忙中 A 閑話

 近頃、皆様妙に忙しい。忙しすぎるのはあ・かんわ(*^^*)
 無駄話でも致しましょ。

今宵敢えて暗きを求む

2006-11-11 04:07:10 | Diary
12日、子ども達は狛江市の市民祭りのステージにのっけて頂く。
今回は何もないかなぁ、と思っていたんだけど、
結局、成長著しい6年男子のために、いつものゴム入りニッカボッカーズパンツを製作。(笑)
楽勝のはずが。
あまりに初歩的でしばらくは立ち直れないミスを。○| ̄|_
気を取り直して、なんとか事態は収拾。
今回は、成長を見越して裾はカフス仕立てのボタン留めにした。

これから、大慌てで娘のレッグウォーマーとちびのバレエバッグを作る。
まぁ、バッグはついでに作っておこうかな、ってだけだから、
無理しないで置こう。(笑)

なんだかんだで、いつも切羽詰ってから取り掛かるなぁ。
体と相談なので。
レッグウォーマーはもう面倒だから買っちゃおうかと思ったんだけど、売るほど布があるのにこんな簡単なもの作らなくてどうすると思いなおして。
ああ、でももう糸替えすらめんどい。

ニッカーズ縫ってて思った。縫うのはいいんだけど。
ゴム通しが妙にやりにくいのは、指の痺れのせいだ。
縫い上げたあと、名前をつけたり、目印の糸印をつけたりは手縫い。
糸は通せるし、縫うのにはあまり支障がないけれど、テーブルに落ちた針が拾えない。
それから、ミシンのタッチパネルが調子悪いのかと思ったら、
ちがう、調子悪いのはあたしの指の方だ。
感覚がないから微妙な位置と押し加減がわかってない。
試しにスティック式の消しゴムで軽く押してみた。パネルの調子は良好。
でも右は手術してないのに。
頚椎症のせい?それもある。でもそれだけじゃない。
何度もレントゲンを撮って。痺れの部位と程度はわかってるもの。
ほんのちょっとだったのに、毒は私の体にまだ残ってる。
ってことは、効いてもいるんだと信じよう。
じゃなきゃやってられないさ。(笑)
いつも左足はぶらんぶらんだ。
足首がしっかりしていないので、すぐ挫いちゃう。
いつもアキレス腱と踝が腫れてるよ。
先生に言ったけど。
病院は混んでるから、1年目の検査と一緒に何もかも見ましょうって。
まぁ、まとめてもらった方が助かる。
月をまたぐと医療費補助が...。
でもまた大金が飛んでいくぞ。
骨で1.8万MRIで2万、CTと超音波でいくらだろう。
そうなると血液検査なんてもう消費税みたいなもん?
ちっきしょう、貧乏人は辛いなぁ...。

ものすごく調子がよくて、痛いところなんて何にもない
左胸がないのと腕の麻痺感以外には病気の事なんて忘れていられる、そんな日もある。
逆に、歩くのも座るのもじっとしてるのも痛くて痛くて痛くて朝まで眠れない日も。
歯痛みたいに。
そんな日々がギッタンバッコン。
明日蓋を開けたら、どっちが出てくるのかあたしにもわからない。

明日はたち野まつり。
なにも手伝えなくてごめん。<m(__)m>

ああ、早く普通に戻りたい。
でも。普通ってどんなだったんだろう。
詰め物をしなくても服が着られて、腕がちゃんと上がって、
指がちゃんと曲がって、考え事しながらでも階段下りられて、
何か思い出しても泣かずに済んだ...。

はらたいらさんが亡くなった。
漫画もTVに出演していてもとても好きだったので、寂しい。
ご冥福をお祈りします。

とあるメーリングリストに参加?している。
夏に昔の同級生の訃報が流れた。
とても秀才だったという事と当時の友人が恋焦がれていた事くらいしか覚えていないけれど。
ご自分の命の灯をみつめつつ数年にわたる闘病の日々だったと。
その死を悼み冥福を祈るメールの、行を変えただけでゴルフの集いの呼びかけ。
つと、胸をつかれた。ただただ泣いた。
以来、その生き続ける人たちの躍動感がつらくて読むのはやめた。
決して責めているのではない。ただまぶしいだけ..。
読まないメールが別フォルダーに溜まる。
まぶしく生き続ける人たちとあたし、それぞれに流れる別の時間のように。

つい先日、SNSでとあるコミュの管理人をなさっておられた方が亡くなられた。
末期の癌をご家族への愛とご自分の料理の腕で克服しようとなさっていたけれど力及ばず、旅立たれた。
つらくて。話していても笑っていても喉の奥に塊があって。思い出すと涙が吹き出る。
お会いした事もない。たった数回の文章での会話。
それでも人はこれほどにその死を悼む。たぶん、あたしだけではなくたくさんの人が。
ここのところ、幾人もの人の死があたしの胸を噛んでいる、
なくなった乳房を突き刺すように。時折、死が胸を刺す。
あたしの愛すべき癌友さんたち。
あんたたちは絶対にあたしより先に死んじゃいけない。
そんなことがあったら、あたしはきっと泣き暮らす。
あたし?ああ、あたしは死なない。
だって憎まれ者世に憚るって言うし。(笑)

ちょっと暗い話になった。
じゃ、もっと暗いところ行ってみよう。

登場人物:豚児一号(性別:女児、以下、豚美)・豚児二号(性別:男、以下、豚二)・けせら

豚美 「今度ね、百人一首大会やる事になったんだよ、図書委員会で。」
けせら「へぇ。あんた、覚えてんの?大丈夫?」
豚美 「大丈夫、図書委員だから。読む方だから。」
けせら「さよですか...。(ーー;)」
      ・
豚二 「百人一首大会って、こわくね?」
けせら「なんで。あんた、覚えてないから?」
豚二 「百人も居るのに首たった一つだよ。めちゃくちゃこわいべ。」
けせら「どぁほっ!そーゆー意味じゃないっ!」il|li ●| ̄|_

豚美「ばっかだねー、百人が一人になるまで首ちょん切り合う大会だと思ってるんだよ、きっと。じゃあ、ほとんど首なしニックはどうなるのさ」
けせら「そーゆー問題でもないっ!」○| ̄L・・・_○/\_・・・_○__

ああ、暗い暗い暗いところにいるあたし...。(爆)




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3 コメント

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Unknown (オレンジの補助メモリ)
2006-11-11 17:47:01
今日は久々に姐さんに会えて嬉しかったよ。
4年生の合唱も、ウチの坊主以外はとても良かったし。
いや、合唱を邪魔しないようにクチパクで誤魔化せてたって意味では良く出来たのかも。
なにせ、ヤツは声も音程もジャイ○ンだから・・・(爆)

遊友のことでは、姐さんに謝られることなんて一つもないからね。
逆だよ逆。体調がシーソーのようなの分かってて、去年の資料よこせとか、バランスボール貸せとか、
私のほうが未だにおんぶに抱っこで申し訳ないったらありゃしない・・・m(_ _゛)m
返信する
Unknown (もりこ)
2006-11-11 09:49:29
調子が良い日と悪い日がギッコンバッタン・・・

ああ。すごくよく分かる。
アタシも朝になってみないと分からない。

指が動かない日はカウンターに立ちたくない。
いつぞやのお客さんの一言が頭から離れない。
「あんた指おかしいと?」

夜になったらハイハイしながらトイレ行くし。


あのコミュの管理人様の死も
一瞬頭の中が真っ白になって
今でもあのプロフィールを読むと
涙が止まりません。

あたし達のように、病魔がいつ悪戯するのか
戦々恐々と生きながらも
先日の竜巻のように、突然命が奪われたり。

死ってなんだろう。

なんだか分からなくなってくるよー。

でも生きなくちゃ。
生きていられるんだから
頑張らなくちゃだね。
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Unknown (pen@なー)
2006-11-11 07:04:09
テーブルの針取れないです。
今までなら楽勝だったことが出来ません。
糸をほどくのに指に糸が巻き付かなくて悔しくて。
タキソールがあたしに何をしてくれたのかと思う。

再発防止率を8割から9割近くに引き上げる。
その本の数%の為に大枚投じて毎週通って。
先生からもホルモンがネガティブだからこれはがんばろうって言われて。

指先を使うあたしには。
生きててこそと思いながらもすごく辛いです。

あたしも。
憎まれっ子だから大丈夫。
きっと。

そう思いつつ。
ふとしたときに死というのは側に居るんだと感じます。

縫い物をしようって。
したいなーと思えるようになるまで治療終了からほぼ半年。

がんばるよ。
一緒に居たいです。
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