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選挙行きました

何となく、今日は人が多かったような……夜の7時過ぎだったのですが……
投票率が良ければ良いのですが。
震災後、日本人の規律正しさが、外国で話題になっておりますが、私は昔読んだ、CWニコルさんの「私の日本武者修行」を思い出しておりました。
カナダで自然公園のレンジャーをやったり、イギリスでプロレスラーをしていたニコルさんが、噂に聞いたカラテを習うために日本に来て、武士道、を探すお話しです。
当時私は図書館で、その図書館のカードを持っていなかったので、棚の前の床に座って、一気読みしたんですが、最後にニコルさんが見つけた「武士道」のことが頭に引っかかっていたんです。
それが今回の震災で分かったような気が致します。
将軍家ご指南役の柳生新陰流は、表柳生と裏柳生。活人剣と殺人剣。これは講談本の世界でしょうが、この言葉が、ヒントでした。
――武士道とは死ぬことと見つけたり、と言ったのは誰だっけ?
じゃなくって、武士道の本道とは、人を活かすこと、なんだって、気付きました。
死んだら――殺したら、終わり、役に立たない――だから活かす、生かすともとれます。
本の中で、ニコルさんは、空手の師匠が護身術の本を出すので、他の外人生徒と一緒に、あらゆる方法で師匠を襲います。考えられる限りの方法で。
でも、一度たりとも、師匠に誰も触れることさえ出来ず、しかも取り押さえられてしまいます。
えっと、ニコルさんが習っていたのは松濤館空手。
人を殺せる能力が有れば、人を活かせることも出来るのでしょう。
だから、誰も殺さないし、分け合い、お互いが生きようとする。これが平和になった日本で、武士道が息づいている証拠です。
ところでアレルギーの人達に、対策済みの食品が無いとか。
あのね、送る場所が分かるなら、ゆうパックで送りましょう。アレルギー対策の粉ミルクとか、送り場所が分からないなら、薬品として、大きい拠点病院に送れば良いじゃん。
郵便は回復しております。どうかすると、宅配も。
海外に新幹線を売り出す、という国策がありましたが、こういう郵便や宅配のシステムも、海外に誇るべき、日本の技術とうか文化ですよ。売れます絶体に。
ま、震災直後は、各郵便局員が頑張ったのでしょうけれど。
郵便配達人の皆様、お仕事ご苦労様です。皆様のご努力に感謝しております。
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