Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

実質的な選択肢が減少する社会(高齢者編)。

2024-09-20 17:05:35 | 日記
もしも、私が今持っている資格もなく、学歴もなく、勤務経験も派遣しかなく、貯金がなく、身寄りのない60歳位だったと仮定して記事を書きたいと思います。

通勤電車で感じた不安。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私は基本的に通勤は、電車を使用しており、始発電車を使っても間に合わないシフトの場合は、待機室に泊まり込む様になります。私は今の会社に入り、電車通勤で始発を使用し...

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一応、普通免許は辛うじて持っていたとして、どの様な仕事を選ぶでしょうか?

先ず、考えられるものとしては、タクシー運転士の寮完備の会社に就職します。

おそらく、そこで生涯勤務することを考えると思います。

しかし、タクシー会社の場合は、認知機能や身体機能の低下の可能性も考えると、いつまで就業可能かは個人差があるでしょうが、概ね70歳位までは、問題ないと思います。

または、第二種電気工事士、ボイラー2級、危険物取扱者乙種4類の3つ資格を取得して、ビルメン(設備管理・清掃)の仕事に就職します。

一定規模の大きさの建物で営業目的のものには、資格者による点検業務が必要です。

また、ビルメン会社が入札で仕事を獲得する際に、一定数の資格者が在籍していることが条件になっていることが多いです。

ビルメン会社は、高齢者の採用が他の業界よりも多いため、仕事内容も無理な負担の少ないものも多く、住居についても相談が可能な場合が多いです。

私は、もしも上記の条件で60歳位の場合は、この2つの選択肢以外は考えないようにするでしょう。

あくまでも、私の勝手な推測で失礼かもしれませんが、私ならばこうします。

この件は、10年後の同世代の人に向けた記事でもあります。

我々世代は、派遣業務しか経験がない方も多く、今後を私は心配しています。

少なくとも、普通免許がない方は、ローンでもよいので、取得することをお勧めします。

また、自分のキャリアに自信がなく、貯金も無く、どうしたらよいか解らない人は、上記のビルメンの3つの資格取得だけでも考えてみるのもよいかもしれません。

セーフティーネットは自分で作ろう。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

先日、過去を修正するため資格取得を考えていたことを、記事にしたと思います。そうだ!過去を修正するために資格を取ろう。-Mr.Bᦈ...

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第二種電気工事士の資格取得をするだけでも、ビルメン業界ならば、そこそこの待遇は確保できると思います。

ただし、建設現場のような脚立に頻繁に昇る仕事は、現場監督の判断もあるので電気工事士の資格があっても未経験者は、難しいと思います。

何故、私がビルメン業界を勧めるかと云いますと、私が学生時代にアルバイトをしていて、内部の状況が多少解るからです。

結構、高齢な方も日勤現場で仕事をしていました。ホテルや旅館など、勤務場所によっては、住込で仕事をすることも出来ます。

バス業界が、中高年者の職場なら、ビルメン業界は、高齢者の職場の先駆けとして多くのためになる先例を作っていって欲しいと考えます。

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実質的な選択肢が減少する社会(中高年編)。

2024-09-20 15:00:41 | 日記
先の記事で、若者の実質的な職業の選択肢が減少する中での生き方について、私なりに提案させていただきました。

実質的な選択肢が減少する社会(若者編)。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

高齢者の社会進出が進んでいます。今まで若い人が、学生アルバイトとして勤務している職場から、それが進んでいる様に感じます。通勤電車で感じた不安。-Mr&#...

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これは、今の私の人生経験を踏まえて、もしも若者に戻った場合に、今の状況下で、どのように職業を選択するか考えた末での結論です。

次に中高年の方の場合は、特に今までの経験を活かした職に就くわけでなく、未経験の業界に就職をすると云う前提で提案させていただきます。

基本的に中高年の転職は、今までの経験を鑑みた職業の選択をすることが無難と感じます。

しかし、我々世代には、前職やその関係にだけは戻りたくないと考える方や、若い頃から漂流してきた方が結構な数居ます。

はじめまして!Mr.Bus-stopです - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

はじめまして!Mr.Bus-stopと申します。このブログは、44歳迄多数の転職を繰り返したダメ男が、ふとした思いからバス運転士に転職し、安定した生活を手...

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その様な方に対しては、バス運転士やタクシー運転士、トラックドライバーと云った「運転に関する仕事」が無難に感じます。

この業界は、中高年であっても新人として受け入れる業界の土壌が既に存在し、中高年であっても違和感なく職場に馴染むことが出来ます。

今の年齢から20歳引いた感覚で仕事ができます。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス会社の面白いところは、高齢化社会が業界および利用者が伴に他の業界より進行しており、むしろそれを上手に楽しんでいるきらいがあります。例えば、45歳...

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やはり、自分の「したい!」と云う一方的な要求だけでなく、受け入れ側の受け入れ体制も中高年の場合は、重要になります。

若い人の多い職場でも中高年で就職をした人も居ますが、若い人から接し方を悩まれたり、陰で「おっさん、キモい!」と陰口を叩かれながら「居たたまれない気持ち」で日々の仕事をすることが予想されます。

女性の場合はもっと悲惨で、30歳位の自分より若いお局様に、イビり倒されるようです。

それよりは、中高年の多い職種に先ずは就職して、その会社の中でスキルアップなどを考えた方が現実的な対応と感じます。

あくまでも私の私見ですが、中高年で未経験の仕事に入り、一から自分を再構築することを考えたとき、給与、待遇、企業の安定性などを鑑みて、やはりバス運転士が一番現実的な方法となります。

50歳位からでも、大手の企業に未経験で就職が可能です。なんと云っても、「公共交通サービス」と云うことがその安定性に拍車をかけます。

バス運転士の雇用の安定。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私がバス運転士に始めてなった時期は、令和2年2月5日です。丁度この時期は、新型コロナウィルスが国内で猛威を振るう直前の時期でした。入社後の新人...

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バス運転士として、3年経験した後に運行管理者、営業職、総務経理などの内勤部門に転属を希望して本来希望するキャリア形成を行っても遅くないように感じます。

もちろん、バス運転士でも高速バスや観光バスの運転士になれば、そこそこの給与も得ることは出来ます。

バス会社のおおよその年収は? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス運転士未経験のでバス会社に就職をする場合は、都会の大手バス会社に就職をお勧めします。理由については、過去の記事で既に掲載していますので、是非ともご確認くださ...

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バス会社では、バス運転士としてのその会社の現場経験が、最も他部署でも評価されます。

また、他部署で馴染めなくても現場に戻れば、生活レベルや職場環境を変えずに勤務を継続できます。

中高年と若者の違いの多きな違いは、「失敗が許されるか否か?」であると、私は考えます。

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失敗が許されない中高年である以上、ある程度のセーフティーネットを自分で考えながらの転職が必要と思います。

バス会社の場合は、60歳以上の方(※養成運転士として入社は55歳位まで)でも送迎バスならば未経験であっても、比較的雇用されやすく、地方では75歳位の運転士もざらに居ます。

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実質的な選択肢が減少する社会(若者編)。

2024-09-20 11:38:40 | 日記
高齢者の社会進出が進んでいます。今まで若い人が、学生アルバイトとして勤務している職場から、それが進んでいる様に感じます。

通勤電車で感じた不安。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私は基本的に通勤は、電車を使用しており、始発電車を使っても間に合わないシフトの場合は、待機室に泊まり込む様になります。私は今の会社に入り、電車通勤で始発を使用し...

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コンビニなども、以前より高齢者の数が増えて来ている様に感じますし、おそらく、以前から高齢者の職場として知られていた清掃業、工場作業んどは一杯なのかもしれません。

今後、高齢者の仲間入りをする我々世代もその事を踏まえた準備が必要に感じました。

世の中が拡大期の時は、多くの選択肢が与えられると思います。

特に若い人は、数ある職種の中から選びたい放題の状態になると感じますし、それが原因で若者の定着率の低下が起こっているのも事実です。

しかし、世の中が縮小期になっている今は、例え若い人でも選択肢が過去よりも減ってきている様に思います。

親の庇護のもとにいた子供の頃は、早くこの状態から抜け出し、夢に描いたような開放的な社会に出ることを想像してきたと感じます。

しかし、社会に出ると思っていたより選択肢がないことに愕然とします。

いや、選択肢自体は以前よりあるかも知れませんが、実際に就いて生活できるかは、現実的な折り合いが重要になってくると思います。

若い人に人気のITやデザイナー、その他のクリエイティブな仕事、士業などの資格業などは、入社当初は給与が非常に安い見習い期間を過ごします。

現実的に1、2年ぐらいは貯金暮らしや、実家暮らし、配偶者の理解を得るなどのことができないと難しい様に思います。

もしくは、高学歴やコネ、事前の準備期間など諸々の条件が会わないとマッチングされにくいかもしれません。

条件が会わない場合は、見送るしかないのが現状です。人気の仕事でも社会的な需要と供給のバランスを考慮することは可能です。

こう云った若い人には、ある程度の給与と待遇が約束された不動産業の営業職を、私は以前よりお勧めしてきました。

営業マンになった方が、安泰な場合もあるのです。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

前回の記事で、ペーパードライバーなどで普通車の運転自体に自信がなく、ましてや大型車の運転についてはなおのこと自信の欠片すらないと云う方向けに書きました。運転に自...

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不動産業もバス会社と同じく、人材集約型産業で、求人数も他の業種に比べて多数あります。

また、本気で仕事に取り組もうと考えた場合は、宅建士などの資格制度も充実しており、結果的に年数と伴に高いスキルと報酬を得ることが可能だからです。

これは、若い人の将来への不安を吹き飛ばすだけの社会的需要のある業界であり、エネルギーの溢れる若い時期のチャレンジ系の仕事の中では、比較的安定した仕事であるからです。

もちろん、バス業界に来ていただいても構いませんし、若い頃から入社し継続的な勤務をしていただければ、40歳近くには営業所の所長や助役クラスにはなれると思います。

バス業界の若い人の積極雇用は一時的なことか? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

今までの中高年の職場と云われている所謂「人材集約型」産業に、現在若い人の入社が増加傾向にある旨の記事を以前投稿しました。中高年の業界が、若い人にすげ代わる。-A...

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因みに若い人のエネルギーを活かすべき仕事で、現実的な分野は、「営業職」だと思います。

若い人が、中高年の未経験から入社出来る「運転士・ドライバー職」を選ぶことは安全牌ではありますが、少し若者の可能性から鑑みて、勿体ない様にも感じます。

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若いエネルギーを、不動産営業職に注ぎ込めば、中高年になったら不動産業の社長になれますし、他の仕事でも高いパフォーマンスを発揮出来るようになるからです。

本日は、若者向けに、実質的な選択肢が減少する社会での、チャレンジ精神を失わずに、かつ、比較的安泰な職業として不動産営業職を提案させていただきました。

いやいや、サラリーマンとして勤務することが嫌で、早くフリーランスになって、将来会社を持ちたいと云う人は、今のところ電気工事士なんかもよいかも知れません。

若い場合は、現場に入っても責任者が労災事故に関して、心配が少ないです。

フランス人の近未来予言 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

フランスでは、現在稼げるおすすめの仕事が電気工事士だそうです。その次が冷凍車の運転士とクレーン操縦士、配管工で、男性で稼いでいる人のほとんどかこれをしているそう...

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最後に、鉄道会社やバス会社は、意外なことに不動産業も経営していることが多いです。

出来れば、鉄道系の不動産業者に先ず就職して、その後にバス部門に移籍することも可能です。

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