今年のハッカクレン・第一報(2020年4月11日~4月22日)に続いて、第二報行きます。
4月23日
4月25日
4月27日
4月29日
いっぱい有った蕾のようなものは一向に咲く気配がありません。
それどころか日が経つにつれて数も減ったように感じますが、いったいどうしたんでしょう。
それは蕾(のようなもの)が花ではなく葉っぱに変わって行ったからだと思います。
葉っぱが蕾のように湧き出し、知らぬ間に増えて展開している。
ハッカクレンとは不思議な植物です。
ところでこちらは同じメギ科のサンカヨウです。
国内では本州中部以北(鳥取大山にも有る)と北海道の深山、雪崩斜面や湿った林の中などで見かけます。
写真はいずれも秋田県内の山で撮りました。
芽出しの形はハッカクレンに似てますが、
こちらの蕾のようなものは本物の蕾なので後で花になります。
花はこんな感じです。
開花してから雨に遭うと
右上のような半透明花、運が良ければ完全透明花になります。
サンカヨウとニリンソウ
ハッカクレンはいつ頃どんな花を咲かせるのか。
4月30日
もしかしたら葉の間や葉陰にある蕾のようなものは本物の蕾かもしれません。
五月以降もフォローしてみます。
以上。
ハッカクレンは例年だと芽出しの時に一、二回撮影するくらいですが、
今年はステイホームで閑なのでほぼ毎日のように撮っております。
サンカヨウは低山ならばゴールデンウィーク頃から、高山では七月頃まで見られます。
例年ならばあちこちの山で遭遇しますが、今年は山にもあまり行けそうにないので見れるかどうか。
コロナの終息を祈るばかりです。
初めての訪問ですが、よろしくお願いします。
花の名前は知っていましたが、芽の出る姿がなかなかユニークですね。
サンカヨウの花は清楚な花で何とも言えません。
チャンスがあれば、実際咲いている姿を見たいですね。