に悟ったのは、大学受験の時ですね ^^;)
そういう意味でも、僕の人生にとって忘れられない、
でもちょっとだけ忘れたいような気もする( ̄w ̄)ぷ
想い出の一曲です。
『だったん人の踊り~アンセルメ/ロシア音楽コンサート』
UCCD-7043 ¥1,000
DECCA best100 The Special