(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
今年はシゴトの関係で青森に出かけることが多かった(春はこちら)。
いつもなら高速・秋田道から国道7号線、そして高速・東北自動車道と
最短ルートで行き来するだけなのだが、
たまには少し回り道をして、八甲田を掠めてみようと思った。
10月8日は昼過ぎ、東北道を黒石インターで降り、国道394号線を走り、八甲田山の方角に向かった。
下界はよく晴れていたのに、八甲田の核心部は、う~(-_-;)残念、ご覧の通り、曇っていた。
傘松峠と睡蓮沼の中間辺りから南八甲田方面を望む。
しかし紅葉はゾクッとするほど紅く感じた。
今回は登山ではない。仕事中、ドライブしながらの紅葉狩りだが、
こんなによく焼けた紅葉は久しぶりだったので敢えて報告させて頂く。
睡蓮沼から石倉岳(左)と硫黄岳を望む。
睡蓮沼から小岳(左)と高田大岳を望んだつもりだが・・・。残念、山は見えなかった。
傘松峠から睡蓮沼にかけての標高は、丁度1000mくらい。
この時期、この高さにしては、紅葉が早すぎるように感じたが、ここ八甲田は特別なのかもしれない。
津軽海峡を越えて北海道からやって来た「紅葉の神様」が本州で最初に降り立つ場所なのだ。
今日は雲が有って八甲田の山並みは望めなかった。
なので、近くにある秘湯を訪ねてみる(が仕事中なので入浴はしていない)。
猿倉温泉の案内板
猿倉温泉の入口(標高872m)
そのあたりの紅葉がこれまた素晴らしかった。
道路が少し広くなったところにクルマを停め、温泉の方にテクテク歩いてみる。
こちらの紅葉も素晴らしい。立ち止まって眺め、また進むの繰り返し。
適度に混じるアオモリトドマツの暗いグリーンが更に紅味を引き立てている。
(`◇´)八甲田は真っ紅だ! 葉っ紅だ!
オオカメノキ
トウゲブキ
トウゲブキの葉がこんな素敵なワイン色になるとは知らなかった。
時計を見たら、夕方の本業イベント(会場:青森市)の刻限が迫っていた。
そろそろ移動を開始する。
地獄沼
酸ヶ湯温泉近くの地獄沼まで下りたら、
青空の領域が多くなり、八甲田の山並みから雲が剥がれ出した。
ゆっくり眺めていたいところだが、シゴトなので今日はここまで。
「後編(2008年10月9日)」に続く。