ウォーク更家の散歩 (東海道、中山道、日光街道、奥州街道)

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中山道を歩く(完全踏破の一人旅)

野猿公苑 (長野県) 2019.8.15

2019-09-16 16:52:53 | Weblog

 

(写真は、「野猿公苑」の「露天風呂」で、お湯を飲む「野猿」)

 

昨日は、長野県の古くて雰囲気のある「小布施」の町並みを散策してから、その先の「湯田中温泉」で一泊しました。

翌日は、早朝から温泉に入り、宿泊していた温泉宿をゆっくりと出て、緩やかな坂道を湯田中温泉駅まで下って行きます。

(湯田中温泉駅)

駅前から「上林温泉入口」行の路線バスに乗って、「地獄谷野猿公苑」へ向かいます。

野猿公苑は、長野県の北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置しています。

途中、上の写真の「渋温泉」の温泉街を抜け、次に、渋温泉の裏の急な山道を、今度は渋温泉を下に見ながら、下の写真の様に、上って行きます。

やがて、路線バスは、乗車した湯田中温泉駅から約15分で、「野猿公苑」の入口に近い「上林温泉入口」に着きます。

路線バスを終点で下りて、「野猿公苑」(Snow monky park)の矢印に従って、緩やかな坂道を上って行きます。

上の写真のギフトショップが「湯道遊歩道」の入口で、この店にリュックを預けて、ギフトショップの右手の遊歩道を上って行きます。

(リュック1個500円)

ここから「野猿公苑」までは、約2キロ、徒歩30分ほどの道のりです。

最初に急な階段の坂がありますが、あとは、ほとんど平坦で、快適なハイキング道です。

崖沿いの道なので注意は必要ですが、小鳥の声を聴きながら、林の中を森林浴をしながら歩いて行きます。

遊歩道には、残りの距離表示の看板が100メートル毎にあって、励みになります。

途中には、上の写真の様に、「サルが奪いに来るので、ビニール袋を持ち歩かない様に!」との警告文が張り出されていましたが、途中でサルが現れることはありませんでした。

やがて、道の前が開けて来て、前方の左上に、写真の「地獄谷温泉・後楽園」が見えて来ました。

かなり古びた日帰り温泉施設ですが、宿泊も出来る様です。

この施設の前が「地獄谷」で、上の写真の様に、「地獄谷噴泉」のお湯が勢いよく噴き出しています。

噴泉を左下に見ながら、「野猿公苑」の入口への急な石段を上って行きます。

先程の地獄谷温泉後楽園が遥か下に見えるところまで上って来ました。

ようやく、「地獄谷野猿公苑」の入口のチケット売り場に到着です。(800円)

チケット売り場の建物が、休憩所・土産物屋兼トイレになっていました。

入場料を払って、”スノーモンキー”で有名な露天の温泉へ向かいます。

湯船の周りに猿がいます。

この湯船の周りが、やはり一番人気の場所で、観光客がカメラを構えています。

ここが、”温泉に浸かっている猿が見られる露天風呂”(スノーモンキー)として、世界的に有名になった場所なのです。

これは、1970年、米「LIFE」誌の表紙に、「温泉に入るサル」として掲載されたのがきっかけで、米国以外の国々でも報道されました。

そして、私も、この有名な写真の露天風呂まで、はるばるとやって来たのです!!

しかし、この暑さなので、残念ながら、猿たちは温泉の中には入っていません。

それでも感動!!

 

周辺には、さすがに海外からの観光客が多いです。

暑い時期は、猿は温泉に入りませんが、餌付けされているので、毎日山から下りてくるそうです。

野猿公苑でエサをもらえる日中のほかは、生活圏の森林で自由に暮らしているそうです。

標高850メートルのこの地は、一年の1/3が雪に覆われる厳しい環境だそうです。 

ヒトとニホンザルを隔てる柵もありません。

野生の猿ではありますが、人間に慣れているので、あまり人間には興味を示しません。

上の写真の様に、直ぐに手が届きそうな範囲に、自然のままに猿たちが生活しています。

こちらが変なことをしない限り、高崎山や日光の様に、目が合ったからといって襲われることはありません。

以下は、猿たちのスナップです。

 

野猿公苑を出て、同じ道をバス停まで戻ります。

「上林温泉入口」バス停から、路線バスで 、終点の信州中野まで乗ります。

信州中野 →(長野電鉄・スノーモンキー号)→ 長野 →(長野新幹線・あさま) → 東京

   

長野駅の駅前で、信州そばを食べてから、新幹線東京に戻りました。

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湯田中温泉 (長野県) 2019.8.14

2019-09-07 05:56:12 | Weblog

(写真は、湯田中温泉の「桃山風呂」:宿泊した旅館のパンフレットから)

今年のお盆休みは、長野県の古くて雰囲気のある「小布施(おぶせ)」の町並みを散策してから、その先の「湯田中(ゆだなか)温泉」で一泊しました。

小布施(17:16)→(長野電鉄・スノーモンキー号)→ (17:29)湯田中

小布施見物を終えて、小布施駅から、長野電鉄のスノーモンキー号に乗って、終点の湯田中へ向かいます。

 

 

下の写真の長野電鉄・長野線の終着駅「湯田中温泉駅」に到着しました。

長野県内でも、潤沢な湯量を誇る「湯田中温泉」は、また、近くの「地獄谷野猿公苑」へ向かう路線バスの始発駅でもあります。

この野猿公苑は、最近、外人観光客の間で人気急上昇中のスポットで、”温泉に入る猿”の写真が世界中で有名になっています。

駅構内には、写真のスキー板のベンチがありました。 

上の写真は、駅の反対側にある「旧湯田中駅駅舎」です。

(修復された旧湯田中駅駅舎の待合室)

この旧駅舎は、下の写真の様に、左側の交流室「楓の館」、その右隣に立ち寄り湯「楓の湯」(有料)、その正面(写真の左端)に「足湯」(無料)を併設しています。

 

 

写真は、湯田中温泉街の入口です。

温泉街を少し歩くと、左手に写真の「湯宮神社」があります。

当日はお盆だったので、夜の盆踊り大会の準備の真っ最中でした。  

湯田中温泉街を散策しながら、緩やかな坂道を上って行きます。

(古くからの共同浴場)

(昔懐かしい射的場)

坂の途中の「湯田中温泉プリン本舗」で名物のプリンを買いました。

 

駅前の湯田中温泉街の坂道を8分くらい上って行くと、右手に今晩の宿の上の写真の「よろづやアネックス湯楽庵」(別館)がありました。

(1泊2食付き:17,940円)

本当は、別館ではなくて、下の写真の「本館」に宿泊したかったのですが、値段が、本館は別館の倍近いので、割り切って別館に宿泊しました。

(別館は安い代わりに、布団敷きなどがセルフサービスです。

その「よろづや本館」の脇にあるのが、下の写真の湯田中温泉で最古の共同浴場「湯田中大湯」です。

宿泊した部屋から撮った上の写真は、本館の裏にある「よろづや・松頼荘(しょうらいそう)」で、よろづやの建物の中で最も古く、国登録有形文化財です。

お目当ては、本館の歴史ある「桃山風呂」への入浴なのですが、本館と別館は地下でつながっていて、別館の宿泊者も「桃山風呂」が利用可能です。

よろづやの大浴場は、桃山風呂と東雲風呂の2か所で、東雲風呂も立派な風呂ですが、普通の風呂です・・・

お目当ての「桃山風呂」は、この東雲風呂と、午後10時で男女が入れ替わるので注意が必要です。

宿泊した「アネックス湯楽庵」から本館へ、地下連絡通路を通って「桃山風呂」へ向かいます。

「桃山風呂」の湯殿は、広い純木造りの伽藍建築で、国の登録有形文化財にもなっている貴重な浴場です。

高くて由緒ありそうな荘厳な格天井の絵を見上げながら、贅沢な気持ちで、ひとときを過ごします。

私がこれまでに入浴した湯舟の中で最も豪華絢爛で、感激です!

「桃山風呂」の湯船は、写真の様に大きな楕円形をしています。

お湯は僅かに白濁していて、焦げ茶色の湯の花が舞っていました。

桃山風呂の建物から外に出ると、そこには庭園の池がそのまま温泉になった「庭園風呂」があります。

庭園風呂は、旅館のパンフレットの上下の写真の様に、立派な日本庭園の中にあり、桃山風呂の建物の外観の伽藍建築を見上げながら、贅沢な気分でお湯に浸かります。

 

 

 

夕食は、信州名産がふんだんで季節感があります。

穴子蓮根巻きの前菜、千曲川産の鮎塩焼き、信州牛の林檎すきしゃぶ等、手が込んでいて、美味しかったです。

食べるのに夢中になって、途中で写真を撮るのに気が付いたので、品数が少なく写っていますが・・・

 

上の写真は、今回の旅行で買ったお土産です。

 

明日は朝から「野猿公苑」へ向かいます。

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小布施 (長野県小布施町)  2019.8.14

2019-09-01 06:33:35 | Weblog

 

( 写真は、小布施の葛飾北斎の天井絵「八方睨みの鳳凰」 : 小布施・岩松院のパンフレットから )

 

今年のお盆休みには、以前から、一度は訪れたいと思っていた長野県の「小布施(おぶせ)」へ行って、その先の「湯田中温泉」で一泊して来ました。

 東京(9:04) →(長野新幹線・あさま)→ (10:39)長野(11:04)  →(長野電鉄)→ (11:39)小布施(17:16) →(長野電鉄・スノーモンキー号)→(17:29)湯田中 

 

長野駅で新幹線を降りて、長野電鉄の長野駅から小布施駅へ向かいます。

(長野電鉄長野駅)

 

小布施町は、長野県の北東、千曲川の東岸に位置する人口約1万人の町です。

江戸時代には、幕府直轄の天領だったこともあり、交通と経済の要所として栄えていました。

この町の豪商の高井鴻山(こうざん)は、江戸から葛飾北斎をここ小布施に招きました。

そして、小布施には、小林一茶など、様々な文化人が訪れました。

小布施は、今もなお、江戸時代の面影を残す風情ある町です。

また、モンブラン、栗きんとん等のスィーツ、栗ご飯など、小布施名産の栗を使用した食べ物の楽しみも沢山あり、若い女性で賑わっています。 

 

 

長野電鉄の小布施駅で降りて、町の中心部分へ歩いて行きます。

駅から少し歩いて右折すると、写真の「皇大(こうたい)神社」があり、この神社の境内を抜けると、もう小布施町の中心部分です。

上の写真の石碑の絵は、葛飾北斎が、最初にこの鳥居から小布施の町に入ったことを現しているそうです。

(皇大神社の境内のセミの抜け殻)

 

「小布施」の観光スポットとなる町並みは、小布施駅から徒歩10分位の一角で、狭いエリアにコンパクトにまとまっています。

 

先ず、その狭い観光エリアの一角にある写真の「北斎館」に入ります。(1,000円)

浮世絵師「葛飾北斎」の作品が展示されている美術館です。(撮影禁止)

北斎の肉筆画の展示、企画展示、映像ホールなどがあります。

肉筆画の展示は充実しており、迫力ある絵の数々に圧倒されます。

また、葛飾北斎が描いたという、下の写真の”龍”と”鳳凰”の「東町祭屋台」、”男浪”と”女浪”の怒涛図の「上町祭屋台」も展示されています。

     

(北斎館のパンフレットから : 左から「祭屋台」、「龍」、「鳳凰」、「男浪」、「女浪」)

 

「北斎館」を出て、次の「高井鴻山記念館」へ向かいますが、この両館を結ぶのが写真の「栗の小径」です。

僅か1~2分の距離ですが、栗の間伐材を敷き詰めた小道で雰囲気があります。

 

写真の「高井鴻山(こうざん)記念館」に入ります。(300円)

(高井鴻山像)

江戸末期の豪商で、文化人でもあった「高井鴻山」の資料館です。

(江戸時代に馬をつないだ「駒繋ぎの石」)

また、敷地内には、鴻山の書斎や、北斎のために鴻山が新築したアトリエ「碧軒(へきいけん)」などが修復工事されていて、当時の面影を残しています。

鴻山は、佐久間象山や勝海舟などの幕府要人との関わりもあり、また、「葛飾北斎」を小布施に招いて創作の援助もしました。

館内には、鴻山が描いた様々な書画や、関連資料などが展示されており、鴻山の足跡を辿ることができます。(撮影禁止)

 

 

 

お昼時になったので、上の写真の「北斎亭」で、下の写真の小布施名物「北斎御膳(栗おこわ)」を食べます。(1,760円) 

 

最後に、高井鴻山記念館の前から、シャトルバスで、古刹の禅寺の「岩松院」(がんしょういん)へ向かいます。

(終日バス周遊券:300円)

シャトルバスの終点の「岩松院」に着きました。

岩松院の天井に描かれた葛飾北斎の天井絵「大鳳凰図」は、”八方睨みの鳳凰”とも言われ、どこから見ても、自分が睨まれている様に見えます。

(大鳳凰図:岩松院の観光案内から)

 本堂の21畳の大広間の天井いっぱいに描かれた「大鳳凰図」は、葛飾北斎の晩年の最大の作品です。(撮影禁止)

私は、この北斎の天井絵が一目見たくて、長野県の小布施の岩松院まで、はるばるとやって来たのです!

絵具には、当時、中国から輸入した鉱物性の高価な顔料が使われているそうで、160年以上の年月を経た現在でも、今、描いたばかりの様に色鮮やです!

その顔料は、現在の価格で約2億円もしたそうですから、やはり、豪商・高井鴻山の援助があったからこそ、この絵が描けたのでしょうね。

また本堂の裏庭には、「小林一茶」の有名な ”やせ蛙 負けるな一茶 これにあり” の上の写真の句碑と、下の写真のその「蛙合戦の池」もあります。

 

更に、本堂の裏山には、上の写真の戦国武将「福島正則」の霊廟があります。

正則は、豊臣秀吉の”七本槍”の一人と言われた名将で、数々の武功をたてました。

そして、関ヶ原の戦いでは東軍に味方、その功績で50万石の広島城主となりました。

しかし、豊臣恩顧の大名だった正則は、その後、豊臣秀頼を擁護しようとしたため、徳川秀忠に煙たがられ、大坂の陣では参陣が認められませんでした。

その後、広島城の無断改修を口実に、正則は、50万石から5万5千石に減封されて、長野のこの地に国替えになりました。

そして、この地で死去、ここ岩松院に葬られました。

しかも、葬られた際に、正則の家臣が、幕府の検死役が到着する前に遺体を火葬してしまったとして、福島家は取り潰しとなりました・・・

小布施見物を終えて、小布施駅へ戻り、駅の構内で、栗のソフトクリームを食べてから、長野電鉄のスノーモンキー号に乗って終点の湯田中駅へ向かいます。

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