なすがまま (let it be)

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尖閣諸島・・・中国漁船領海侵犯問題

2010-10-04 22:57:56 | 時事
中国漁船領海侵犯問題
 中国漁船が我が国の領海を侵犯し、警備の海保巡視船と衝突した問題で、中国を非難するのはかまわないのだが、国内の意思不一致は目を覆いたくなる惨状。
 以前、拿捕船舶の運輸安全委員会の調査・報告、船長の海難審判(海難審判法)にて懲罰が確定した後、船舶・船長の返還の交渉を中国政府と行うのが筋ではなかったか、実質的な領土紛争地域(私は日本の立場である、日本国固有の領土であることを主張し中共一方的な難癖と確信している)では、両国間の交渉での取引もあり得ると思う。しかし政府はこれを安易に処理してしまった。前例を作ったことははなはだ、遺憾ではあるが、中共政府の漢級原潜の領海侵犯を平然と見過ごしてきた前政権の事例もあるので、今更の感もあるのも事実。
 東アジア共同体構想は、共同体に加盟する国が受益者になるよう調整が必要なわけで、中共政府の独善を黙認する為の話では無いだろう、これで、外国人参政権などの法案提出は当面延期するほかないと思う。今回の事故では中共政府が一方的な受益者なったのだから。

新聞・雑誌の報道の稚拙
 今回の中共政府の対応や政府の対応を非難するのは良いが、世論をどのような方向に持って行きたいのか解らない。尖閣諸島の実効支配なのか、中共政府との交渉か大概その点は書かれていない。結論が出ていないなら反政府・反中共の記事を書くべきではないだろう。中共政府がイベントを中止したとか、書かれている中国の民間(当局検閲済みだろうが)新聞の記事をのせ、反中共を煽るが、SMAPの公演中止など日本国として別段なんら損害にならない。イベント中止や会議未招待(都知事がはなから行く気がないなら)何も問題無い。TOYOTAやSONYの工場が接収されたとも聞かないし、私の所属する企業体の出先が無くなったとも聞かない。日本経済にどういう影響がでたのだろうか、中共政府もそんな阿呆なことはしないだろう。輸出のお得意さんであるわけなのだから・・・・だから新聞の論調もおかしい。
「ASEM開幕 尖閣問題でEUの支持は期待できず」とあるが、結論はなんだか解らない? この場合、国際社会へのアピールをする方法や先鞭をするのが報道機関ではないのかとおもうのだが・・・・・

対中共強硬論者というか流れる世論
 自壊党(自民党)の石破政調会長など、沖縄・対馬だといっているようだが、対馬は韓国が狙っていたのではないのか? 沖縄は米軍がいるのだが・・・・・ 話が食い違っていて理論が破綻しているようにおもえるがそこはまあ良い。いつものことなので・・・そもそも、航海に必要な灯台さえ作ろうとせず、今もって右翼団体の設置した灯台の維持管理とはいかがな物だろうか。自民党政府の無策ではないか。強硬論もよいが、戦争する気があるのか? 航空機は航続距離不足、揚陸船舶ない、おまけに中共政府が我が国に照準を合わせている核兵器200発ともいわれるが、有効な迎撃手段は、護衛艦「こんごう」・「きりしま」のSM-3と若干のパトリオットだけである。これでどうするのか? そもそも税金を湯水のように軍事費に使う一党独裁国家に、限られた予算と装備の軍隊に帰属意識も低く、拳銃すら撃った事のない国民が多数を占める国家と戦争になるのだろうか・・・・政府・新聞も悪いが現実認識はすべきだし、他国を利用する事を考えるべきではないのだろうか、中共の悪口をいい、米国をなじっていては、どこが味方になってくれるのだろうか?
 きちっとした後ろ盾のもと、相手と譲歩点を探り合うのが外交の醍醐味ではないのか、外務省や大使館は何をしているのか? 丹羽大使だけでなく駐米・駐欧州・駐アジアの大使は全力を挙げるべきだと思うし、世論も不買運動のような実行政府支援・反中共政府への対抗を取らねば何の意味もないとおもうのだけれど・・・

財界
 大体、中国問題には財界は知らん顔。自社工場が中国にあるし、購買・輸出が中国依存だからしょうがないが、パイプがあるなら使えよ・・いつの間にか、阿南氏から丹羽宇一郎氏へ中国大使が変わっていたが、財界人で中国に顔が売れているというのは良い判断だと思う。政府も、コマツやユニクロ・SONYなど中国の政財界へ顔の利く人がいるのだろうから協力してほしい気がするのだが、財界人は我々より高級取りなんだからしているんだから、商売のついでに、それくらい話してくれてもよさそうなものだが。MIDE IN CHAINAを買わせているのは、彼らなのだから・・・・

参照・引用
週刊文春
週刊現代
MSN産経
日刊スポーツ
朝日新聞
海難審判法
ウィキペディア日本語版

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