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記憶の中の戦争

もうこのブログでは何回も、夏が来るたびに言っているけれど、私には十六歳で戦死した叔父がいます。
叔父が戦死してお骨――骨箱――が帰ってきたとき、コロコロと音がするので、祖母(叔父の母)が中を見せてもらったそうです。
中には丸い石が一個入っていたきりだそうです。それを見た祖母が大声で泣いていた―――それが、私の母が2歳の時に見た光景。おそらく物心付いて最初の記憶がそれです。
まあ、生まれて最初に覚えている光景がそれじゃあ、母が多少エキセントリックな性格なのも、そんな母に育てられた私が天邪鬼なのも、仕方が無いことなのかもしれません。

今夜、ラジオで法解釈のお話をしていました。
いわく、憲法改正はともかく、現行憲法の法解釈なんて、選挙前には聞いてないよ。ってことでした――たしかに後出しじゃんけんのような、気がしますね。
これってどうなんでしょ。
私が以前から言っていることは、国際法上はどうなの? という点でして……
アメリカみたいに、あっちこっち自分から出て行って喧嘩売って歩いているような国と、いくら集団的自衛権なんて言ってもね、どうなんでしょ。
日本や日本人がテロの標的にならないのかな。
武力行使は日本の国内に限る。って言ったって、肝心の国境が中国、韓国、ロシアも未確定。(ロシアが実効支配しているとはいえ、樺太なんかどこの領土か未確定なんでしょ、違ったっけ?)
いくら中国が厚かましいからって、明らかに自分たちに非がある状況で手を出してくるとは思えないし。

エジプトじゃデモに武力行使? どこの国でも、政治家ってのは、ろくな事考えないですね。
ま、後出しじゃんけんについては、皆様で声を上げていきましょう。ってことで。
皆様、とりあえず戦争よりも熱中症にご注意下さい。
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