外国生活覚書

学位取得のために留学中

博士論文の相談

2015-12-17 01:03:49 | 日記
まだまだやることは山積みだが、とりあえず博論の目安がついたので教授との面談を申し込んだ。先生はもう引退されたけどまだオフィスを持っていて、まだまだ忙しそうだった。これまで進めた過程とこれからの方針を話した。とりあえずこれまでやってきたことはOKだとのこと。そしてこれからの進め方も駄目とは言われなかった。とりあえず部分的に進めてから一旦それで良いかどうか話し合おうということになった。

こっちに来て4年ずっと勉強してきてそれなりに量をこなしてきた。それでも全然まだまだだという現実を見せつけられるのはきついものがある。やはり第一線のレベルの仕事はたかだか4、5年の努力では太刀打ちできないことが如実に分かる。自分は博士論文のために努力してきて、それが一応駄目じゃないと言われるところにきたが、それが第一線の仕事かと言われると全然そうではないという現実を見せられて意気消沈するという。気持ちの上下が激しい一日だった。まあ教授は66歳だからその仕事と比べるのも失礼といえば失礼なのだが、やはり私は全然だめなんじゃないか不安にかられてしまった。

自信と不安が入り混じっているが、偉大な学者も始めは拙かったと信じてとりあえずやるしかないのだろうな。

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