忙中 A 閑話

 近頃、皆様妙に忙しい。忙しすぎるのはあ・かんわ(*^^*)
 無駄話でも致しましょ。

朝日新聞 日本人脈記 「ブラックジャックたち」に思う

2006-07-04 10:13:41 | Pink Ribbon
朝日新聞夕刊のニッポン人脈記 現在のシリーズは「ブラックジャックたち」。
昨日の掲載記事に取り上げられた人物は、
94歳という高齢の医師とその門下生。
問診と聴診の達人だそうだ。
聴診器が使えぬ医師、検査データに頼る医療を嘆く。
問診と聴診で患者の心と体の声を聞いてくれたら、
苦痛に喘ぎつつ、検査に振り回される重病人がどれほど救われることか。

かたや、医師のトレーニング機関の理事長と理事。
共にアメリカで修行したり、医師・教授として勤めたり。
やはり検査漬けの日本の医療に異を唱え、
「日本の医療の半分は無駄」と。
さらには、「なんと簡単に薬を出すのだろう
まさに。
病に落ちた途端、薬に次ぐ薬で体は声無き悲鳴を上げる。

この記事の結びに、
「日本の医師は根本的な病気の診断をせず、症状ごとに対症療法的に薬を出すことが多い」と。
そして、「派手な手術をするわけではなくとも、的確な診断ができる医者たちもまた命を救うブラックジャックだ」とある。

まさに、まさに。
的確な診断なしに、なんの手術か?


十数年前。
娘を産みに実家に戻ったとき。
母のあまりのやつれように驚き慌て、放置していた父を責めつつ、病院に連れて行った。
近所の内科医で、市民検診という名の下に各種検査を受け、腎機能不全を発見。
泌尿器科に紹介してもらい、早速診察に連れて行く。
このとき、既に、腎臓が働いていないため、むくみ・味覚異常・微熱・だるさなどが大きく症状として出ていた。
検査の結果、やはり腎機能不全だが、原因がわからないから、
"とりあえず"腹部に穴を開けて、管を通し尿を体外の袋に取るようにして、"とりあえず"腎機能を回復させましょうという。
母自身はもうすでに諦めたように、医者が言うならしかたがないと俎板の鯉状態だ。
体のだるさが無気力に拍車をかけている。
冗談じゃない、と怒りを抑えつつ、
とりあえずとはいつまでか?
原因はどうやって解明するのか?
日常生活や入浴などの際の感染症の心配はないのか?
と尋ねる。
医師からは明確な答えはなく、とにかくこのままではよくないから、
「とりあえず、とりあえず」を繰り返す。
我慢しきれなくなって、とりあえずじゃ困ります、と言い切り、
原因も判らないのに体に穴を開けて、それで済ませてどうするんですか?
と詰め寄る私。
医師はしどろもどろに言い訳を繰り返す。
とうとううちでは調べようがないからと、渋々総合病院への紹介状を書いてくれた。
で、総合病院では、さんざんっぱら調べまくって原因がわからず、最後にまさかで検査した婦人科で卵巣嚢腫が見つかったのだった。
肥大した嚢腫が尿管を圧迫変形させ、尿の排出を阻んでいた為、腎臓が腫脹し機能停止していたのだ。
その年、母は卵巣を摘出し、尿管にステントを入れ腎機能の回復を図った。
以来、私は先行きの見通しなく、とりあえずを口にする医者を信用しない。
とりあえずはこの先どうするかを見定めた上で使う言葉である。

華麗にメスを振るうだけではないブラックジャック先生が増えてくれることを心から望む。




眼科外来 中間結果

2006-07-04 10:07:35 | Pink Ribbon
複視の検査の件では、ご心配をお掛けしているが、
MRI検査の読影結果が出るまでは診断は保留。
今までに眼科外来で5人ほどの医師に見て頂いている。

家の中にいると平気だが、外に出ると目眩がする。
日によっては、遠目の物が二重写しにぶわぶわ動くので気持ち悪くなる。
症状としては、開散麻痺と言って、遠くを見るときの筋肉が麻痺しているらしい。
もしくは内斜視かも、とのこと。
これも斜視の詳しい検査が終わるまで不明。
とりあえず、毎回必死に目を凝らして、病院に行く。
時々2車線が4車線道路になる。(^^;)
でも、昼間は何とかなる。
夜は、前から来る車のヘッドライトと、流れる街灯の明かりが複視されるので
ミレニアム・ファルコン号ハイパー・ドライブ状態。
まじに怖いです。
子どものお迎えは友人たち頼りまくりです。

それにしても、大学病院、眼科も待つ。へろへろだ。目の中ピカピカだ。
んでもって、何は何でも、手術だけはいやだ。怖いよー。
帰ってくると死んだように寝る。
疲れて起きていられない。たぶん目のせい。
体は、以前に比べると、家の中にいる分にはずいぶん楽になっている。

とりあえず、昨日のところは斜視の検査予定を入れてもらう。
読影の結果、転移がなければ、様子見で自然治癒の可能性を待ち、
ダメならプリズム眼鏡、ひどくなれば手術。
脳の腫瘍が原因ということでなければ、結構自然に治るらしい。
だったら、嬉しい。



リハビリ医療の打ち切り反対の署名活動へご協力のお願い

2006-06-25 00:17:26 | Diary
残り時間が少ないので、手短にお願いです。

6月26日午前9時以前にこの記事をお読みになっている方は
とりあえず、以下をご参照下さい。<m(__)m>

http://my.reset.jp/~comcom/shinryo/tada.htm

突然の脳出血や交通事故は決して他人事ではない。
また喫煙や排気ガスによる呼吸器障害もしかりである。
この改正は、リハビリの継続により、回復が見込まれる場合でも、一部の疾患を除いて、
一律に日数のみ(最高180日)でリハビリテーション医療が打ち切られる
という非人間的画一的なものである。

病による重い医療費負担の上に、自己負担によるリハビリということになれば、
生きる気力を失うのみならず、寝たきりになる患者もどれだけ増えるかわからない。
寝たきり老人を減らし、障碍児にもできうる限り、普通の教育をという
本来目指すべき福祉の視点から大きく外れるものと思う。

上記をお読みになり、また以下をご参照になって、ご賛同頂ける方は
是非署名運動にご協力お願いします。
http://www.craseed.net/

寡聞にしてこの運動を知るのが遅く、明朝6月26日午前9時までという期限までに
残すところ数時間ではあるが、一人でも多くの方にこの現実を知って頂き、
ご協力頂けたらと、このbrogに記載します。

コッペリアはマジックアイ・エクササイズで

2006-06-19 01:55:45 | Ballet
6月17日(土曜)
石村容子先生のスタジオのバレエ発表会。
曜日は違うがレッスン場所が同じなので、なにかとお世話になっている。
今回はコッペリアだというので、大いに楽しみにして出かけた。
ゲストは志村昌宏さん他のフリーの方と小林紀子バレエシアターから中尾充弘さんも。
プリマダム初回の公演シーンに出ておられた方だとか。

着いてすぐ、うちの先生と後援会からのお花をcheckするも見当たらず。
あわてて、会長のところに電話して、お花屋さんに確認してもらったが、
結局、開演前には届かなかった。
他にも同じ花屋に頼んでいた方がいたらしく、5時過ぎには
先生とゲスト宛のお花のテーブルがぎゅうぎゅうの目白押しになってしまってた。
最初バランスよく配置してあったお花も、飾るというよりただの花置き場みたいに。
開場前にちゃんと届いていれば、スタッフの方も
ちゃんと見合った数のテーブルを用意できたんだろうに。
発表会のスタッフはほんとにたいへんなんだから、無駄な手間掛けさせんな。
(妙にリキ入っております。(笑))
でも、石村先生にも失礼だわ。<花屋

さて、肝心の発表会のほうだが。
どんなもんかと心配していた息子もなんだかんだで最後までちゃんと見た。
幕が下りる度に「そして裏には火の用心」と言っていたのはお笑いだが。
初めての発表会で見た緞帳裏の「火の用心」がよほど面白かったのだろう。
その坊主もさすがに、グラン・パドドゥには感動したらしく真剣に拍手していた。
やはり目が行くのは男性舞踊手らしい。
娘の方は、3月のおさらい会でコッペリアからの抜粋を
先生に振り付けして頂いて踊ったので、ことさら真面目に観賞。
たいへんよろしい。(笑)

で、私はというと。
なんてことなのっ。
暗くなる。幕があがる。舞台のみ明るい。
目の焦点が合わない。
私ゃ眼科医のパラパラwithペンライトを見にきたわけではないっちゅうのに。
二重視状態...。
舞台上にダンサーが多いこと多いこと。
8人のコールドが16人に見えちゃうのはともかく
パ・ド・ドゥがパ・ド・カトルに見えるのには参った。
とにかく目が慣れるまで瞬いたり、こすったりして、なんとか両目の焦点を一致させる。
もうほとんどマジック・アイ・エクササイズ。(笑)
二人のスワニルダが一人に合体するまでがたいへん。(^^;)

それでもとても楽しく見てまいりました。
こちらの発表会を見に来るのは3年ぶり。
知り合いのお子さんの上達ぶりには感心したし、
小さい子の踊りもとても可愛かったし。

できるなら、毎日をこうして楽しんでいきたい。
いやな事はとりあえず目の前のものをやっつけるしかないから。
取り越し苦労をしても始まらない。
なにもかも診断がおりてから考えよう。先ずは検査だ。

トンボのメガネと診断は玉虫色

2006-06-18 06:02:29 | Pink Ribbon
さて、メガネ屋でのこと。

運転用のメガネが壊れて久しく、室内用で間に合わせていたのだが、
この半年何かとめまぐるしい上に、治療にかかった費用も馬鹿にならず
そのうちに禿げちまったので、出かけるのも億劫で1日延ばしにしてきた。
夜の運転がしにくくなってきて、これではいかんとやっと腰を上げたのだが。

「さぁ、じゃ、両目で見ていただいて。どうでしょう?」
散々時間をかけた検眼が終わり、目にあてがった機械の片側のシャッターがあがる。
で、両目で眺めてみると、くっきり見えるはずのCの字のあっちむきやらそっちむきが、
目の前で狂喜乱舞している。というか、右往左往している。
テレイドスコープ状態。
そのことを告げると、あわてたように検眼担当者が言う。
「うーん。この状態で両目の方が見えにくいという事ですとね、
このままではうちでお作りできないんですよ。
斜視の可能性がありますので、眼科で診てもらって処方箋をお持ち頂かないと...。」
というわけで、むなしく帰宅。
実を言うと、かなり前から物が二重に見えるという自覚症状はあった。
疲れ目かメガネのせいと思っていたのだが。
とりあえずgoogleで検索してみるが、あまりよい話は転がっていない。
主治医に連絡することも考えたが、診察に行ったばかりでもあるし、
状況証拠?のみでは取り合ってもらえない可能性もある。
というわけで、翌日16日金曜、早速眼科に行く。
これも検索して、乳腺外科で通っている大学病院につながりのある眼科を選んだ。
まぁ、話は手っ取り早いに越したことはない。

で、診察の経緯だが。

とりあえず斜視の所見はない。
複視の原因は幅広く特定しにくいが、癌患者ということがあるので、
転移がまぁ心配ではあるでしょう。
ただ、断定はできないけれど、僕としてはこの状態なら、
重大な障害が脳にあるというより、抗がん剤による筋力低下と
眼精疲労のせいかなと思うんですよ。
とにかく抗がん剤にはなにもかもがやられますからね。
ただ患者さんのお気持ちもあるのでね。
検査のための紹介状書くのは簡単なんですけど、どうします?

最初はそういう話だったので、とりあえず来月の通院日まで待って、様子を見て
乳腺外科の方から眼科にまわしてもらう事にした。

で、眼科で検眼してメガネの処方をしてもらうことにした。
またしても検眼後。
遠近両用にセッティング後、しばらく本でも読んで具合を見てくださいというので、
待合室で雑誌を読む。
左のページだけがぼやける。
それを検眼担当の看護師?に伝えると、診察室に入っていった。

いきなり先生がやってきて視野検査をしろという。
それから視野検査。
途中で居眠りしそうになっちゃったよ。
いや、したかもしれん。(^^;)
看護婦さんに声掛けられてハッとしたもん。

しばらくして再度診察室に。
視野検査は問題なし。
今度はなにやら赤いレンズを片目にあてがわれて、ペンライトを見ろという。
見事に3cmは離れて見える。
それを告げると先生、そこいらじゅうにペンライト振り回し始める。
どこを見ても白いのと赤いのと二つずつ見える。
結構長い時間振り回してる先生。
うーん、今日はトドじゃなくて竿の先に止まったトンボの気分。
目は回らないけど、複眼になったかも。(笑)
ところが、そのうち、魔法のように二つの光が一体化した。
あとはもう先生がどれだけ振り回そうと光はひとつのままだ。

ひとしきり先生のパラパラwithペンライトのお相手をして、さてそれから。
先ほどとは打って変わって、やっぱり紹介状を書くから
なるべく早く大学病院へ行けという。

やはり、機能性の障害があるという。
原因の特定はここではできない。検査機器がない。
私の場合は、自覚症状はあるが、永続性・持続性がないので
医師が症状を捉えるのが難しい。
原因として考えられるのは、言いにくいけど早い話が脳の悪性腫瘍。
上顎部周辺の悪性腫瘍。
他に重症筋無力症。
そのほかはあんまり覚えてないけどとりあえずいろんな病気。
一番軽い原因の場合、抗がん剤による筋力低下。
早い話が、抗がん剤によって隠れ脳梗塞のような状態が
引き起こされたということらしい。

で、とにもかくにも紹介状を貰い、月曜には早速大学病院に行く。
まだ、あまりショックを感じていないのは、気持ちが麻痺しているからなのだろう。
原因も特定できないのに騒いでも仕方ないし。
ぼんやりと心が空中に取り残されているような気分だ。
一寸先は闇、というけれど、ほんとにそうならいやだな。(苦笑)

ペンギンと白熊は16度がお好き

2006-06-17 03:56:33 | Pink Ribbon
6月15日(木) 通院の日。

ちっとは先に進めるかと思って出かけてみたが、結果は真っ赤
肝臓の数値はさらに悪くなっている。
今までで一番悪い。(号泣)

で、診察室で。
医「なんか、おかしいなー。だめだねぇ」
け「なんで?体調悪くないよ。こないだひどい風邪引いたけど。」
医「うーん、わからんなー。だけど、B型肝炎じゃないって肝臓の専門家が
  言ったんだろ?」
け「うん。いやな奴んとこに夜中に忍び込んで、私の血を入れても
  死なすのは難しいって、言ってたよ。 まじめな顔して。」
医「おお、どこ見てるかわかんない、こーんな顔(メガネの真似しつつ)してだろ?」
け「つか、ずっとPCに向かって話してた。患者はこっちだっての。」
医「わはは。そーか。こないだエレベーターで会ったときも、ああいうことは(擬似陽性)は
よくあるんだって言ってたんだよ。こーんな顔して。
  それにしてもなー、なんにもしないでこのまんまってわけにもいかんしな。
  よし、本格的に肝臓治そう。」
(早いとこ、そうしてくれよ、全くもう)
け「はい、お願いします。」
医「うん、このまんまほっといて、けせらさんが怒って、おれの寝てるとこに
  忍びこんで、悪い血入れられても困るしな。」
け「先生がどこに住んでるか、知らないし。んな、めんどくさいことするなら
  一気に首絞めますって。」
  (でも、先生、あーた、首ないんですけど。(爆))
医「まぁ、そーだよな。んでもなー、おかしいなー、痩せたんだろ?」
け「ちっとだけ。誤差の範囲。」
医「んんん、そーかぁ。」
け「んでも、先生。大丈夫。これから夏だから。夏は痩せんの、わたし。
  北海道出身だからね。この沼みたいな暑さと湿気には耐えらんないの。」
医「えー、北海道なの? どこ? 札幌? 札幌暑いじゃん。
  おれ、釧路がちょうどいいの。16度くらいね。」
け「16度いいですよね。冷房設定28度とかいうとこ行ったら殴りたくなるよね。」
医「28度なんて冷房じゃねーだろ。」
看「官公庁は28度です。」(きっぱり)
医「そんなの冷房じゃないよ。扇風機じゃねーか。」
け「うんうん、潔くないよね。冷房設定は19度がいい。」
看「冷えますよ。」
け「だからいいんですよ。うちじゃ夏は私とおんなじ部屋には誰も来ない。」
医「おれも手術中は16度16度って頼んじゃう。暑いのはたまらん。」
け「あはは、いいですねー16度。私、うちじゃペンギンって呼ばれてるんです。」
  (最近はトド。(^^;))
医「うほほ、おれ、白熊。 白熊って呼ばれてんの。」(先生もかなりトド。)
看「ペンギンに白熊ですかぁ。」(看護婦はツル。)
医「そうそう冷房はやっぱり白熊君だよ、な~。」
け「え、あ、はい。」(CMかい!)
医「というわけで。(どこが?なにが?だ)薬出すから。
 飲んで。なんだか、何科に来てるんだかわからなくなってきたけど。
 まぁ肝臓治そう。薬出して金儲けでもしておこう。」
け「はーい。でも先生、肝心の腫瘍マーカーは?」
医「そっちは平気だよ。ほら、色ついてないだろ? やっぱ赤い方が興味引くだろ。」
(あの、興味の問題じゃないんですけど...。)

という何がなんだかわからん漫才をかまして帰ってきました。
肝臓の数値がすごーく悪くなってたのは気になるけど、
薬も出たことだし、腫瘍マーカーは上がってないし。
まぁ、気長に行こうと。
そう思って、以前から気になりつつ、放置していた視力低下。
ついでだからと、帰りにメガネ屋に寄りました。
そしたら、そこにまた新たな展開が待っていた...。


第5回 ふれあい音楽会

2006-06-15 02:36:54 | etc.
今週始めは、久々に管理を任されているZの会HPのメンテをした。
といっても、ポスターデザインをしてくださる方が別におられるので
私はそれを扱いやすいように少し変えて、htmlに載せるだけの事なのだが。

「ふれあい音楽・Zの会」は、以前子どもの通う小学校におられた校長先生が
教員生活を退任後に作られたボランティア団体だ。
未来を担う子どもたちの心を豊かに育てるには良い音楽に触れることが一番との
お考えから生まれた。
年に二度、入場無料のコンサートを開催している。
スタッフのほとんどが子どもたちの保護者の方々で、私はお手伝いといっても
あまり役に立たないので、細々とサイトメンテだけさせて頂いている。
活動費とコンサートの開催費用のほとんどは、主催者である庄子氏の私費で
賄われる。
営利目的ではない上に、庄子先生えらく無欲恬淡な人柄なので、ささやかに
続けている賛助会員の募集もあまり熱心には行わないというのが、モットーだ。
(無欲すぎだよ、と友人たちの突っ込みも多々あり。(笑)
 ちなみに、賛助会員は年会費1000円ぽっきり。コンサートのご案内つきです。 )
こういう活動って、歓迎はされるけど、援助はない。
それが普通ってのがちょっとさみしいね。
文化的活動をもっと応援してくれろ。>行政

5回めになる「ふれあい音楽会」の次の開催は7月23日(日)だ。
今回の出演者は、教鞭を取りながら音楽活動を続けている地元出身の
千葉竜太氏をはじめとする若い世代である。

前回は、邦楽で津軽三味線だった。
サイトの会場風景のページにも書いたけれど、とても新鮮で感動した。
和のものに触れる機会はあまり多くないが、いいものはやはりいい。
そのうち、子どもたちを歌舞伎にも連れて行かなくちゃ。

今回は、ピアノと弦楽器のアンサンブルだ。
演奏予定を見る限りでは子どもたちにも親しみやすい曲ばかりのようだ。
今から楽しみである。
今回のコンサートは、聴き手にはもちろん、出演の方々にもよい機会に
なるのではないかと思う。
きっと今頃は、来月の開催に向けて、練習に余念がないんだろうな。
別にお仕事を持ちながら、人前での演奏のための時間を捻出するのは
さぞたいへんなことだろう。

開催場所は、ハーモニーホール座間 小ホール
お近くでお時間のある方は、当日、是非聴きにいらしてください。
もちろん、入場は無料です。

詳しいご案内はこちら。
ふれあい音楽・Zの会







忘れられた不死鳥の騎士団は謎のプリンスと共に蘇る

2006-05-20 02:26:58 | Books
今週は家庭訪問週間。
家庭訪問2連荘とパリポタ一気読みで疲れた。
それも不死鳥から間が開きすぎて細かいとこ忘れてるもんで
謎のプリンス読んだ後、不死鳥の騎士団も一気に読み返し。

んんん、内容は....。
まぁその、なにだ...。
思うに、あー、いー、うー、このままでは終わらんのではなかろうかと...。
とはいえ、結末があまりに陳腐なのも困るが。
まだ読み終えてない方もおられようし、思うところもあったりなかったりで
思いっきり奥歯に物の挟まったような言い方だな。

で、とにかく疲れたので、診療の結果はまた後日。


改善の兆しあり

2006-05-16 00:02:11 | Pink Ribbon
気がつけば、もう5月も半ば。
またも、無駄に日を費やしている。

さて、5月11日。木曜は通院の日。
で、「死なせるのは難しいかも」の内科医の診療。
前回の血液検査、その後のエコー検査、そのまた後の血液検査の結果、
めでたくB型肝炎の所見はみられず。
やったー!!

で、医者が言うには、
「ウィルスがいないっていう証明は難しいんですよ。掘ってみてないんでね。」
掘るっていうのは肝生検のことらしい。
をい! 私の肝臓は井戸でも炭鉱でも「おい森」の地べたでもないっつうの。

「でもまぁ、再検査では抗原・抗体とも陰性ですし、とにかく現状ではB型肝炎の所見はないです。ちょっとだけど、肝機能もよくなってますね。
 あ、脂肪肝は脂肪肝ですがね。」
浮かれ陽気な医者じゃあないので、ふぉあぐらちっくなんてことは言わない。
「体重変化しました?」
しませんっ。きっぱり(^^;)
あ、でも連休に結構ウォーキングしました。

「あー、それがいい方に出たんですかねー。
 歩くのがいいんですよ。それとね全体にカロリー落としてね。薬飲まないで。」

ふんっ。今までと一緒じゃん。
といいつつも若干ながら肝機能改善は嬉しい。
で、今週18日の乳腺外科診療日に向けて、早朝ウォーキングなども始めてみた。
が、もう、それだけで疲れて半日寝てしまいます~。(爆)
連休も最後の二日はへたばって寝込んだし、昼間ちょいと出かければ翌日寝込むし。
でもめげずくじけず歩くしかあるまい。(T_T)

なんでこんなことに、とつらつら考えてみた。
思うに、やっぱり薬だ。
これまでの私には考えられないくらいの薬漬けだったのだ。

1度目の投与の後。
抗がん剤だけでも充分肝臓に悪いというのに、その他に頚椎症の薬が2種。
耳鼻科の薬が2種。胃薬。白血球増強の薬2種。
その上に風邪で発熱が続いたので、風邪薬・解熱剤・抗生物質
合わせて4錠1包。
食後にもうわけがわからなくなるほど飲んでいた。

で、そのせいもあってか、強烈な下痢。
さぁ、もひとつおまけにビオフェルミン、それじゃあ効かない正露丸
しまいには怖くなって薬飲むのやめた。
あの時痒みが出たのも肝臓のせいがあったのかもしれない。

さすがに2回目の投与の時には、看護師に相談しつつ
薬減らす為に、発熱のときも抗生剤なしの解熱だけにしたり
耳鼻科の薬休んだりしたんだけど、きっともう遅かったんだろう。

抗がん剤もさることながら、あの3週間の薬漬けが尾を引いたとしか思えない。
手術前から、頚椎症の薬はずーっと飲み続けていたし。
(食べるように薬を飲んでいるお年よりの肝臓はどうなっているのかと
 他人事ながら心配だ。(^^;))

その後は、医者が言うようにもともと脂肪肝気味の肝臓が完膚なきまでに叩かれ
立ち直れなかったんだろう。
その点で言えば、普段の運動不足が祟ったということか。
全く汗顔の至りであるが、ともあれ、肝癌の逝ったっきりにならなくて良かったと
失せた胸を撫で下ろす。

夜中世の中

2006-04-29 04:50:06 | Diary
世の中には失礼な奴ってのがいる。
ついさっき、そういうのと遭遇。
唖然である。

失礼ってのは不義理とは違うと思う。
みんなそれぞれ事情があるし、気持ちに行動がついていかないってことがあるから。
自分もおもいっきりそうなので、不義理に対してはあまり目くじらを立てない。
それに知人・友人の一見失礼に思える行動には理由があったり、誤解だったりも多い。
だけど、通りすがりの失礼な行動っていうのはね、ちょっとどうかと思う。

今ね、ほぼ午前3:30。
この時間に電話を掛けてきて、あんた誰?と言われてもねー。
だいたいこの時間に人ン家の電話を鳴らすこと自体、非常識じゃないのか?
うちの電話の本機、ディスプレイの真上にある。
だからまぁ、鳴ると同時にとれるんだけど。
で、深夜の間違い電話...。

夜中の電話ともなりますと遠方に病人を抱えておりますだけに
たいへん心騒ぐ思いを致します。(滅茶苦茶ヒヤッとする)
また、深夜の着信に於きましては、
当方からは名乗らない事にしております。(物騒だし)
そのせいで誤解も招いたのでしょうが、
掛けてこられた、おそらくは妙齢のご婦人(酔っ払い?)、
間違い電話をお掛けになっておられるとご納得下さるまでに
些かの時間を要されましたわ。(ふんっ!気付けっつーの)
で、結局、「知らなかったもんだから」とのたまわれた後、
電話をお切りになられました。(ったくなー、知らんのはこっちだ)
短いやりとりではございましたが、
その間、非をお認めになる、また謝罪のお言葉を
口にされることは一切ございませんでした。(それって、ありかい!)

いや、上記、書いているうちに落ち着いてきたので、
腹立ち紛れの悪口雑言を消して書き直した。(笑)

こういう事で、謝るっていう習慣がなくなってきてるのかなー。
ごめんなさいが言えない?

で、例えば、叱られたら味噌汁に薬盛るって、どういう精神構造なんだろう?
むしゃくしゃしたから、どっかの店に入って人殺しましたに至っては
子ども育てるのが怖くなる。

不義理に事情があるように、妄想にも効果があると思う。
面白くないこと、腹立たしいこと、嫌なやつ、嫉ましいやつ。
頭の中で何べんでも嫌がらせしていいし、悪さもしていい。
でも、妄想の中で腹いせを済ませたら、それで卑怯未練な感情は昇華させてくれ。
現実に行動を起こさないための妄想というのは、なくなってしまったのか?
そして腹いせに悪さをする自分を、社会的客観的に眺めるもう一人の自分も
もういないのか?

青春というのは、若さを謳歌するのと同時に、恥と痛みにまみれつつ
もう一人の自分を育てる期間でもあったように思うんだが。..( - -)トオイメ

ところで、
すぐ泣く、カッとする、ふくれる、暴れるのうちの息子。
おまけにギャンブル・ゲーム好き。
本気で先が心配です。関西の親戚某に似てるし。(爆)
で、何事につけ、「一に我慢で、二に我慢、三、四が修行で、五に我慢
   :
わかった?我慢が大事、将来困るからね。お腹に力入れてぐっと我慢よ。
おかーさん、我慢できない、屁が出る~。 
┏(_ _;)┓
   :
わかった?我慢よ、我慢。悔しいときは我慢我慢って口の中で言ってごらん。
おかーさん、ガマンガマンガマンって言ってるとマンガになるよ。
llllll(-_-;)llllll

我慢してるのは、だった...。


明日は遠足

2006-04-26 11:49:19 | Diary
明日は小6の遠足だ。
国会議事堂と科学技術館。
国会は今会期中だが、何をするところなのか理解しているかも怪しい。(^^;)
科学技術館は旦那の勤務先の近所なので、方向音痴の娘が迷子になっても安心だ。(笑)

そんなことより、弁当だ。
朝7時までに、弁当だ。
あーどうしよう、弁当だ。

朝から唐揚げやら厚焼き玉子やらのつまみ食いができるとあって
下の子までが楽しみにしている。
果たして起きられるのか?
それより、今日の買い物に行けるのか?
いかん、すでにもう眠い。
夕方まで、少し寝ておこうっと。(爆)

わたしゃ、自慢じゃないが、料理が苦手だ。
なのに、中学になったら毎日弁当なんだな~。
ひ~ん、拷問かもしれん。○| ̄|_


肝試し、正体見たり枯れ尾花

2006-04-22 03:43:23 | Pink Ribbon
行ってきました、病院。

わーん、心配してくれたみんな、ごめんよーーーー!!!!
大騒ぎした私が悪うございました。

専門医の診断は、とりあえず経過観察・再検査です。

要するに、感染と即断できないってこと。
つか、抗がん剤投与と肝機能数値が悪くなり始めた時期と
今(2週間前)の抗原の数値から見ると、感染していない可能性のほうが高い。
感染の場合の典型的な症例ではないってことらしいです。
で、はっきりさせる為には、もう少し様子をみるか、肝生検受けるしかない。
生検だと1泊二日の入院になるし、様子みましょう、だって。

診察室に呼ばれて入って先生の前の椅子に座ってから、話し出すまでひどく待たされた。
その間、ずーっとPC画面眺めてるんだもの。
なんか、言ってくれよ!不安じゃんか。
乳腺外科の先生と違って、第1印象めちゃめちゃ暗い。生真面目そう。
で。
医「外科でB型肝炎って言われたんですよね。」
け「はい。」
医「経過見る限り、あなたの場合、その可能性はそう高くないんですよ。
  まぁ、抗原の数値あがってるのに、そんなことがって思うでしょうけど
  抗原ってウィルスそのものじゃないですから、そういうことも結構あるんです。
  この数値だと灰色なんでね、もうひとつ検査入れて様子みるしかないですね。
  たぶん~...。
  感染してないと思うけどねー。断定できないから。エコーももう一回ね。
  あと、血液中に出てなくて、抗がん剤をきっかけに肝臓の中に潜んでたウィルスが
  目覚めちゃったってこともごくまれ~にありますしね。」
け「隠れキャリアだったってことですか?」
医「そうですね。」
け「それじゃ、家族感染が心配なんですけど。」
医「あ、普通の生活してて問題ありません。お風呂も一緒に入って平気ですし。
  あなたの血液を傷口に擦り付けなきゃ、平気です。
  ただ、もし感染していた場合、性行為は感染の原因に..」
け「それは、ありません。
  (キッパリ! 生物断ち(含む:旦那と情人、っていたのか?(爆))中なんで。)
  そうじゃなくて、実は隠れキャリアだった場合、母子感染が心配なんです。」
医「あー、それは血液検査するとわかります。でもあなたの感染がはっきりしてからで
  いいと思いますよ。母子感染ならもうとっくにしてるってことですからね。
  1ヶ月くらいどうってことないですよ。」
け「....。」
医「まぁ、感染に関してはね。
  憎たらしいやつがいたら、夜中に注射器であなたの血を入れるとか...。」(真面目な顔で)
け「先生、あたしは、そ、そんな面倒なこと...。
  第一、さっきのお話だとそこまでやっても無駄かもしれないってことですよね。」
医「そうですね、死なすのは難しいかも...。」(真面目そのもの)
け「いや、死んで欲しい人はいませんって。」
医「そうですか。」(そうだろう、普通)
 「とにかく肝臓機能悪いのは間違いないんですがね。
  薬剤性の可能性のほうが高いと思いますがねー。
  抗がん剤はもってのほかですね。無理です、全然できません。
  感染はね、うーん、してないと思うなぁ。断定できませんよ、できないけど。
  仮に十中八九と言ったとしても、一か二になる可能性は否定できませんし。」(ぐだぐだ)

 (うんにゃ、もうあたしゃ感染してないことに決めたし。
  ほほーい、気分よくなってきちゃったし。)
                  :
け「先生、ものすごくだるくて眠いんですが。」
医「いや、だるくないです、この数字ならだるくない、まだまだ大丈夫。」
け「いや、そんな事言ったって...。起きていられないんですよ」
医「いや眠くもないです。だるくないし。それ、肝臓のせいじゃないですよ。
  他になんかあるかもしれませんから外科でまた見てもらったほうがいいです。」
け「まだなんか、ですか。」
医「はい、まだなんかです。」
ご~ん。

外科じゃ、だるくない時まで肝臓悪いからだるいはずって言われたんですが。(自爆)
じゃぁ、なんなんだ、この疲れは?

今日だって、朝子どもを送り出してから、11時まで寝ちゃって。
3時半に帰ってきて、感染じゃない可能性が高いって言われて元気でたから郵便局行って、
それから荷造りテープ買って帰ってきて5時。
旦那が帰ってくるまで寝て、夕食後に爆睡。やっと目が覚めたのが午前2時半。
それで起きてきて、まだ疲れはちっとも取れてない気分。
怠け病か?気のせいか?
気の病を疑ってみたけど、それじゃ運転中、信号待ちで眠くならないよなーと思うし。
テレビドラマ1時間見続けられないの。途中で眠っちゃう。
なんなんだろう?

それにしても、大騒ぎしてご心配お掛けしてごめんなさい。
コメントくださったり、メールやお電話を下さった皆様、ほんとうにありがとうございます。
とてもとても嬉しくて、ありがたくて、元気が出ました。
本当は診察に行きたくなくて、「感染経路をはっきりさせてくれ」と言うべきだ、
でもそんな元気もない、あーやだやだ、もうパスしたい、逃げ出しそうでした。
そんな気持ちを抑えて、なんとか診察に出かける気持ちになれたのは皆さんのおかげです。
帰ってきてまたいろんな方のメッセージを拝見してひたすら申し訳なく思っています。

すみません、ごめんなさい、もう騒ぎません。

今度は診断確定してから泣いたり吼えたりします。
まだなんかあっても、はっきりするまで言いません。
ほんとにほんとにごめんなさい。


みなさん、餅は餅屋です。
診断は専門医にしてもらいましょう。(爆)
そして抗がん剤を受ける人は、絶対に脂肪肝改善に努めましょう。

で、検査は入ってますが、薬はもらえません。
今のところ肝臓の数値は横這いなのと、
感染してない場合、薬剤性の可能性が高く、意味のない薬を投与して
肝機能をさらに悪くする場合もあるからです。
脂肪肝は?というと「痩せてもらうしかないです」。
旦那に言ったら、大爆笑。
人が病気なのにと文句言ったら、ここは笑うところでしょ、だって。

というわけで、すべての検査結果が出るのは、5月18日。
それまでにまたいくつも検査を受けることになります。やれやれ。





肝試しに肝を潰す

2006-04-21 04:11:35 | Pink Ribbon
4月20日(木)2週間ぶりの診療。
予約は14:00から。

「意外な展開に」とほざく主治医。
肝試し(肝炎ウィルス検査)の結果のことである。
はい~?
HBs抗原陽性ってどうゆうこと?
B型肝炎発症ってか?!
意外なのはこっちの方だいっ!
バカヤロー、病院以外のどこで感染するって言うのよ。
12月の検査で陰性だったのに!
院内感染は考えられないって、院外のほうがもっと考えられないってば。
け「これって、肝炎、肝癌、棺桶って事ぢゃん!」
医「を、こりゃまた早いね。(苦笑)」
け「笑い事じゃありませんっ!」
医「いろいろ言いたいことがあるのはわかる。
  だけど、とにかくこのままじゃ何もできないから、
  内科の治療ちゃんと受けて。」

ふざけんな!ってそこいらじゅうに当り散らしたい気分...。
怒ったってしょうがないんだけど。
泣いたってしょうがないんだけど。
だけど、今日は少しだけ泣いた...。
他にも不安はいっぱいなのに。

癌だけでもう充分じゃないんか?
再発と転移の心配だけでもうたくさんじゃないんか?
生き抜くための努力さえさせてもらえないんか?
ねぇ!あたし、もう精一杯頑張ったんじゃないんか?
まだまだ足りないんか?
.................................................足りないらしい。

この半年で生活は激変した。
一歩先にどんな落とし穴があるかわからない、って痛感してる。
あたしはいつまで母親でいてやれるんだろう。

あたしは今年、娘であることを放棄している。
あたしは今年(も?)妻であることを放棄しつつある。
あたしは今年、母親である事にだけはしがみつきたい。
来年の事は? そのとき考える。
今のあたしにとって、3ヶ月でさえ長すぎるスパン。
3ヶ月前の私の治療計画には、B型肝炎の治療は入っていなかった...。
          ・
          ・
          ・
それにしても道理でだるいはずだよ。
そりゃ、肝機能数値だって悪くなる一方だよね。
たぶん、ちょっと会っただけの人にはわからない。
元気そうに見えるだろうし、実際そのときはとっても元気。

だけど、だるい。眠い。
懇談会に出かけただけで、帰宅後は寝込む。
通院も行きはなんとかなるけど、待ち時間で疲れちゃって
帰りは眠気を必死に押さえての運転になる。
今日も帰るなり爆睡して、夕食後も爆睡。
朝かと思って目が覚めたら午前1時。
そんでもって、つまんない話、つまんない愚痴。
書いている意味のないbrog。不毛だ....。

<お待たせしている方々へ>
いろいろしておかなくちゃいけないことや預かり物もあります。
だけど、ほんとにその日の調子次第でいます。
体が楽でも気が重いときもあります。
お待ち頂いている方、本当にすみません。
PC作業は私にとって気分的には辛いものではありません。
いつも楽しんでやっていますし、気分転換になるというか、
現実逃避できるので、嬉しい事なのです。
けれど、加工の必要な画像処理は頚椎症の悪化を招くので、少しずつになります。
他のPC作業も通院日前は自粛することにしています。
お急ぎじゃないことを前提にお引き受けさせてください。
 お会いするお約束の方も確約できずにいます。
出掛けたい気持ちは充分なのです。いつだってみんなにお会いしたいのです。
だけど少しの疲れで家事に狂いが出てしまいます。
夕食の支度の時間に起きていられるかどうかが重要事項、
そんな毎日を送っています。
ドタキャンもあってご迷惑・ご心配もお掛けしています。
ごめんなさい。
自分優先で気侭を通させて頂いていますが、どうぞお許しください。
いつか、この埋め合わせができる事を願っています。

明日も病院、13:00から。
とりあえず、消火器内科の肝臓専門医を大至急で予約してくれたので。


もう出んわ! に いい電話

2006-04-17 04:33:32 | Pink Ribbon
何の治療もせぬままただ時が過ぎていく...。

先々週も結局採血結果は最悪で、肝臓のみならず白血球まで悪い。
というか高過ぎ。

で、医者も匙を投げ、とりあえず、ウィルス性肝炎かどうかの検査結果待ち。
って、もしウィルスに感染してたら、そりゃ病院経由ってことでしょうが。
手術時には感染していなかったのだし、生ものは断ってるし、
怪しいのは点滴と採血だけじゃん。
でまぁ、ウィルス性でなかった場合、内科に回されて肝臓の治療を受けたあと
抗がん剤治療となるらしい。
それまでというか今度の木曜までただひたすら我慢我慢、風邪引いちゃならん
お腹壊しちゃならん、頭痛がしようと歯痛が来ようと一切の薬はまかりならん。
で、咳でまくりで、しまいにゃ血痰でてるっていうのに薬も貰えず寝てた。
薬剤性肝炎とやらの一歩手前だそうだ、ふんっ。
んで、木曜に検査の結果聞いてそれから内科予約したら治療はいつになるんだよ。(T_T)

くよくよ考えても仕方がないので、家でうだうだしながら、
病気のことは頭から追い払うようにしてた。というか、ただの現実逃避なんだけど。
だって、考え出したらもう、あっちこっち全部調子がよくないし、痛いんだもの。(笑)

気づいたら、ひっそりと姉の三周忌も終わっていた。行けなくてごめんよ、姉さん。
んー、でもこっちから行く事になるかも、なんて結構弱気になっていたここ二日ばかり。

ぼんやりもうこのまんま治らないんかなぁ、親より先に逝ったら不孝だなぁ、
子どもたち、かわいそうすぎるなんて考えながら横になってるところに電話。
細ーい優しーい声で遠くから、「お墓のご用意はすみましたか?
声に妙にエコーまでかかってるし。
この手のセールス、いつもは余裕で躱す私なんだけど、タイミングが悪かった。
首の後ろから背筋に沿って鳥肌が立ち、手がワナワナ震えた。
なんて言って切ったか覚えてないけど、とにかくその瞬間、剃刀で切りつけられたようだった。
受話器握ったまんま、しばらく震えながら座ってた。
それから、今日はもう電話に出ないって決めて、午後から布団引っかぶって寝てやる、
いや、寝てたんだけど。

そうしたら、また電話。もう出ない!絶対出ない!

受話器をとらないでいたら、娘が出て、持ってきた。
不審そうな顔はしていなかったので、よかった、セールスではあるまいと思って出てみたら。

ネットでのお友だちから。
ズラデビューしたもりこさんにインナーキャップを送ったお礼の電話だった。
嬉しかった、嬉しかった、嬉しかった。
実際に話すのはもちろん初めてだったのだけど。
病気のこと、猫のこと、食べる物のこと、頂いた電話だったのにいっぱい話した。
まるでずっと前からの友だちみたいに。
語尾の九州弁がとってもかわいかった。

いやな気分がすっとんでった。
田舎のばあちゃんの言葉がふと頭に浮かんだ。
「掛けた橋以外は渡られへんのやで。自分で掛けなあかんのやで。」
そう、自分のために橋を掛ける。渡ってきてくれる人がいて救われる。
もりこさん、ほんとうにありがとう。
もちろんメールで「着いたよ」で充分すぎるくらいなんだけど。
それだってうんとうんと嬉しいんだけど。
今日は電話が良かったの。
きっと、あの電話がなかったら、すごーく落ち込んだまんまだったと思う。
目が覚めた。元気になった。そんな気持ち。

もう、墓でも棺桶でも、あ、棺桶のセールスはないか、じゃ、仏壇でもなんでも来いである。
ふっふっふっ、この私が一刀両断に切って捨ててくれるわっ!

とても大事なTPO

2006-03-31 03:03:51 | Diary
抗がん剤投与は、結局今回も無駄足に終わった。
やはり、肝機能の数値は横這いで、主治医は、ビールを、看護師は、アガリスクを、隠れ飲みしてるんじゃなかろうかと疑うし。飲んでませんって。ったく。(笑)
それだけ肝臓に負担の掛かる薬だというのと同時にそれだけ長年の脂肪と疲労が溜まりに溜まってるらしい<私の肝臓
まぁ、思い当たる節と節を合わせて、ふしあわせ、ってやつですな。(爆)
内服薬は役に立たんし、膀胱炎気味だけど抗生剤を飲むと肝臓に悪いしというので、無駄に点滴を受けてきた。タキソテール打てなかったのに、とても疲れて、帰宅後爆睡。

なんだかなー。無駄に禿げただけって感じなんだが、間があき過ぎてつんつんと短いのが生えてきちゃってるし。(笑)
こうしてる間にも体のどこかで癌細胞が育ってるんかなと思うと、ここで再発転移、また抗がん剤ってことになったら、もう死ぬまでずっとハゲぢゃんと、いやンな気持ち。(T_T)
しまった、禿げる前にv(^^)イェィ!ちゃう遺影でも撮っときゃよかったかと後ろ向きの考えが浮かぶが、しかし、福井のお義父さんは70過ぎてからは町内会で毎年撮ってもらっていたという話で、写真代も安くないことだし、ぜひ、撮ってもらえるまで頑張らにゃならん!
ん?ちょっと待て、うちの自治会じゃ遺影もとい近影、撮って配ってるんだっけな。
というわけで、つまらん話はおいといて困った話。

前日の水曜日は、娘のエレクトーンの発表会だった。
例年、発表会前は練習でおおわらわなんだけど、今回はグレードにして2級は違うお姉さん達のグループに入れて頂いたので、担当のパートもとても楽だった上に、坊主がエレクトーンやめた事も与って、親も子もあまり気をはる事もなく当日を迎えることができた。

仲良しのお友達も来てくれた。いつものバレエ友達である。
去年、「最後までいると体に悪い」といって、大人たちに大受けした子は、
「今年はもう、すっかり体も丈夫になったから最後までもつ」
(どこか悪かった話は、聞いとらんが(笑))
と言ってくれて大いに成長の度を示す。(詳細は2005年4月の日記を参照)
が、代わりにこちらの頭がズラの中で悲鳴をあげていた。(爆)

来てくれたみんな、ほんとうにありがとう。
お連れ下さったお母様方、ありがとうございました。

春らしい素敵な花束を頂いたので、早速部屋に飾った。
かわいい犬のピックが挿してあり、「びみょーに犬の花束」の言葉とともに頂戴したそうだ。
大いに突っ込みたい形容である。(笑)

 肝心の発表会だが、まぁ、例年通りで、違うのはエレクトーンが全部ステージアになっていた事くらい。(グレード試験もステージアになったら、たちまち買替えの話が持ち上がるのか?)
で、何の話かというと演奏はさておき、服装の話。
 開演中何度も、子どもたちの誘導やらフロッピーのセットやらでステージ上を講師がうろころする。
その中のお一方のお衣装なんですが。おそらくピンクハウスもしくはワンダフルワールド。
フリフリワンピースの重ね着。春らしくと思われたのか、上の1枚は生成り。
ご当人の意に反して、遠目にはどーみてもネグリジェ引っ掛けてうろうろしてるようにしか見えない。
まぁ、その、生成りじゃなくてもね、いい年をしたオバハンの目から見るとね、発表会のステージという場で、講師の服装としてピンクハウスそれも思いっきりペザント、はそぐわないわけ。
インゲボルグのスーツというならともかくも。
TPO考えたほうがいいよねー、なんぞと母親同士、ちょっとこそこそ言い合ったりしていた。
だからってね、んな批判をここに書くつもりはさらさらなかったわけですよ。
ご本人の好みの問題ですしね。裸で出てきたわけじゃないんだから。

 ところが、やってくれました、うちのバカ娘。
出演者は親と離れてそれぞれ規定の座席(前のほう)に座るんだけれども、一緒に出たYちゃんとは幼稚園のときから同じグループレッスンを受けた仲。
この春からはそれぞれ個人レッスンに別れたのだけれど、仲良しは変わらない。
二人並んで座り、すっかり楽しくタリラリラン。
で、そのふたーりが、ステージの上をひら~りひらひらするギャザーたっぷりフリフリフリルの重ね着ワンピを見て。
なにをしたかっちゅーと、あーた、あろうことか、指差したんだとっ!

ああ、母は穴があったら入りたいです。。
小さいときから、人様を指差しちゃいけませんと教えてあったでしょ!
同じく「人を指差しちゃいけません」とそのお母様に注意された坊主の友だち、
じゃあ、ってんで、手をグーにして指した。(爆)
その話を聞いた時には、グーで指してもいけませんって教えたじゃーありませんかっ!
それなのに、それなのに!
さした指で人様を追いかけるなんて....。il|li ●| ̄|_

それだけならともかくも、自分たちの講師の先生相手に、
「あれって、へーん!」(Yちゃん)、「ハデっ!」(バカ娘)と言っちまったとか。
先生、にっこり笑って「あら、ひらひらで綺麗でしょ?」と言って下さったらしいが、ステージ上からはっきりくっきり見える、声だって聞こえそうな席でのこと、同僚の手前、あーどんなに困られた事か。(^^;)
産休中の以前からの講師の代わりを臨時に務めて下さっている方なんだけど、
こいつらに教えるのもあと1ヶ月とか2ヶ月とか指折り数えてるに違いないわ。

ったくもう、人様の洋服のTPO批判してる暇があったら
自分ちの子に発言のTPO、きっちり仕込むように。< 自分

というわけで、とても大事なTPOの話。