いいかげん放置するのも気分悪いので、まずは一応終わらせないと。そしたらもっかい折り返して、「四年生」「陽炎日記」あたりとリンクさせて語りなおさないとなぁ。
その前に吉村さんがアキオをすっきりさせて別れるシーンを説明しておくと、多分だけど、愛情と肉欲が直結しているなら、さっくり抜いて性欲を解消しちゃえば、愛情も無くなるとゆーわけだ。通常のみかんの場合はどちらも興奮状態にあるからある程度ごまかせるけど、出したら速攻寝る男とかいるわけじゃん? 知らんけど。まぁそんな感じじゃないのかなぁ。つまりアキオは吉村さんに口で抜いて貰って、性欲が無くなった瞬間に愛情も消えうせた事を「わかりやすく」教えて貰ったと。このへんはすっとこさんが男だからわかるんだけど、「いいよね男の人は簡単で」って言うように、女性の場合はどうなのだろうか。知らねぇよ。神経症的ってのは男も女も変わらないわけで、男は精液というわかりやすいバロメーターがあるけど、まぁ以下略か。
「四年生」冒頭で鯵の開きを焼いていた芳乃さんを手抜き呼ばわりしていたアキオが、「五年生」最終話で自分で同じ料理を作っているが、これももう偶然じゃないよなぁ。司法試験の話はとりあえず余談、と。アキオの普通の確認はまぁ確認できたって自分で言ってるんだからいいんじゃねぇの? 前に言ったように吉村さんに普通にされて、後は確認するだけだったんだし。「要するに」というのは、思考をその段階で止めて安心する事なんだけど、世の中は思った以上に複雑で、「要するに」で止まらず、もっとよく考えろと芳乃さんは言っているんだが、なかなかねぇ。原因なんていくらでも遡れるんだから、ある程度の所で要して、一休みしたいよね。
「本能に委ねるのも理性に頼るのも」ってのも、性欲のみに支配されず(吉村さんと付き合っていた頃のアキオ)、しかし頭でっかちになりすぎず(吉村さんと別れた直後のアキオ)、ほどほどの所で折衷するのがいいねぇという事か。「運命の出会い」ってのが芳乃さんが散々苦労した一目惚れね。そうした抑圧(過去)に支配されず、常に現在の自分を支配して、慎重に、主観性も客観性も大事にして、理性と性欲も認めて、少しずつやっていかないと、芳乃さんとアキオ……と言うか、人はダメなんじゃないかなぁ、という事でどうよ。
「このまま私を駅まで送ることかな」ってのが、211ページの「そんで駅まで送る」を受けているのも興味深い。また付き合えるとわかった瞬間に、さっき言った事を忘れてる、ってのも可愛いもんだ。「具体的」ってのを文章にすると、今日書いたような文章になると思うんだけどどうかねぇ。
最後、あとがきまんが。「私は知ってたわよ」って、何を知ってたのか、じっくり考えるすっとこさんにはわからんので、誰か直感で感じて教えてください。
というわけでようやく一周しました「五年生」の読み解き。木尾士目の怨念とすっとこさんの怨念がうまく噛み合って、非常に嫌な読み解きになりましたが、俺の得たものは大きかった。というわけでとりあえず「五年生」からは復帰して、「げんしけん」に帰ろう。
その前に吉村さんがアキオをすっきりさせて別れるシーンを説明しておくと、多分だけど、愛情と肉欲が直結しているなら、さっくり抜いて性欲を解消しちゃえば、愛情も無くなるとゆーわけだ。通常のみかんの場合はどちらも興奮状態にあるからある程度ごまかせるけど、出したら速攻寝る男とかいるわけじゃん? 知らんけど。まぁそんな感じじゃないのかなぁ。つまりアキオは吉村さんに口で抜いて貰って、性欲が無くなった瞬間に愛情も消えうせた事を「わかりやすく」教えて貰ったと。このへんはすっとこさんが男だからわかるんだけど、「いいよね男の人は簡単で」って言うように、女性の場合はどうなのだろうか。知らねぇよ。神経症的ってのは男も女も変わらないわけで、男は精液というわかりやすいバロメーターがあるけど、まぁ以下略か。
「四年生」冒頭で鯵の開きを焼いていた芳乃さんを手抜き呼ばわりしていたアキオが、「五年生」最終話で自分で同じ料理を作っているが、これももう偶然じゃないよなぁ。司法試験の話はとりあえず余談、と。アキオの普通の確認はまぁ確認できたって自分で言ってるんだからいいんじゃねぇの? 前に言ったように吉村さんに普通にされて、後は確認するだけだったんだし。「要するに」というのは、思考をその段階で止めて安心する事なんだけど、世の中は思った以上に複雑で、「要するに」で止まらず、もっとよく考えろと芳乃さんは言っているんだが、なかなかねぇ。原因なんていくらでも遡れるんだから、ある程度の所で要して、一休みしたいよね。
「本能に委ねるのも理性に頼るのも」ってのも、性欲のみに支配されず(吉村さんと付き合っていた頃のアキオ)、しかし頭でっかちになりすぎず(吉村さんと別れた直後のアキオ)、ほどほどの所で折衷するのがいいねぇという事か。「運命の出会い」ってのが芳乃さんが散々苦労した一目惚れね。そうした抑圧(過去)に支配されず、常に現在の自分を支配して、慎重に、主観性も客観性も大事にして、理性と性欲も認めて、少しずつやっていかないと、芳乃さんとアキオ……と言うか、人はダメなんじゃないかなぁ、という事でどうよ。
「このまま私を駅まで送ることかな」ってのが、211ページの「そんで駅まで送る」を受けているのも興味深い。また付き合えるとわかった瞬間に、さっき言った事を忘れてる、ってのも可愛いもんだ。「具体的」ってのを文章にすると、今日書いたような文章になると思うんだけどどうかねぇ。
最後、あとがきまんが。「私は知ってたわよ」って、何を知ってたのか、じっくり考えるすっとこさんにはわからんので、誰か直感で感じて教えてください。
というわけでようやく一周しました「五年生」の読み解き。木尾士目の怨念とすっとこさんの怨念がうまく噛み合って、非常に嫌な読み解きになりましたが、俺の得たものは大きかった。というわけでとりあえず「五年生」からは復帰して、「げんしけん」に帰ろう。