横浜・山口投手の言葉

『相手に戦意消失させるつもりで投げています。』というコメントが載っていた。

山口投手は今シーズンセットアッパーとして１０試合を投げて、２勝0敗、防御率0.64という抜群の安定感を誇っている。

素晴らしい活躍である。

だいたいピンチの場面、勝っていて失点が許されない大切な場面で登板が多い。

緊張する事も、プレッシャーも感じる事もあるだろう。

しかし、山口選手はそういう次元を超えた所に意識を持っている。

プレッシャーを感じるどころか、

相手を圧倒してやる、俺の球を打てるものなら打ってみろ、と喧嘩腰で投げている。

もちろん心はクールにだろうが。


我々一般人も緊張してしまう場面、

プレッシャーを感じてしまう場面が往々にしてある。

例えば、営業で社運を掛けた何百億円のプレゼンの前、

最愛の異性に告白する場面、

会社を興す時などなどプレッシャーを感じる場面はたくさんある。


なぜプレッシャーを感じるのか？

日本人の美徳でもあるのだが、

謙譲の美徳からか、

相手に気に入って頂くというような下からの意識があるからのような気がする。


そうでなくて、

俺の能力があれば、絶対成功する、

俺が上手くいかないわけない、

俺しかお前を幸せに出来ない、

などなど山口投手のように相手を戦意消失させる気構えがあれば

緊張もしないし、プレッシャーなんて感じている暇なんてないだろう。


いい意味での自信過剰人間になろう。


山口投手に相手を圧倒する気持ちを持つ事の大切さを学ぶ。