ウォーク更家の散歩 (東海道、中山道、日光街道、奥州街道)

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中山道を歩く(完全踏破の一人旅)

嬬恋村 (群馬県) 2016.8.16

2016-09-03 22:05:41 | Weblog

(写真は、キャベツ畑の中の「愛妻の丘」)

先月のお盆休みに、万座温泉に1泊した翌日の
話しです。

翌朝は昨日の逆のコースで、万座亭を出てから、
西武高原バスで万座ハイウェーを経て、J万座
鹿沢口駅へ向かいます。

J万座鹿沢口駅からは車で、「嬬恋パノラマ
ライン」を北ルートから出発し一周しました。


暫く山の中を走り、その山道を抜けると、道路の
周りはキャベツ畑が続きます。



間もなく、写真の「愛妻の丘」に到着しました。






ここは、毎年行われる「キャベツ畑の中心で愛を
叫ぶ」の舞台らしいです。



上の写真のポストは、ラブレター専用らしいです・・・

愛妻の丘を出ると、見渡す限りキャベツ畑が
延々と続きます。




圧巻のキャベツ畑は、一見の価値がありました。


所々で収穫風景も見られます。

群馬県は、夏秋キャベツの全国収穫量の53%の
シェアを誇る日本一のキャベツ生産地です。

中でも、嬬恋村はキャベツの生産が盛んで、
群馬県内の生産の約9割を占めています。

嬬恋村では、4月から標高の低い畑から順に定植
していきます。

そして、夏秋(6月~10月)の約5ヶ月間、標高
の低い畑から順にキャベツを出荷します。





パノラマラインを北ルートから南ルートへ向って、
パノラマラインをほぼ一周してから、次に、
「鎌原(かんばら)観音堂」へ向かいます。

天明三年(1783年)、浅間山は大噴火しました。
何と!、噴火の音は京都まで聞こえたそうで、
噴煙は成層圏まで上ったと推定されています。

浅間山の噴火により土石流が発生、ここ人口
570人の鎌原村は一瞬で埋没しました。
鎌原村の570人の村民のうち、土石流の発生を
予感して、村の「鎌原観音堂」の石段を駆け
上がって助かったのは93人でした。


「鎌原観音堂」には、現在は、写真の様に15段の
石段がありますが、1979年の発掘調査で、大噴火
時は、その下に更に35段の石段があった事が
確認されました。

(この35段の石段は、現在は、噴火時の膨大な
 土石流によって、下の写真の赤い橋の下に
 埋もれています。)


そして、この35段の石段の発掘調査では、
更なる衝撃的な事実が発見されました!

現在は埋まっている35段の石段の下から一段目
から七段目にかけて、折り重なるようにして
倒れている二体の遺骨がありました。

この二体の遺骨は、二人とも女性で、若い人が
年老いた人を背負っている状態で発見されました。

家から走って逃げて来たのでしょうから、仮に
背負っていなければ、35段は登りきれた
でしょう。

”運命の石段”に足を掛けながら、あと少しで、
・・・なんとも痛ましい情景です・・・

後ろに迫ってくる土石流の音を聞きながら、最後
まで必死に背負ったまま、投げ出さなかった
のです。


(鎌原観音堂)


観音堂の横の上の写真の民家は「おこもり堂」と
いい、地元の人が毎日詰めて供養をしている
そうです。


鎌原観音堂の下には、上の写真の「三十三回忌
供養碑」が建っていました。

この碑は、生き残った93人の人達が、三十三回忌
の際に建立したそうで、碑の4面には、477人の
犠牲者の名前が彫られているそうです。

観音堂の脇の石段を上ると直ぐに下の写真の
「嬬恋郷土資料館」がありました。



浅間山噴火の資料や埋没した鎌原村から発掘した
出土品などを展示しています。

(入館料300円、水曜休館)

この資料館の展示資料の説明の中で、私が驚いた
のは、「村の復興策」に関する下記の部分です。

「生存者93人の中で、夫を亡くした妻と、妻を
亡くした夫を再婚させました。

また、子を亡くした老人に、親を亡くした子を
養子として養わせました。」

え、えッ~?、嘘っ~!、復興のためとはいえ、
江戸時代には、そんな結婚までさせるの?


当時の百姓は、結婚や養子縁組の際は、家筋とか
素性に非常に拘っていたそうです。

このため、生存者93人による復興に向けて、
これまでの身分や血筋を取り払い、生き残った者
同士で強引に祝言をあげさせた、とあります。

凄い話だなあ~・・・

嬬恋郷土資料館から万座鹿沢口に戻ります。



万座鹿沢口の町中で唯1軒だけ営業していた
ソバ屋で遅い昼食を食べてから、万座鹿沢口15:25
発の我妻線に乗り帰宅しました。

万座鹿沢口(15:25)→(15:39)長野原草津口(15:43)→JR高崎・我妻線[草津4号]
→上野(18:09)→JR京浜東北線→横浜
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世界鉄道博 (パシフィコ横浜) 2016.8.18

2016-09-03 20:12:50 | Weblog


(写真は、世界鉄道博のポスター)
鉄道ファンの私は、パシフィコ横浜で開催中の
「世界鉄道博2016」に行って来ました。
(9月11日(日)まで、入場料 1,500円)


場所は、地下鉄・みなとみらい駅の2階から直接
行ける「パシフィコ横浜」の展示ホールAです。




この鉄道博は、原鉄道模型博物館(横浜)の
4周年記念の一環です。

「原鉄道模型博物館」では展示されていない収蔵
模型を展示するとの事だったので行ってみたく
なりました。

夏休み中ということもあり、かなりの混雑を覚悟
して行ったのですが、会場が広いせいもあり、
拍子抜けするくらいに空いていました。

入館すると、壁沿いのショーケースに、原信太郎
氏が収集した約1,000両の鉄道模型コレクション
が、国別に並んでます。







展示エリアは、ヨーロッパ、北米、日本の3つの
ジオラマ・コーナーに分かれていて、「Oゲージ」
(オーゲージ=レール幅32ミリ)の鉄道模型が
走っています。

(普通よく見るのは、レール幅9ミリの
「Nゲージ」です。)





上記の3つのジオラマ・コーナーの奥は、色々な
国の列車が入り乱れて走る「シャングリラ鉄道」
の巨大ジオラマで、こちらも「Oゲージ」 の
鉄道模型が走っています。


他にも、機関車トーマスのコーナーや、乗車
出来るミニトレイン等もありました。




また、出口近くには、土産品コーナーがあり、
鉄道博オリジナル品や、各種鉄道グッズ、鉄道
部品等も売っており、ついつい買いそうになり
ました・・・





私見ですが、未だ「原鉄道模型博物館」へ行って
いない方は、この世界博よりも原博物館の方が
お薦めです。
原博物館のジオラマは、レトロな昭和の町並みが
再現されており、また、動力は、本物同様に架線
からパンタグラフで電気をとる仕組みです。

更に、原博物館の方は、鉄のレールと鉄の車輪で
本物と同じに作られているので、本物ソックリの
走行音が楽しめます。

(原鉄道模型博物館については、2012/7の「原
鉄道模型博物館」を見てね。)

これから、両方に行こうという方へは、両方の
セット券1,900円がお得です。


世界鉄道博を出ると、隣の展示ホールで、
「トミカ博2016 横浜」をやっていました。

こちらは、トミカの販売元「タカラトミー」主催
のミニカーの展示会で、毎年開催されています。

(今年の横浜トミカ博は、21日(日)迄で、現在
は既に終了しています。)

こちらは、世界鉄道博と違い、入場券売り場の前
は長蛇の列です。

迷いましたが、有名なトミカ博に一度も行った事
がないこともあり列に並びました・・・

入場料は1,000円ですが、この中には、入場の
ときに渡される下の写真の入場記念トミカ
「TDM スイマックス」の料金も含まれています。

入場記念トミカが3種類あり、ダイハツミゼット
もあったので、おじさんにとっては訳の分から
ないスイマックスよりも、ダイハツミゼットを
選べばよかったなあ~、とあとで後悔しました。


走り回る子供達の叫び声、ベビーカーを押して
走り回るお母さん達の群れ、赤ん坊の泣き声と、
会場内はほぼカオス状態です・・・

一番人気は、オリジナルのトミカが作れる
「トミカ組立工場」らしくて長蛇の列です。
これは、色違いのパーツから好きなパーツを選ぶ
と、組立のスタッフが目の前で組み立ててくれる、
という他愛のないものです。
また、運転席に座って写真を撮る「ドライバ
ー工房」など、何れも我々から見ると
他愛のないものばかりです・・・

他にも、人気のコーナーがあるみたいなのですが、
凄い混雑で、人の後頭部しか見えないので、何の
コーナーか分からず、ご紹介出来ません。
(ゴメンなさい。)
カオス状態の会場から一刻も早く逃れたく、
早々に出口へ向かいました・・・

本日、印象に残ったのは、世界鉄道博の閑散
とした風景と、異様に過熱したトミカ博の
風景でした。

鉄道ファンには、乗り鉄、撮り鉄、スジ鉄、
駅弁鉄、音鉄、収集鉄、模型鉄と色々とあります。
その中で、海外タイプの模型鉄は、一定のファン
層の間では人気を保ってはいるのでしょうが、
全体の比率からするとそれほど多くない
ということなのでしょうかね。
一方、大宮鉄道博物館、京都鉄道博物館、名古屋
リニア鉄道館の大人気からは、模型よりも実物に
人気があり、乗り鉄や撮り鉄ファンが多いことが
窺えます。
(大宮鉄道博物館については、2014/5の「鉄道
博物館(大宮)」を見てね。)
また、小さな子供達の間でのトミカのミニカー熱
が全く衰えていないことを感じました。

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