モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩秋の鳥海山を見るべく国見岳へ。(2021年11月6日)

2021年11月22日 | 秋田県南の低山

11月5日は水心苑の紅葉を見て機嫌が好かったのか、
家内から、明日(11月6日)はお好きな山にどうぞとお許しが出た。

急な話なのでどこへ行こうか迷ったものの、(11月6日は)三年前の春、一度行った国見岳に行くことにした。

国見岳と言ってもどこのお山かわからんと思う。
秋田県の南部、湯沢市の辺境にある低山で高さは587m。

山頂からの眺めがとても素晴らしいお山で、特にここから眺める鳥海山は素晴らしい。
下の写真は三年前の春、国見岳山頂から見た鳥海山だ(詳細はこちら)。

2018年5月21日撮影



今回は先月下旬から冠雪した鳥海山や対面にある長子内(ちょしね)連山を山頂から眺めることを目的とした。

ただ心配なのは国見岳の登山道。三年前行ったときはちゃんと道が有った。
しかし此処は登山者が極めて稀な山なので、登山道はたぶん手入れされていないだろう。
どうなっているものやら。これは行ってみないとわからない。
更に山頂に着いても鳥海山が雲に隠れていたら、(T_T)アウトだ。
そのため、この日は保険の意味で、別場所で早朝の鳥海山を拝してから、国見岳に向かった。

早朝6時頃、由利本荘市猿倉・亀ケ森橋から眺めた鳥海山









一瞬だが、中腹の森が朝日を受けて紅く燃え上がり、紅(くれない)の鳥海山になった。
今年、この辺りから見た鳥海山としては最も好い姿だった。

6時半頃、猿倉の集落から。




今日は朝早く四時前に家を出て、由利本荘市猿倉地区で鳥海山を眺めてから、湯沢市に入っている。

ところが湯沢市が近づいたら、急に濃霧に包まれた。
ちょっと心配になったが、国見岳の山麓に着いたら霧は晴れていた。

これが国見岳(下山してから撮影)。




ここで一応、参考マップ。




前回同様、下宿集落から入山し、杉林の空きスペースに駐車。
ここで道は二股に分かれており、初め真っすぐに進んだところ、途中で道は消失していた。




しかたなく踏み跡のような分かれ道に入り、林の中を藪漕ぎしていたら、なんとか見覚えのある正規の登山道に辿り着いた。
下山してからの話だが、上写真、右の林道を最初から進むのが正しかったと分かった。

杉林の中の正規の登山道を進む。目の前にホオノキの落ち葉がびっしりの道の向こうにお堂が現れた。
ここまではしっかりした道だった。

 



その後の登山道は荒れ放題。右上写真のような草藪をかき分けて進む。
草藪がワラビやゼンマイなど羊歯ばかりのところは楽だったが、
ミツバアケビのような蔓ものやモミジイチゴのように棘のある灌木が茂ったところは通過するのに難儀した。
夏場ならば鉈を携行した方が良いだろう。

迷わなければ一時間と少々、しかし今回は 初っ端から迷ってしまったので
約二時間かかって見覚えのある山頂草原に到着した。杉の木はもう花を咲かせていた。

 


山頂草原から西側の眺め



国見岳の山頂部は西に開けた草原になっており、素晴らしい眺めだった。
しかし
鳥海山には残念ながら、雲がまとわりついていた。

対岸には雄長子内(おちょしね)、雌長子内(めちょしね)山、奥に鳥海山。



雌長子内(めちょしね)山のアップ



雄長子内(おちょしね)山のアップ



東鳥海山。中ほど奥のこぶのような山は甑山。



山頂から西側、旧稲川町や湯沢市方面を眺める。
来る途中、湯沢市は濃霧だったが、上から見るとまだ雲海だった。







山頂で景色を眺めながら、早い昼飯(握り飯)を食べていたら、初老の男性が一人登ってきた。
私の姿を見てかなり驚いていた。聞くと、その御方は山麓で三梨牛を飼っており、
地元の山なので、年に二、三回のペースで登っているが、ここ数年来で鹿や狸ではなく、人に会ったのは今回が初めてだ。
南西側の大沢から始まる林道を歩いて登ってきたが、そちらの林道も手入れされていないので、藪がひどかった。
・・・
とのこと。
東の焼石岳も見たかったので、その男性と一緒に大沢の林道を少しだけ下ってみたが、
道はススキやヨモギに覆われ、惨憺たる状況だった。


大沢林道の状況。                                 参考までに2018年5月21日の大沢林道
 


このままだと、国見岳はもうじき夏場に登れない山になる。と嘆いていた。

東側、焼石岳を望む。



下山してから、さっきまで居た国見岳の山頂広場を仰ぎ見る。




下山してから、雄長子内(おちょしね)、雌長子内(めちょしね)山を望む。




雄長子内(おちょしね)山をアップで。
県南のマッターホルンと呼ぶ人も居る。




雄長子内山は国見岳山頂で会った御方からも登るようしきりに勧められたが、
ワタシは遠慮しておく。((((((逃geru

国見岳の帰り道、横手実家付近を掠め、実家からもよく見える二山、真人山と金峰山を見ながら帰った。
この二山は小学、中学時代はよく登ったが、本格的に山歩きするようになってからはずっとご無沙汰してる。

真人山(390m)



金峰山(450m)



なお先月末、登ったばかりの保呂羽山(登山記録はこちら)も遠くに見えたので、付け加えておく。

保呂羽山(438m)



今回は国見岳山頂から鳥海山は見えなかったし、紅葉も無かったが、
予想外のことが多く、愉しい山行きとなった。


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