外国生活覚書

学位取得のために留学中

指導教授との関係

2014-12-30 19:55:05 | 日記
最近、ふと日本に帰ってからの生活の事を考える。

日本で院生だったころはいったい終わるのに何年かかるのかと先の見えない生活に途方に暮れる思いだったが、
それでも、あと一年とちょっとで学生時代も終わりかと思うとしみじみとする。

日本に帰ってからで気が重いのは日本時代の指導教授との関係だ。はっきりいって私は指導教授とは上手くいかなかった。
私にも落ち度があったであろうことは自分でも感じるところがあるのでなんともいえない部分もあるけれども。

ボタンの掛け違いといえば、そのような感じで両者ともお互いに対する不信感がどうしてもぬぐえずに、
おかしな関係のまま半ば逃げるように、強引にこっちに留学してくることになった。


こっちに留学することができた時、ほっとした。これであの教授から離れられると思うとほっとした。
なんとなくDVで苦しむ女性の気持ちが分かる気がした。

院生と指導教授の関係は難しいと思う。指導教授にとっての院生を指導するメリットって何なのだろうか。
別に院生を取らなくても経済的に困る事はないし、むしろ時間を指導に取られる分はデメリットでさえあるだろう。

結局この手の問題の自分なりの答えはまだ定まっていない。

でも、こんなことを考えられるということは留学の終わりが自分のなかで具体的になってきていると考えることもできる。
そういう風にポジティブに考えとこう。関係がいつか改善できたらいいのにな。

コメントを投稿