女性バス運転士を大量に採用する時の懸念は、一般的に云われる事とは多少ズレが生じると思います。
一般的には、男性の職場に女性が来ると、既存の男性から「生意気」と云う理由から苛めにあうと思われがちです。
しかし、実態はそんなことはなく、「ヲタサーの姫」のごとく可愛がられることの方が多いと思います。
中には偏屈な男性も居て、上記の様な理由から苛め紛いの事をする方もいるかもしれませんが、本当に極少数です。
もしも、その様なことがあった場合は、正規のルートで運行管理者に相談すれば、きちんと根回しをして、偏屈者を上手に押さえてくれます。
仮に女性バス運転士が増員されても、既存の男性バス運転士の地位を脅かすほどの数は、現実的には増えないと思います。
むしろ心配なことは、男女間の色恋関係が比重として大きいように感じます。
例えば、女性の運転士に男性の運転士が、好意を示したがフラれた場合など、在らぬ噂を広める卑怯な人間もいます。
これは、バス会社に限らず、トラック関係の会社にも多いことで、一種の業界の闇です。
中高年の男性運転士には、噂話やゴシップネタが好きな人が結構います。
要するに、今まであった「男としての価値」の衰えに対する「焦りと葛藤」が、そうさせるのだと思います。
目立つ人は、その標的に必然的になります。
女性運転士以外にも、若年層や新人などは、その標的になりがちです。
そんな中で、色恋のもつれ等は格好のメシウマ案件に成ります。
尾ひれが肥大して、気が付いたらトンでもない「淫乱娘」にされるかもしれません。
私ですら、影で他社を受験していると云う、根も葉もない噂を流されました。
所謂、こういった噂話に対して、一般的に運行管理者がどう対応するかが重要に感じますが、運行管理者も「あっち側」の可能性が大きいので、如何ともし難いです。
運行管理者の中には、過去に男女間のトラブルを起こして、運転業務から外された人が少なく在りません。
運転士同士の噂話から観ると、内輪の人間なのです。
こういった男女間のトラブルや根も葉もない噂については、運転部門と距離のある外側の管理部門の方が、対応を適切に行うことが出来ると感じています。
物事は、当事者や関係者同士で解決するより、第三者が入った方が良い場合もあります。
女性バス運転士を増やしたいと考えるバス会社は、是非とも適切な苦情処理体制を構築してほしいと感じます。
最後に、現実問題として競争で自らの優位性を確保する手段として、努力して実力を身に付けるより、他者を引き下げたり、無知な馬鹿者にする方が、コスパがよいことは否定できません。
そのため、苛めやゴシップネタは、世の中から消えないのです。
しかし、安易な近道には「自身の成長を阻害する等」の必ず落とし穴があることも忘れてはいけないと、私は感じます。
結局は全て自分に返るため、観念して自分を高める努力をすることが、本当の近道だったりします。
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