こんばんは。相変わらず寒いですが、今日は風が、昨日ほどではなかったので、まだマシだと感じました。
さて、新聞やネットでニュースを見ていると、アメリカで、マイクロソフトが他社に先駆けて出した（日本では１２月１０日発売予定）次世代機「Xbox360」が、訴えられたという記事を目にしました。訴えた理由は、先行発売されたアメリカで、発売当初から話題になっていた不具合に関わることのようです。
この不具合は、「ゲーム中に画面が固まって（一応説明しますと、「固まる」というのは物理的にテレビなどが固まるわけではなく、「プレイしているゲームが動かなくなる」ということです）動かなくなる」というものらしいのです。原因を予測するとして、パッと考えられるのは、
・本体のOS（基本ソフト）に問題がある
・ゲームのソフトウェアに問題がある
・ソフトウェアではなく、ハードウェア的（熱暴走を引き起こしやすいなど、設計上、構造上の問題）な問題がある
というところでしょうか。
このうち、上２つは、PCなどの例を見ても、修正ファイル（パッチ）を、ネット（Xbox360は、ネット接続機能があります）やCD-ROMの配布によって、だいたい解決可能です。しかし、３番目のハードウェア的な問題に関しては、基本的にはユーザー側は、手をつけられません（改造とか得意な方はできるようですが、本体カバーを開けた時点で、大抵はメーカー保証はなくなります）。訴えた男性は、この不具合の原因は、Xbox360のCPU（中央演算処理装置。コンピュータの頭脳のようなものです）が、過熱しやすい「設計上の欠陥」があるとして、訴えたようです。
いわゆる「熱暴走」しやすい構造だということでしょうか。PCなどでもそうですが、CPUというのは、コンピュータが動いている間は、絶えず何かを処理していることが多いので、熱を持ちやすい。そこで、ファン、放熱板などを設置して放熱し、冷却して熱暴走を防ぐ（家電製品でも、放熱のためファンなどの近くに物を置いたり、壁の近くに設置しないように説明書に書いてあるはずです）わけですが、これが、発生する熱に対して十分でない（基本的に機械は熱に弱いですから）と、正常に処理できなくなるわけです（人間でいうところの「熱を出して、思考が鈍る」といった状態でしょうか）。ゲーム機や家電製品など、長時間つけたあとで触ってみると、結構熱くなったりしていませんか？それが度を越すと、熱暴走して、ゲームのデータを正常に処理できず、ゲームが止まるといった現象を引き起こすわけです。
PCの雑誌なんかを見ていると、新しいCPUの性能を紹介するときに、稼働時間に対して、発生する熱量の変化をグラフなんかにして紹介していることがあります。それらを見ていると、大抵は、高性能なCPUほど熱量が多くなる傾向があるようです。もちろん、熱量を抑える工夫はされていますが、高性能なほど、情報を一度に処理できる量が大きくなる為、その分、負荷がかかりがちになるので熱量も大きくなりがちなのでしょう。その点、ゲーム機も例外ではなく、もし熱の問題が原因だとすれば（特定されているわけではありません）、より高性能な次世代機であるがゆえの問題なのかもしれませんね。
いずれにせよ、アメリカでも発売開始すぐ、日本での発売も４日後に控えるこの時期に、訴訟を起こされたというのは、判決の結果がどうあれ、日本での発売はこれからですし、過剰に反応するのもどうかと思いますし、日本版Xbox360は大丈夫だと思いますが、ケチがついてしまったという印象を持ってしまいました。私としては、日本の市場で、PS（プレイステーションん）系一色というのは、ユーザー側からみてもどうかと思っている（いわゆる独占状態では、色々な競争が起こらず、長い目で見れば衰退していくものですので）ので、何とかXbox系にも成功して欲しいと思っていますし、お金さえ貯まれば（ハァ・・・（笑））買おうと思っていますので、頑張って欲しいです。
今日現在の私
体重：６７．０Kg
体脂肪率：１６．２
BMI：２２．４
血圧：高１２４ 低７０
脳年齢：２４歳
あとがき
あっさりいくつもりが、思わぬ長さになってしまいました。
ダイエット回想部分：２００５．０６．２７～２００５．０８．２９辺り
メールアドレス：yoshi_k1245@yahoo.co.jp