ウォーク更家の散歩 (東海道、中山道、日光街道、奥州街道)

http://www7b.biglobe.ne.jp/~akamine/
中山道を歩く(完全踏破の一人旅)

伊東温泉(2/2):東海館(静岡県)  2019.12.29

2020-01-30 17:07:55 | Weblog

(写真は、伊東温泉・東海館の「お座敷文化大学」)

 

昨年の年末は、伊豆・伊東温泉の「曽我兄弟の首塚」にお参りしたあと、下の写真の木造三階建ての「山喜旅館」で1泊しました。

山喜旅館は、上の写真の様に外観はみすぼらしいですが、1階から3階まで通し柱10本で支えられた木造三階建ての由緒ある建物です。

大正時代に建てられた”ノスタルジックなこの温泉旅館”は、共同トイレで部屋にバスが無いので、最近の若い人には不人気らしいですが、私は好きです。

(同じ様な「木造三階建ての温泉旅館」については、熊本・日奈久温泉の「金波楼」、 群馬・四万温泉の「千と千尋の神隠しの舞台」を見てね。)  

昭和15年創業のレトロな造りと、リーズナブルな料金に惹かれて宿泊予約しました。(1泊2食付きの正月料金で13,200円)

写真は旅館の夕食です。

ここ伊東温泉は、全国でも5本の指に入るくらい湯量が豊富な温泉地なのです。

温泉の浴槽も、レトロなタイル張りで、塩味もあり身体が温まる温泉でした。

 

翌朝、山喜旅館を出て、すぐ近くの「東海館」の見学に行きます。

下の写真は、街の中心部を流れる松川べりから撮影した「東海館」です。

写真は、細かい細工を駆使した唐破風の玄関の荘厳な造りです。

テレビニュースでは、新年を迎える東海館の様子が放送されていました。

「東海館」は、昭和3年開業、平成9年まで、70年近く営業した歴史があります。

その後は伊東市に寄贈され、現在は、伊東温泉の観光文化施設になっています。(入館料200円)

また、映画「テルマエ・ロマエ」の原作第4巻にも、東海館がモデルとして描かれているそうです。 

この東海館で実施しているのが、芸者の着付けとお化粧をして作法を学べる「体験スポット・お座敷文化大学」です。

最盛期の昭和30~40年代には、伊東の町には750名もの芸者さんがいたそうです。

芸者の姿で温泉街の散策ができる「90分の芸者姿体験コース」(12,800円)と、お座敷のお稽古まで体験できる本格派の「お座敷お稽古1泊2日コース」(18,800円)の2コースがあります。  

「芸者姿体験コース」は、芸者のかつらを付け、プロによるメイクで、化粧と衣装の着付けをして、記念写真撮影を行います。

また、「お座敷お稽古コース」は、お座敷デビュー体験を目的とした体験で、着付をしたあとで、芸妓講座、作法、都々逸、踊りのレッスンを受ける本格派コースです。

写真は、三階の120畳の大広間で、ここでは、ご紹介した「体験スポット・お座敷文化大学」などが開催されています。

「東海館」は、当時の一流の職人達が、桧や杉などの高級木材や、変木と呼ばれる形の変わった木々をふんだんに用いています。

客室は、部屋の入口に屋根を葺いた一戸建て風になっていて、廊下には、様々な形をした飾り窓があり、その窓飾りで、部屋がわかる様になっています。

客室の廊下も、変木を配するなどこだわり抜いた造りです。

客室の書院の欄間や障子や飾り窓には、以下の写真の様に、幾何学模様や網干状などのデザインが施されており、最高レベルの職人の腕の結晶を見ることが出来ます。

(欅の階段)

(ガラス窓の隅は掃除し易い様に丸みを帯びています。)

(障子に帆かけ舟)

(投網)

(部屋から川面を見下ろす)

写真は、望楼で、伊東の街を360度見晴らせます。

東海館では日帰り入浴(入浴料500円)もやっていますが、大浴場は浴室が狭く、2時間待ちとのことだったので諦めました・・・

 


東海館を出て、伊東の繁華街の海女屋の海鮮丼(2,200円)昼食です。

別注文した下の写真の金目鯛の刺身(1,600円)が美味しかったです。

昼食を終えて、早目に帰宅しました。

(JR伊東線で伊東から熱海へ)

コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 伊東温泉(1/2):曽我兄弟の... | トップ | 房総・白浜温泉 (千葉県)... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東海館 (コスモタイガー)
2020-02-03 13:13:24
素敵な旅館、もとい、元旅館ですね~。
きれいに掃除されていて、今すぐ宿泊できそうです。
単なる観光施設というのは、ある意味もったいない…。
それにしても入浴料500円は安いですね!!
東海館は平成9年まで営業 (ウォーク更家)
2020-02-03 16:59:59
そう、東海館は、割と最近の平成9年まで営業していたので、市の職員による掃除も行き届いていて、今すぐにでも宿泊できそうな感じです。

いや~、もう少し頑張って営業を続けてくれていれば、私も宿泊したのに、と思いましたよ。

そうですね、今は、伊東市の運営する公共施設なので、入浴料500円と安く、観光客の入浴順番待ちの行列が出来ていました。
老舗の味わい  (iina)
2020-02-07 08:40:47
修善寺温泉といえば、コチラも天城越えに近いです。
更家さんには金目鯛の刺身をつけたご馳走でした。^^
                         伊東の老舗旅館も、「いまはむかし」ですね。
1月の旅は、秘湯巡りの仲間でしたが、3月はグルメの仲間と湘南の宿に泊まる予定です。

お座敷遊びは、大阪時代の上司が皆んなに見せたいと、部下を揃えて繰り出した経験があります。
浅草では、たいこもちの芸を十数年も三社祭で味わってますが、大勢を相手にする芸は限られます。
また、ひいきの客には警戒を緩めて披露する芸が逸品です。



今は昔の老舗の味わい (ウォーク更家)
2020-02-07 09:30:56
ええ、伊東の老舗旅館は、「いまはむかし」の栄華が偲ばれました。

そうですか、1月は秘湯巡り、3月は湘南の宿でグルメ旅の予定ですか、iinaさんもなかなか贅沢なスケジュールですね。

現役時代、上司に連れられてお座敷遊びですか、羨ましい限りです!

うちの会社はケチだったので、その様な経験をしたことがありません・・・

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事