口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

タモリ倶楽部のBGM

2005-10-29 17:28:32 | テレビ/映画

結構疲れていたようで、1時就寝。
6時に一度目覚めるも、再び寝てしまい12時起床。

ちょっとした作業をしながら、
昨夜録画しておいた「タモリ倶楽部」を再生。

タモリ倶楽部に関しては、今さら説明の必要はないと思いますが、
タモリのディープでマニアックな趣味趣向をそのまま活かして、
通常ではテレビ番組としては成立しないようなマニアックなものに
スポットを当てる番組です。


わかりやすい例では、


  東京地下鉄のアナウンス当てクイズ(駅名を言わないアナウンス
  だけ聞いて、その路線を当てる)だとか、

  石原良純氏などの天気予報士を集めて「花見」ならぬ「空見」
  をするとか(しかもこれは2週に渡って放送された!)、
 
  いかに強度の強い壁を作るかという「壁選手権」をやったりと、
  (王手建築メーカーや有名大学の建築系研究室が参加していた)


もうその筋の人にはたまらない番組です。
なお、普通の人の間でも「空耳アワー」は人気コーナーです。


ちなみに昨日は、
地図好きのタモリをマッパーの聖地「日本地図センター」に連れて行って、
「地形図探しクイズ」や「空中写真当てクイズ」をやってました。



   しかし、この番組の真の楽しみ方は、
   要所で挿入されるBGMにあります。



一部では有名な話ですが、
みなさん、タモリ倶楽部のBGM(音効といわれますが)を
じっくり聴いたことがありますか?

たまに「何でこの場面でこの曲?」
というようなBGMが挿入されることがありますが、
実は、そのシーンや雰囲気に合うBGMなのではなく、



   基本的に「ダジャレ」で成り立っているのです。



例えば昨日の放送の場合、

  『伊能大図(伊能忠敬が作った地図)』を紹介する場面では
  「これで”いいのだ”」に引っ掛けて、『バカボン』の歌。

  そのビルの『4階に移動』という場面では、
  「妖怪」に引っ掛けて『ゲゲゲの鬼太郎』のテーマ曲。

  『地形図探しクイズ』の場面では、
  「ちけい」と「チケット」を引っ掛けて(?)
  あのビートルズの『Ticket To Ride』と言ったように、



ベリー・マニアック!



先週の放送では、
『イスタンブール』の場面で、
あえて「飛んでイスタンブール(庄野真代)」を使わずに、
ボブディランの『ミスタータンブリンマン』が使われるなど

その引っ掛け具合があまりにディープ過ぎて、
はっきり言って僕には3割くらいしかわかりません ^^;)


そんなBGMを真剣に解読をしている方がいました。
いやはや、素晴らしい。


みなさんも、これからタモリ倶楽部のBGMに注目してみると、
ちょいと面白いですよ~。

ただし、あまり真剣になり過ぎると、
番組の内容がさっぱりわからなくなりますから
御注意ください。^^;)