モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2018年3月20日の高館山

2022年03月20日 | 鶴岡高館山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

今年は雪が多かったので、オオミスミソウの開花は遅れるのではないかと思っていた。
よって高館山には昨年(こちら)より一日遅く、3月20日に行ってみる。
が、着いてみたら、昨年とほぼ同じペースで進行していた。


マルバマンサク



最初に目についたのはマンサクの花。

このマンサク、遠目には目の高さに見えるが、近寄るともろ頭の上になり、
明るい曇り空が眩しくて撮影にはいつも難儀する。今回は奇跡的に目の高さに花が有った。

マルバマンサク                             城山コース途中にある古木
 



城山コース、雑木林の小道




雑木林の中はまだ春浅く、あっけらかんと明るい。花はさっぱりのようだ。

それでもオオミスミソウは咲いていた。が、あぅぅ(つдi) 残念。今日は曇り日のため、花を閉じていた。
ときどき日差しがあり、午後になったら開いてくれそうな雰囲気だったので、
午前中は樹木や木のほこらばかり見て歩く。

fb仲間から、『撮り鉄』ならぬ『撮り穴(ケツ)』ではないかと後で指摘を受ける。

木のほこら                               その近くにコシノカンアオイ。
 



天気に関係なく咲いてる花が有った。

コシノカンアオイ



葵の御紋のような葉っぱはギフチョウの幼虫の餌になる。

キクバオウレン                                                                                                       オオイワウチワ(蕾)
 



オウレンはパラパラと咲いていたが、イワウチワやショウジョウバカマはまだ蕾だった。

上池コースを降りて行くと、湿った林の中に今年も咲いていた。
いや生えていた。

シロキツネノサカズキモドキ



エンレイソウ



ジャノヒゲ(リュウノヒゲ) (実)                        カタクリ
 



昼近くなったら、カタクリやキクザキイチゲも開き出した。

キクザキイチゲ  (青紫タイプ)



キクザキイチゲ (ピンク?タイプ)
                                                                       キクザキイチゲ  (白タイプ)
 


上のピンクタイプは開けばふつうの白かもしれない。

オオミスミソウは満を持して昼から撮影開始。
その生育地に移動したら・・・

斑点のある常緑葉は、
トケンラン (絶滅危惧ⅠB類)と思われる。




以下、オオミスミソウ・タイム。

オオミスミソウ
 


オオミスミソウ
(キクザキイチゲも混生)


オオミスミソウ

 


 

オオミスミソウはまだシーズンが早いのか、はたまた盗掘の影響なのか、花色の濃い株はほとんど見られなかった。

この日、高館山から鳥海山は見えたが、月山は雲に包まれ見えなかった。
両方一緒に見える日はとても珍しいと聞く。

大山公園から鳥海山とほとりあ(左手前)を望む。



帰り道は鳥海山を眺めながら。

遊佐町付近から。



吹浦付近から。



以上。



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