モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

終日晴天、鳥海山山頂まで。前編(2021年9月20日)

2021年10月03日 | 鳥海山/祓川

今年はコロナ禍で県外の山になかなか行けない。そのせいか鳥海山ばかり行ってるような感じだ。
既に四回、入山しているが、山頂まではまだ一度も行ってなかった。
私の場合、花や風景の写真撮影が目的なので、
その日の撮影ノルマを果たしたらそれで十分、
山頂まであと僅かのところまで行っても、躊躇なく下山している。

と言いたいところだが、夏場はそれ以前に体力の消耗が激しくて登れないと言うのが実情だ。
鳥海山頂はいつも秋になって涼しくなったら、七高山の山頂まで行くのが定番になっている
(最高峰の新山は植物が皆無なので登る気がしない)。
昨日、久々に家庭サービスで寒風山に行ったら、日本海越しに鳥海山が見えた(記録はこちら)。
登りたいなと呟いたら、家内から「どうぞ。」と小声のレスポンス。

というわけなので、今年初の七高山山頂は9月20日に実行することにした。
なおこの日は、今までに経験したことのないほどの晴天だった。

前置きはさておき、この日は午前4時に自宅を出発、由利本荘市矢島町付近で夜明けになったが、
期待していたモルゲンロートにはならなかった。

矢島町付近から見た鳥海山



上写真の真ん中辺の白い点は祓川ヒュッテだろうか。
標高1180m、あそこまでクルマで登り、そこから先は歩きとなる。


猿倉の亀ヶ森橋から見た鳥海山



途中の猿倉から見た早朝の鳥海山はいつも通り立派だった。

なおこの日の早朝、矢島町の手前のコンビニで素晴らしい朝焼けを見ている。
時間は前後するがここに挿入。




猿倉を過ぎ、林の中を走っていると、急に開けて鳥海山が姿を現す。
奥山放牧場という処だが、
ここには一本、気になる木が立っている。
いつも烏や猛禽類がいっぱい陣取っていてこちらに襲い掛かってくるような雰囲気なので

しばらくスルーしていたが、今日はどうしたことだろう。鳥の姿が無いので、車から降りて撮ってみた。
木の位置は左右どちらがいいのかいつも迷う。






標高1180mの祓川駐車場にクルマを置き、いよいよ登山開始。
初めは竜ヶ原という湿原を通過する関係で平らな木道を歩く。
写真は湿原脇の祓川ヒュッテから見た鳥海山だが、
この日、いかに天気が好かったか、しかも終日続いたことを強調したくて、
朝7時の登る前と午後3時の下山後の両方の写真を並べてみた。どちらも手前の水面に逆さ鳥海山が写っていた。

朝7時、登る前                                         午後3時、下山後
 


ここから山頂までの標高差は約1030m。今年最初で最後の標高差1000m超えになると思う。

湿原から一瞬だけ、支峰の稲倉岳も見えた。このお山、後にも何度も出て来るのでどうかご記憶頂きたい。




湿原の咲き残りのリンドウはかなり濃い青になっていた。

湿原のエゾオヤマリンドウ                            最初の坂道のベニバナイチゴ実
 



ここで今回の非合法マップ。




いよいよ本格的な登山開始だ。祓川神社を過ぎるといきなり急な坂道になる。
その後は坂が緩くなったり、急になったりの繰り返し。

このような地形はこれから先、山頂まで幾度となく続く。
これは鳥海山の山体を構成する溶岩流のうねり、弛みを反映したものだろう。

ダケカンバも疎らに混じるので、この坂道はダケカンバの方言名を採ってタッチラ坂と呼ぶようだ。

タッチラ坂の急な坂道                                 ダイモンジソウ
 



タッチラとはダケカンバの方言名。ダケカンバはご覧のように折れ曲がって生えている。



六合目・賽の河原は先月来た時、雪渓だった(記録はこちら)が、今回は完全に消失していた。

他ではとっくに終わったイワイチョウやモミジカラマツの新鮮な花が今頃咲き乱れていた。

イワイチョウ                                    シロバナトウウチソウ
 



モミジカラマツ



七合目・御田の湿原は草紅葉が始まっていた。




ここでもエゾオヤマリンドウ。




八合目近くに有る康ケルンを参拝。

康ケルン                                          ウゴアザミの残り花
 


途中からの遠方の眺めを少し。
今日は天気が好く、視程もまあまあなので、奥羽山系の山々も見えた。

矢島町や八塩山を望む。奥に見えるのは秋田駒ヶ岳、岩手山、和賀山塊。



焼石岳方面




康ケルンの少し先で登山道は七高山に直登する道と外輪山のヘリを歩く康新道に分かれる。

今日は天気も好いので展望を優占し、康さんの造られた新道を辿ることにした。

直登する道と康新道との分岐点から七高山を仰ぐ。                     台
 


康新道に入り、「台」と呼ばれる地点に着くと、急に眺めが好くなる。

まずは支峰の稲倉岳との再会。




左には草原の向こうに鳥海本体が聳える。




後編」へ続く。


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