ディメンション・ウェンズデー

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青赤隊列召喚クロスデッキ紹介~今、必殺のクロースッ!!~

2010-12-29 | デッキ考察
 こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は㈱ブロッコリーから好評発売中のトレーディング・カードゲーム「ディメンション・ゼロ」の攻略ホームページです。

 あらためましてこんばんは、ディメンション・ウェンズデー管理人の千里夜行です。
 年末はみなさんいかがお過ごしでしょうか。家でのんびり過ごしている人、仕事で多忙な人、はたまた有明で戦っている人など、思い思いの年末を過ごしておられることでしょう。この年末は天気が荒れるようですし、外出の際はどうかお気をつけ下さいね


 さてさてさて。前回は隊列召喚トライアングル・アンダーバーを組み込んだ赤単色のウイニーデッキを紹介しましたがいかがだったでしょうか。今回はV-2「栄光の鐘」に収録されたユニットでもその効果から話題になったカードの一つ【大陸アルドのバーサーカー】(V-2)をテーマにしたデッキを紹介したいと思います。




 ★千里夜行の青赤隊列召喚クロスデッキ
(赤×9、青×31・・・ユニット×34、ストラテジー×6)
3*【焔魔カンゼミズ】(V-α)《プレイでも隊列召喚で出ても火力発生!》
3*【大陸アルドのバーサーカー】(V-2)《必殺の隊列召喚クロース!》
3*【スカーレット・シャワー】(3-4)《火力サポート、加速との相性抜群!》

3*【妖魔の美女フローラ】(V-2)《切り込み隊長》
3*【衣服商人スワロー・ポール】(1-2、4-1)《プランからプレイでドロー》
3*【建材商人カイト・マシュー】(V-1)《覚醒・プランからプレイでドロー》
3*【七つの海の王子】(4-3)〈禁呪1〉《盤面制圧》
3*【古物商人クレイン・ホーマー】(4-3)《自分のユニットを戻す+1ドロー》
2*【アトロシティ・アトラス】(V-1)《トリックスター》
3*【建築家スラシュ・ライト】(V-1)《覚醒・プランからプレイでドロー》
3*【妖魔の王子ウッディ】(V-2)《覚醒》
3*【大陸アルドのウンディーネ】(V-2)《隊列召喚バックスラッシュ》
2*【料理長コック・ハワード】(V-1)《隊列召喚ビッグアイ》
3*【ダークサイド・ソウル】(4-2)〈禁呪1〉《プランから0コストドロー》

 ★必殺!隊列召喚クロースッ!
【大陸アルドのバーサーカー】(Ⅴ-2)
ユニット(トロール/フォーリナー) 赤2無3 クイック  色:赤
パワー:5500 スマッシュ:1 移動:赤2
効果:
●隊列召喚-クロス[赤1](◎のすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストで★のスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、相手の山札の上から3枚のカードを持ち主のスマッシュゾーンにリリースして置く。

(注釈:この隊列召喚クロスの文中の◎は「敵軍エリアの中央ライン」「中央エリアの左ラインと右ライン」「自軍エリアの中央ライン」の計4か所のスクエアを、★のスクエアは「中央ラインの中央エリアのスクエア」をそれぞれ指します。わかりにくい場合は実際のカードに記載の図をみるか、白い紙に3×3のスクエアを書いて確認してね)


 数ある隊列召喚でもトップクラスの難易度ですが、その効果も段違い強烈! なんと3点ものスマッシュを一気に相手に与えるのです! この隊列召喚クロスを決められるほど盤面を制圧できているならば、残りの4点を与えることも難しくないでしょう。つまり、このクロスを決められるならゲームに勝てると言っても過言ではない!
 しかしクロスの条件はなかなか簡単にはいきません。このデッキではその活路を青の隊列召喚に求めました。



★隊列召喚コンビネーション!

【料理長コック・ハワード】(V-1)
ユニット(バードマン) 青2無4 クイック 色:青
パワー:6000 スマッシュ:2 移動;青1無1
効果:
●隊列召喚-ビッグアイ[青1無1](同じラインの自軍エリアと敵軍エリアのすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストでそのラインの中央エリアのスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは自分の山札を見て使用コスト5以下のユニットを1枚まで選び、対象のバトルスクエアにフリーズして置き、残りの山札をシャッフルする。ターン終了時、そのユニットを持ち主の手札に加える。




【古物商人クレイン・ホーマー】(4-3)
ユニット(バードマン) 青2無1 クイック 色:青
パワー:3500 スマッシュ:1 移動;青1無1
効果:
このカードがスクエア以外からスクエアに置かれる時、あなたはバトルスペースのスクエアにある自分のユニットを1枚選び、持ち主の手札に加える。それができないならば、かわりにこのカードを持ち主の墓地に置く。
このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたはカードを1枚引く。




 このデッキを組むにあたり、最初に考えた隊列召喚クロスの決め方は次のコンビネーションでした。
1. 中央ラインで【料理長コック・ハワード】ビッグアイを決める。
2. 【料理長コック・ハワード】の効果で右ラインの中央エリアに【古物商人クレイン・ホーマー】を出し、その効果で【料理長コック・ハワード】を手札に戻す。
3. もう一度【料理長コック・ハワード】を中央ラインに隊列召喚でプレイ。
4. 【料理長コック・ハワード】の効果で右ラインの中央エリアに【古物商人クレイン・ホーマー】を出し、その効果で【料理長コック・ハワード】を手札に戻す。この時点で隊列召喚クロスの布陣が完成!
5. 【大陸アルドのバーサーカー】を隊列召喚クロスでプレイ!


 これが最も簡単なコンビネーションだと思います。もちろん相手に邪魔される可能性もありますが、クロスの為に地道にユニットを進軍させるよりも決めやすいし、ビッグアイなら青と赤のサポートカードで充分狙えるでしょう。
しかし、手札に【大陸アルドのバーサーカー】がない場合ビッグアイを決められてもクロスできません。そうなると、クロスの布陣だけ決められても【料理長コック・ハワード】の効果で登場したユニットはその効果でターン終了時に手札に戻ってしまいます。
 そこで、盤面制圧の手段とクロスに繋げる布石になるよう隊列召喚バックスラッシュを採用しました。


【大陸アルドのウンディーネ】(V-2)
ユニット(セイレーン/フォーリナー) 青2無3 クイック 色:青
パワー:5000 スマッシュ:1 移動;青1無1
効果:
●隊列召喚-バックスラッシュ[青1](◎のすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストで★のスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは自分の手札の使用コスト5以下のユニットを1枚まで選び、このカードと隣接する対象のバトルスクエアにフリーズして置く。

(注釈:◎のスクエアは「敵軍エリアの左ライン」と「自軍エリアの右ライン」の2か所を、★のスクエアは「中央ラインの中央エリア」のスクエアを指します。)



 【料理長コック・ハワード】と違って手札から出す効果ですが、コックハワードの効果と違って盤面にそのまま残り続けますから、【妖魔の王子ウッディ】(V-2)のような強力なユニットを出せばそのまま盤面制圧への足がかりになります。
また、【古物商人クレイン・ホーマ-】を手札に持っていなければなりませんが先述のコンビネーション(隊列召喚効果で【古物商人クレイン・ホイーマー】を出し、ウンディーネを手札に戻し、もう一度隊列召喚)という流れから【大陸アルドのバーサーカー】隊列召喚を狙うことも可能です。
 なにより、ユニットを縦に並べるビッグアイよりも狙いやすい点は嬉しい。



★このデッキの使い方の簡単な解説
 最初に2コストのユニットをプレイし、その後は主にプランからユニットを並べて隊列召喚を狙って進軍していきます。隊列召喚を狙っていきますが、うかつに進軍すれば手痛い反撃を喰らってそのまま盤面の主導権を相手に奪われかねません。敵軍エリアへの踏み込みは慎重に行いましょう。逆に、【七つの海の王子】(4-3)や【スカーレット・シャワー】(3-4)の支援で「イケル!」とふんだら大胆にユニットを進めていきましょう! また、進軍の方向性は最終的に隊列召喚クロスを狙う流れを頭に描くようにします。

 また、前述の説明では隊列召喚したらすぐにクロスを狙うように思われたかもしれませんが、すぐにクロスにいけなくても勝ちにいけるチャンスとみたら積極的に隊列召喚をできるようにします。たとえば、【大陸アルドのウンディーネ】隊列召喚で【妖魔の王子ウッディ】を登場させられれば盤面を制圧にかかれますし、相手はその対応に迫られます。そうなればすぐに7点スマッシュまで与えられなくてもこちらが攻撃を続ける限り隊列召喚のチャンスはありましょう。

 【料理長コック・ハワード】や【大陸アルドのウンディーネ】の隊列召喚でユニットを出す際はスクエアに登場した時に効果を発揮するユニットも多数投入していますので、有効に活用しましょう。
 【アトロシティ・アトラス】(V-1)ならユニットを入れ替えることで隊列召喚を狙えるし、相手の迎撃などにあわせて使えれば自分のユニットを守ることもできます。【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)なら火力を飛ばせられます。隊列召喚から出すならまず7000~8000のダメージは期待できますからほとんどの相手ユニットを焼けるでしょう。


★注目カードピックアップ
・【妖魔の美女フローラ】(V-2)
 スマッシュは0ながら移動コストは軽く、加速能力とダメージ与えた時1ドローは強力。【七つの海の王子】でパワーを上げてから敵軍へ突っ込むと止められる手段は少ない。
赤の火力ダメージとも相性が良いのでうまくコンビネーションしたい。もし手札がなくても、バトルにおいて加速で先にダメージを与えた際にドローした【スカーレット・シャワー】で、こちらがダメージを受ける前にバトル相手を焼き殺すということも可能。チャンスは少ないけど覚えておくとプレイの選択肢は増えます。

・【妖魔の王子ウッディ】(V-2)
 早いターンに覚醒で出るのも強いけど、できれば【大陸アルドのウンディーネ】の隊列召喚で出すと使いやすくて強い。場に出た時のドロー効果とも相性良し。
フローラ同様【スカーレット・シャワー】との組み合わせは強力だが、手札が減ると自身のパワーも減るので注意。


・【衣服商人スワロー・ポール】(1-2、4-1)【建材商人カイト・マシュー】(V-1)【建築家スラシュ・ライト】(V-1)
 プランからのプレイでドローできる3人衆。【衣服商人スワロー・ポール】は覚醒でこそないけど充分強いです。


 というわけで、今年最後のデッキ紹介は隊列召喚クロスデッキの紹介でした。いかがだったでしょうか。青赤隊列召喚デッキはクロスを狙わなくても十分なポテンシャルを持っているのですが、クロスを狙っていること自体が相手への脅威になるという強さもあります。そして、なにより隊列召喚クロスを狙うのは楽しく、ゲームをスリリングにしてくれます。いわゆる「オラ、ワクワクしてきたぞ!」という感じです。是非みなさんも隊列召喚クロスに挑戦してみませんか?


★今週のディメンション・ゼロ サイト紹介
●「対戦動画Ⅴ-2その1」 (優先権放置!?
http://silver.ap.teacup.com/silpha/584.html
赤緑コロボックル対青単アイスドラゴンの対戦動画。
 この優先権放置!?さんのように、動画紹介の際はデッキレシピも一緒に公開してもらえるとうれしい。今回写真も添えてくれているのでなおわかりやすい。

●「黒単 アビスロード(ハデス主体)(サファイア・ソウル)
http://okoti.blog104.fc2.com/blog-entry-405.html
 墓地から蘇生するユニット【ハデス】(V-2)【アルカード伯爵】(V-1)を主題としたデッキ。アビスロード、というか【ケット・シー】(V-1)や【異界のサキュバス】を使い捨てのリアニメイト(墓地からのユニット蘇生)カードに見立てて使っているのが面白い。


●MCBC(四十四万四千四百四十四階ブログ

http://yonkaitekina.blog88.fc2.com/blog-entry-8.html
隊列召喚クロスと狙う、赤黒MCBC「万手・クロス・ボンバー・クロス」デッキの紹介。【マスター万手ブレード】(V-1)と各トロールを使い、今回自分が紹介したものとは全く異なるコンセプトから隊列召喚クロスを狙うデッキになっています。


 
●「勝つための条件」のハナシ(焔式思考回路
http://thinkingoffire.seesaa.net/article/176801202.html
自分はよく「7点スマッシュ与えるまで攻め続けられたら勝つ」という言い方をしますが、「バトルスペースを支配した方が勝ち」というのは、なるほどそのとおりだと思いました。続きを楽しみにしています。



★今年最後の更新にそえて
 さて、2010年最後の更新をお届けしました。
 今年1年、当サイトの記事を読んでくださった皆様、イベント等で対戦した皆様、ありがとうございました! 
今年は、V-1「覚醒の刻」・V-2「栄光の鐘」発売以降、ブログやサイトでディメンション・ゼロの記事を書かれる方や、動画をUPされる方が増えており嬉しい限りです。来年も皆でディメンション・ゼロを盛り上げていけるといいですね。
 それではまた、次は2011年の更新でお会いしましょう!
 では、よいお年を!
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2 コメント

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一年間お疲れ様でした (月海)
2010-12-31 22:21:42
しまった、先を越されてしまいましたか(笑)
私はアンダーバーと大乱闘からのクロス特化型を研究していました。バトルスペースに墓標を刻むべく、負けずに挑戦します。

今年も一年間、毎週の更新お疲れ様でした。来年も水曜日を楽しみにしています。良い新年を。
あけましておめでとうございます (千里夜行@管理人)
2011-01-01 15:50:24
>月海さん

ユニットを並べやすいアンダーバーと【大乱闘】(5-1)は相性よさそうですね。なるほど~。

今年も水曜頑張っていきますので、またコメントを寄せてもらえると嬉しいです。
今年もよろしくお願いします。

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