ウォーク更家の散歩 (東海道、中山道、日光街道、奥州街道)

http://www7b.biglobe.ne.jp/~akamine/
中山道を歩く(完全踏破の一人旅)

JR九州・後藤寺線「世界記憶遺産」 2014.3.18

2014-03-19 00:08:25 | Weblog

(写真は、昔の「手掘り」の採炭現場のジオラマ)
実家の熊本で急用が発生したため、先週の3月
13日(木)から、昨日・18日(火)迄、帰省
して来ました。
実家の熊本から帰京する際に、航空便の都合で、
熊本から福岡空港へ向かいました。
飛行機の待ち時間を利用して、鉄道ファンの私は、
以前から乗りたいと思っていたJR九州・後藤寺線
に乗って来ました。
また、後藤寺線の終点近くの博物館には、「世界
記憶遺産」の絵画が展示されていますので、
こちらも楽しみです。

JR博多駅から筑豊線に乗り、新飯塚駅で、後藤寺
線に乗り換えます。
後藤寺線は、新飯塚駅が始発で、終点の田川
後藤寺駅まで、ワンマン・1両で、僅か20分の
短い路線です。(博多駅から後藤寺駅まで910円)





(田川後藤寺駅)



また、田川後藤寺駅は、ピンク色でカラフルな
平成筑豊鉄道の始発駅でもあります。
博多駅→ (JR筑豊線)→新飯塚駅→(JR後藤寺線)
→ 田川後藤寺駅→ (西鉄バス)→ 石炭記念
公園口


バス停・石炭記念公園口から徒歩5分の「田川市
石炭歴史博物館」(210円)に入ると、明治から
昭和初期に炭鉱で栄えた田川市の炭鉱遺跡が
見学出来ます。(月曜休館)

博物館に入ると、パワフルでレトロな”炭鉱の町”
へタイムスリップします!!


ホントに、当時の炭鉱町の活気ある懐かしい
雰囲気が伝わってきますよ!


私も、台所に立つお母さんの人形の姿に、子供の
頃の母の姿を思い出しました。

炭鉱住宅の間取りが再現され、当時の暮らしを
見ることが出来ます。


以下は、昔の採炭現場の「手掘り」のジオラマの
写真です。



今日の日本の繁栄、我々があるのは、この人達の
ご苦労のお陰だと思いますね。
女や子供も重労働を強いられた過酷な作業現場
です!

(近代的な採炭現場のジオラマ「機械採炭」)


(地下深部の石炭を採掘するための竪坑の巻き上げ機)


(竪坑の動力用として設置された蒸気機関の排煙用
煙突:高さ45メートルのレンガ造り「二本煙突」)

(炭鉱夫の像) 

(三井 田川伊田抗 模型)


上の写真は、土産物屋の「石炭ソフトクリーム」
です。黒い色は竹炭でしょうか。(300円)
店員さんが、口の周りが黒くなるかも知れません
が、水で洗うと直ぐに落ちますよ、と説明して
くれます。石炭ソフトは、見かけに寄らず美味し
かったですよ!

また、ここの博物館には、世界記憶遺産の「山本
作兵衛」の絵画が展示されています!
平成23年に、山本作兵衛コレクションが日本最初
のユネスコ世界記憶遺産に登録されました。
昨年、藤原道長の「御堂関白記(国宝)」と、
支倉常長の「慶長遣欧使節関係資料(国宝)」が
登録されたので、国内では、現在、3点になりました。
海外では、有名なイギリスのマガナカルタ等の他、
最近ニュースになったオランダのアンネの日記等
が世界記憶遺産に登録されています。

山本作兵衛は、明治25年に福岡飯塚市に生まれ、
7歳から63歳まで炭坑で働きました。
昭和30年代、筑豊のヤマの灯が次々と消えてゆく
中、筑豊炭田の記憶を後世に残そうと、1,000枚
を超える炭鉱記録画の制作を行ったそうです。

自らの体験のもと、筑豊の炭鉱の仕事、それを
取り巻く生活、社会情勢などを詳細に描いた
墨絵と水彩画です。

絵の余白に書き込まれた解説文により、筑豊の
ヤマの情景が蘇ります。
丹念に書き込まれた絵の記憶力の確かさに驚き
ますし、力強い筆運びに、何としても記録に
して残したい、という執念にも似たものを
感じました。

絵画は撮影禁止のため、上の写真は、開館30周年
記念の「世界記憶遺産展」パンプレット(800円)
を撮影したものです。


博物館の帰りは、西鉄の特急バス(1,450円)で、
福岡空港の近くの繁華街まで戻ります。
石炭記念公園口→ (西鉄バス:ノンストップ) →
天神バスセンター→(地下鉄)→福岡空港
コメント (8)