ウォーク更家の散歩 (東海道、中山道、日光街道、奥州街道)

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中山道を歩く(完全踏破の一人旅)

JR九州・飯塚本線 (石炭王 嘉納伝助 の邸宅へ)2014.11.8

2014-11-14 08:10:33 | Weblog

(写真は、嘉納伝助のモデルとなった伊藤伝右衛門の邸宅)

実家の熊本で所要が発生したため、先週の11月
4日(火)から8日(土)迄、帰省して来ました。

実家の熊本から帰京する際に、航空便の都合で、
熊本から福岡空港へ向かいました。
飛行機の待ち時間を利用して、JR九州・飯塚本線
に乗って飯塚に行って来ました。

飯塚には、NHK朝ドラ「花子とアン」の舞台
となった「旧伊藤伝右衛門邸」などがあるので
楽しみです。

また、お菓子の「千鳥屋」や「ひよ子」等も飯塚が本店です。

JR博多駅から飯塚本線(福北ゆたか線)に乗り、
新飯塚駅で降ります。

JR九州の電車は、どの路線も綺麗な車両で快適な乗り心地です。

新飯塚駅から、JR九州バス・飯塚線で11分の
旧伊藤伝右衛門邸へ向かいます。

NHK朝ドラ「花子とアン」に登場する石炭王・
嘉納伝助のモデルとなった伊藤伝右衛門(吉田
鋼太郎)の旧邸宅です。


 
(伊藤伝右衛門)(嘉納伝助:吉田鋼太郎)
伊藤伝右衛門(いとうでんえもん)は、魚問屋を
営んでいた父・伝六とともに裸一貫から身を立て、
筑豊の「石炭王」にまで上り詰めた人物です。
 
(柳原白蓮)(葉山蓮子:仲間由紀恵)
葉山蓮子(仲間由紀恵)のモデルとなった柳原
白蓮(やなぎわらびゃくれん)が、嘉納伝助
(伊藤伝右衛門)の後妻に入り、10年間過ごし
ました。

旧伊藤伝右衛門邸は、明治期に建てられ大正期、
昭和初期に増築された近代和風建築物です。
(300円)(水曜休館)

土曜日ということもあり、NHK朝ドラの影響で
急増したという来場者で満員の盛況です。

入口の立派な「長屋門」は、福岡・天神の別邸に
あったものを移築したものだそうです。

長屋門に掛けてある表札は、飯塚出身の麻生財務
大臣の筆だそうです。

飯塚商工会議所のボランティアガイドさんが説明してくれます。

館内は撮影禁止なので、玄関前で買った地域限定
の伊藤伝右衛門邸の記念切手セットの写真で
ご案内します。

ステンドグラスは、下の切手写真の様に、
イギリスから取り寄せた「黒ダイヤ」と
言われる石炭のダイヤ模様です。



上の切手写真の表玄関を入ると、応接間は
マントルピースにステンドグラスの壁です。


2,300坪の敷地に300坪の豪邸で、畳敷きの廊下
は、下の切手写真の様に50メートルもあります。



また、回遊式庭園も見事です。


下の写真は、伝右衛門と蓮子の結婚式の披露宴の際のものです。




(伝右衛門の居間)


2階は白蓮の居室で、上の写真の様に、庭園
全体を眺望出来る位置にあり、銀箔の襖、竹
細工の床の間の天井など豪華で、伝右衛門が、
大正天皇の従妹の白蓮を迎え入れた際の雰囲気
が伝わってきます。
また、白蓮の希望を取り入れた九州で初めての
水洗トイレもあります。
彼女がこの家に嫁いだのは、白蓮25歳、伝右衛門
50歳の時です。
しかし、すれ違う白蓮と伝右衛門。

(NHK朝ドラ)
白蓮は7歳年下の雑誌記者・宮崎隆介と恋に落ち、
彼の元へ命がけの逃避行。
白蓮が伝右衛門に叩きつけたという「公開絶縁状」
が新聞上に公開されると、世情を騒がす大
スキャンダルになりました。

12月2日まで開催中の「花子と白蓮」展には、
白蓮の実筆の手紙、衣装等と共に、大スキャン
ダルを報じた当時の新聞などが展示されて
います。
また、世界遺産の山本作兵衛原画も常設展示中です。
せっかくここまで来たので、嘉穂劇場(かほ
げきじょう)に足を伸ばそうと思い、ボラン
ティアガイドさんに聞きますが、ここから
嘉穂劇場へのバス便は無いとのこと。

仕方なく、タクシーで1,200円くらいの嘉穂劇場に向かいます。
国の登録有形文化財、国の近代化産業遺産に指定されています。

上演が無い日は館内の見学が出来ます。(300円)
嘉穂劇場は、昭和6年落成で、1,200人収容
という、地方にしては驚く大きさの芝居小屋
です。

巨大な客席と贅沢な造りを眺めていると、かつて、
飯塚が炭鉱の街として、いかに活気に溢れ、
栄えていたか、眼に浮かんできます!

館内は、江戸時代の歌舞伎小屋のスタイルの
桟敷席と桝席があり、脇は花道です。

伊藤伝右衛門は、いつもこの辺りの席で見物していたそうです。

舞台の裏側や舞台の下も見学が出来ます。



上の写真の入口から舞台の下へ降りてゆきます。

下の写真は、奈落(舞台の下)で、人力で
回り舞台を回す装置です。



せり上がる装置もあります。

舞台の上も自由に見学出来て、写真は、舞台側から見た客席です。

次は2階へ上がります。

2階席は舞台まで遠いですが、高くて全体が見えます。

嘉穂劇場を出てバス停へ向かいます。
バー・キャバレーが延々と続く、嘉穂劇場の前の
繁華街の狭い道を抜けると、吉原町のバス停が
ありました。



ここで、福岡天神バスセンター行きの特急バスに
乗り、天神から10分の福岡空港へ向かいます。
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