モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

秋田駒は霧のち水玉紅葉(2015年9月22日)

2022-09-30 | 秋田駒ヶ岳

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

9月22日は紅葉狩りで秋田駒ヶ岳に行ってみた。

湯森山から見た秋田駒ヶ岳



参考マップ



前日の月山はよく晴れて紅葉していた(記録はこちら)が、今日の朝は曇り。

秋田駒の上半分は雲に包まれ、見えなかったが、登ってみても (´π`; やはり何も見えず。
阿弥陀池の畔でしばらく(一時間近く)待ってみたが、一向に晴れる兆しが無い。
この調子では男岳もムーミン谷も何も見えない。へたに近づいたら滑落リスクあり。

阿弥陀池に続く木道



秋田駒は諦め、少し明るく感じた北の方に向かうべく横岳に上る。

途中、やっと晴れ間が現れた。
阿弥陀池が見えた。




横岳の北に連なる焼森の方はガスが切れ、新鮮な紅葉に包まれていた。

焼森(1551m)



焼森にて。

ミヤマダイコンソウの草紅葉
 
                                           タカネスミレ



タカネスミレの草紅葉は黄葉だった。

焼森を下って、湯森山に向かう。こちらはポツポツ紅葉が奇麗だった。

鞍部から見た湯森山(1472m)



湯森山の山頂付近から、来し方を振り返ると、

秋田駒ヶ岳がしっかりと見えた。

左から焼森(1551m)、横岳(1583m)、ちょろっと男岳、一番右が最高峰・男女岳(1637m)。



しかしこの日はこの後すぐ雲がかかり、隠れてしまった。

湯森山の山頂から少し岩手側に行くと、北や東側の展望が急に開ける。
遠く高く聳えるのは岩手山(2040m)、手前に三角山、
千沼ヶ原は左の笊森山(1541m)
との鞍部に少しだけ見える。真下は熊見平。




熊見平を見下ろす。




岩手山をアップで。








乳頭山(1478m)と奥(右)に大深岳(1541m)。
日が陰ってしまったのが残念。





紅葉と残り花。

クロウスゴだろうか。
 

                                           エゾオヤマリンドウ


湯森山で昼飯、時間を取り過ぎたので、

今日はそれより北の笊森山には行かず、笹森山経由で帰ることにする。

湯森山から笹森山(1414m)を望む。



乳頭山をもう一度。




来し方、湯森山方面を振り返ると・・・




全山ベターっと紅葉したのもいいが、こんなポツポツ水玉のような紅葉はいかがなもんだろう。

紅葉の量は少ないが、ベースに補色のグリーン(笹)があるから、よけい引き立つように感じる。

湯森山(1472m)






笹森山の草紅葉



草紅葉の主たる要素、キンコウカ



めんこい笹森山よ。さらば。







以上。

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九月中旬の秋田駒ヶ岳2&笹森山(2022年9月14日)

2022-09-29 | 秋田駒ヶ岳

(本頁は「九月中旬の秋田駒ヶ岳1」の続きです。)

男岳山頂からの眺めを続ける。
東側は・・・

男岳山頂から見た阿弥陀池。左奥に岩手山。



早池峰山



馬蹄形カルデラ内・小岳とムーミン谷



男岳山頂から再び鞍部まで降下し、稜線を伝わって横岳へ向かった。

横岳から田沢湖を望む。



大焼砂上部から女岳と男岳を望む。



コマクサ群生地の有る大焼砂は花はもう終わっただろうと思い、今回は深入りしなかった。

大焼砂上部に花はやはり何も無かったが、コケモモやガンコウランなど矮性低木の実は豊富だった。

コケモモの実



ガンコウランの実



横岳の次は北側の焼森へと降下し、そこで早い昼飯とした。

焼森から男女岳(おなめだけ)を望む。



ここから望む男女岳(おなめだけ)は壮絶だ。下部の真っ赤な斜面にはいつもドキッとする。

そこは赤倉沢の源流になっている。

焼森では歩道近くでひと株だけだが、コマクサの咲き残りに出会った。

コマクサの咲き残り



今日はこの後、北隣にある笹森山に行こうと思った。

参考マップ



いつもならば湯森山経由で行くのだが、
湯森山への道は昨年通った時(こちら)、刈払いされておらず、ひどい笹薮だった。

今回はしゃくなげコース経由で八合目に一旦、下山してから笹森山をめざすことにした。

しゃくなげコース途中から笹森山を望む。奥の尖った山は乳頭山。



しゃくなげコースのイチイは実が豊作だった。




この実、甘く美味しいのだが、種子は有毒なので、味見はしていない。


八合目まで降下した後、北隣に有る笹森山(1414m)に向かう。




このお山、名前の通り、笹が多く、それに木がポツポツ生えていて、遠目にはゴマフアザラシに似ている。
小さな山だが、夏場は意外と花が豊富で、しかも秋田駒とは少し違う雰囲気の花畑になっていた。
今頃の季節はどうだろう。
八合目から行くと、まずは小さなお花畑の中を降りて赤倉沢を渡渉する。
渡渉後の道は雨で洗掘されて歩きにくいが、現在、修復中だった。

赤倉沢の渡渉箇所
 
                                             洗掘箇所

洗掘箇所の次は草原の坂道を登る。




道端には花が多かった。咲き残り、あるいは咲き終わった花たち。

オオノアザミ残り花
 

                                          シロバナトウウチソウ


ヤマハハコ



エゾオヤマリンドウ



コバイケイソウの実



他にはニッコウキスゲ、チングルマ、ヒナザクラ、コバギボウシ、
ヨツバシオガマ、トウゲブキ、モミジカラマツなどの枯れたものを見た。

キンコウカの草紅葉と秋田駒・男女岳



山頂近くまで登ると北側に乳頭山が形よく突き出して見える。

乳頭山の眺め。左奥は大深岳、右奥は三ツ石山。



笊森山と湯森山。鞍部から岩手山が少し。



振り返ると秋田駒ヶ岳。主に男女岳(おなめだけ)。




わざわざ山頂まで行かなくても、眺めのいい山だ。

最後に下山後、秋田側下界から見た秋田駒ヶ岳を。
前頁冒頭、岩手側から見た姿とはだいぶ違う。


田沢湖町石神付近から。ここから見る秋田駒は男岳と女岳がメインだ。



田沢湖湖畔から見た秋田駒ヶ岳と乳頭山(左奥)。



以上。

コメント (4)
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九月中旬の秋田駒ヶ岳1(2022年9月14日)

2022-09-27 | 秋田駒ヶ岳

秋田駒ヶ岳はコマクサを始めとした高山植物が豊富なので夏場にはよく登っているが、
九月中旬には行ったことがなかった。
紅葉には少し間が有るが、その頃の秋田駒はどうなっているだろうと
9月14日に行ってみた。

折角なので、秋田駒の朝姿を見ようと思い(秋田側からは逆光でよく見えない)、
県境を越えて雫石まで走り、赤渕付近で夜が明けるのを待ってみた。

朝5時半頃、岩手側赤渕付近から見た秋田駒ヶ岳。前面に横岳、その奥に左から女岳、男岳が並ぶ。



残念ながら、期待したようなモルゲンロートにはならなかった。

秋田駒への登山は岩手まで行ったのだから、国見温泉から登ればよかったのだが、
その後また秋田側に戻り、八合目から楽なコースを登ることにした。

朝6時15分頃、秋田側八合目から見た秋田駒・男女岳(おなめだけ)と片倉岳。



参考マップ



今日は素晴らしい晴天だった。

八合目から歩き出し、片倉岳の急な坂道を登ると、徐々に北側の山々が見え出した。

北側、乳頭山方面の眺め。左奥に大深岳、右奥に三ツ石山。



花はほとんど終わっていた。残り花はトリカブトとウメバチソウが少し有るだけ。


オクトリカブトの残り花
 
                                            ウメバチソウ


片倉岳展望台まで行くと、男女岳(おなめだけ)が再び見え出した。




田沢湖はまだうす暗くてよく見えなかった。

そのうち日が高くなれば見えるようになるだろうと、先へ進む。
男女岳(おなめだけ)ではこころもち紅葉が始まっていた。




やがて男岳や阿弥陀池が見えて来る。

阿弥陀池と横岳



男岳と残月



阿弥陀池のベンチから先はどう歩こうか迷ったが、

天気が好いので、眺めが一番良い男岳に登ることにした。
途中、(横岳との)鞍部から先は南側のカルデラ内の景色がワーッと開けて来る。

男岳鞍部から南側を望む。間近に女岳。その奥は和賀山塊。右奥に鳥海山。



今日の女岳は湯気が見えなかった。機嫌がいいのだろうか。
女岳の奥には和賀山塊が控えているが、今日は更に奥の山もしっかり見えた。
それは焼石岳の山塊と栗駒山だった。なお写真は省略するが、雲間に月山の山頂部も見えた。
今日は秋田駒に今まで登った中では最も展望に恵まれた日かもしれない。

和賀山塊



焼石岳と栗駒山



男岳の山頂は間近。




男岳山頂の祠



今日の男岳山頂からの眺めは予想以上に素晴らしいものだった。

西には田沢湖、南西には鳥海山が同一の視野に収まった。

男岳山頂からの西側、南西側の眺め。田沢湖と鳥海山が一緒に見える。



秋田駒馬蹄形カルデラの眺め。




1970年の女岳噴火で流れた溶岩がいまだに生々しい。姿見の池も見えた。

鳥海山



男岳山頂から見た田沢湖



男岳に登る途中、北側に奇麗な富士山型の山が見えるが、これは男女岳(おなめだけ)だ。

男女岳(おなめだけ)。右奥に岩手山。



男女(おなめ)とはお妾さんの意味と聞く。

このお山、秋田駒の最高峰でありながら、(仙北地方から見ると)男岳のかげに隠れて見えにくい。
そのためそんな名前がついたのだろうか。
このお山、北側、片倉岳展望台や東側、焼森から望む姿(続編で報告予定)はけっして奇麗とは言えない。
面白いのはそのような姿が男岳からは見えない点だ。
男岳に対しては、いつも奇麗な面だけを見せている。
本妻?の女岳が湯気を上げたり、噴火して溶岩を流したりするのは、男岳の浮気が原因なのかなと
私は妄想している。

北側の眺めを追加。

八幡平



焼山と手前にカッパ禿げの大白森



森吉山



本頁に出てくる山々は和賀山塊を除けば、全て火山だ。
火山の見本市を見ているような感じだ。


九月中旬の秋田駒ヶ岳2」へ続く。


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三ツ石山の少し早い紅葉を愉しむ。(2018年9月19日)

2022-09-26 | 裏岩手・三ツ石山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

裏岩手連峰に有る三ツ石山は昨年(2017年)秋、初めて訪ねたが、実にみごとな紅葉だった。
しかも本州では一番早く紅葉する山だと聞く(がそれは何故なんだろう)。
昨年は遅めの訪問で、平日なのに凄い人出だった。
個人的には静かな山旅が好みなので、今年は人の少ない時期を狙い、早めに訪ねてみた。
秋田市を未明に発ったら、網張温泉あたりで夜明けを迎えた。

網張温泉付近から早池峰山を望む。



夜は明けたものの、まだうす暗い登山道を登る。

振り返ったら、雫石盆地にまだ霞が残っていた。




三ツ石山は山頂付近の限られた場所だけ紅葉していた。

一番乗りかと思ったら、先客が居た。

三ツ石山山頂(1466m)



この御方、なかなか岩を降りてくれなかった。

仕方なく自分も上がって廻りの風景を見渡してみる。
まずは東側、岩手山。朝のうちは逆光なので山の細部はよく分からなかった。

三ツ石山山頂から岩手山



次に反対側、北西方向の八幡平方面。

三ツ石山山頂から大深岳や源太ヶ岳を望む。左奥に焼山、右奥に茶臼岳。



少しずつ南の方へ。今回はとてもよく山が見える。

遠く森吉山。手前左は曲崎山(1334m)、右は倉沢山(1300m)。



グレートフラット・大白森(1216m)



秋田駒ヶ岳。右手前に乳頭山(烏帽子岳)。



まだ紅葉していないが、前回同様、小畚山まで行ってみることにした。

左に覘標(てんぴょう)ノ台(1448m)。その奥は大深岳。



三ツ沼



小畚山に続く稜線



小畚山山頂(1467m)
   

                                      小畚山から大深岳の電光坂道を望む。


大深岳(1541m)と右に源太ヶ岳(1545m)



マニアックな山風景ばかりで恐縮だが・・・。

小畚山から見た大白森(葛根田大白森、1269m)。奥にグレートフラット・大白森(1216m)。



同じ名の山が隣り合ってるのは不思議だ。

三ツ石山からは気付かなかったが、小畚まで行くと鳥海山が見えた。




小畚山山頂で昼飯。

その後は同じ道を戻るが、朝とは光条件が違うので、別な山風景が見えることを期待して・・・。

覘標(てんぴょう)ノ台から三ツ沼、三ツ石山を眺める。



西側から見た三ツ石山山頂。



秘境・栗木ヶ原



秘境・栗木ヶ原や大白森を眺める。




紅葉の進んでいる南斜面を入れて、秋田駒方面を。

左から笊森山、秋田駒ヶ岳、乳頭山(烏帽子岳)。



南斜面の紅葉




再び岩手山。




今度は順光なので、山の細部がよくわかる。

妙高岳と左に屏風尾根、手前に姥倉山と黒倉山の重なり。



よくこんな急こう配の山に登ったなと独り感心する(⇒ 「初めての岩手山」)。

南東斜面と雫石盆地の眺め。



今回は山の展望ばかり羅列しているが、
花も少しだけ残っていた。代表して・・・

エゾオヤマリンドウ(普通色)  
 

                                          エゾオヤマリンドウ(白花)


以上。

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草刈物語・お花畑は永遠ならず。(2022年9月12日)

2022-09-24 | 実家のこと

かつてジョンレノンは
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」
と詠ったが、

我が実家のお花畑は永遠ではなかった。
母が介護施設に入所したら、僅か四年で荒地に変わってしまった。

以下の写真二枚はかつて母が家屋の隣に作っていたお花畑。


2016年6月4日



2017年6月20日



かつてのお花畑の詳細はこちら

横手実家の草刈りは8月19日にも行っているが、
それは主にかつてリンゴや野菜を植えていた元・屋敷畑のエリアで、
家屋に接したお花畑エリアは手を付けていなかった。

たぶんそこの草が暴走しているのではないかと思い、
9月12日、行ったら、次のような有様だった。




お花畑エリアは母が施設に入所した2018年の一年前、2017年あたりから、新たな花はいっさい植えていない。
その後増えるのは雑草ばかりで、
当初はハルジオンやヒメジョオン、オオアレチノギクなどロゼットを作るキク科の種類が多かった。
見つけ次第、手抜きで対応していたが、抜いても抜いても新たなロゼットが湧き出て来て、
昨年あたりからお手上げ状態。
かつて咲いていた庭花はめっきり減って風前の灯火状態になって来た。

更に今年からは雑草の種類も大きく変わって来た。
これが9月12日の朝の状態だ。
かつてのお花畑をびっしりと覆っているのは、ネコジャラシ、イネ科のエノコログサだった。




場所によっては、同じくイネ科のメヒシバに覆われている。





メヒシバは今のところ最強の雑草だ。
茎は細くしなやかで草刈り機の刃によく絡み、その回転を停める。

とは言っても、粘り強く刈っていたら、なんとかなるものだ。


before



after



before



after



お花畑の隣、家屋の南側のスペースは築山のように盛り土をしており、

かつて父が和風庭園を造っていた。
父が亡き後は、母がツツジやヒバなどの樹木や石灯籠を断捨離し、
草花を植えていたが、ここも今年はイネ科に覆われてしまった。
ここは何故かキンエノコロが多かった。




before



after



樹木は母が少しずつ始末していたので、現在、屋敷内にほとんど無いが、
前回来た時、農作業小屋の裏側に桐の木がでかくなっているのに気づいた。
この木は植えたものではない。
どこかからタネが飛んできてでかくなったのだろう。

この木の生長は極めて速い。
このまま放っておくと、あとで大変なことになりそう。

今回、思い切って枝葉を全て切り落とした。
可哀そうだが、仕方がない。

before



after



最後に今朝、実家に入る前、横手市平鹿町の果樹園から見た鳥海山を。
この山姿は今のところ不変だ。




以上。

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