モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

真昼岳、花の稜線を行く。後編(2021年7月24日)

2021-08-09 | 真昼岳

(本頁は「真昼岳、花の稜線を行く。前編」の続きです。)

真昼岳の稜線は赤倉沢ルートの合流点付近を境に花がパタッと少なくなる。
これはササの勢力が強くなって、他の草花の生育が難しくなるせいだろうか。
花が少ないせいか、真昼岳の一つ手前の山の登りはいつもしんどいなと思う。
その山はすっぽりとササに覆われていた。




南峰から真昼岳山頂を振り返る。




真昼岳山頂からはとても眺めが良いのだが、
今日は晴れていても、空中湿度が高いせいか、霞んでいて鳥海山など遠くの山は見えなかった。

真昼岳の山頂標



北側、音動岳や北ノ又岳を望む。




西側。いつもなら仙北平野(横手盆地)の眺めがみごとなのだが、今日はあいまいだ。




山頂付近で見た花。

キオン



ノリウツギ




南峰や女神山を望む。




多くの皆さんは真昼岳山頂に到着するとそのまま下山されるようだが、
私は必ず南峰に行き、急な南斜面を少しだけ下るようにしている。

何故ならそこには素晴らしい花園があるから。

ここのお花畑、ちょっと変わっていて、鳥海山や秋田駒ヶ岳など他の高山とは花の種類がかなり違っている。
高山植物と言うよりも低山性の花の奇麗なものが急斜面にへばりついて咲きまくっているのだ。
かつて来た時は、登山道にタカネナデシコが繁茂していてみごとだった(こちら)が、今回はそれが無く、その点はタイヘン残念だった。
帰りに出会った地元役場関係者によると、登山道の過度の草刈りが原因ではないかとのこと。
花も維持しながら、登山道を整備するのはなかなか難しいようだ。


南峰の急斜面




南峰の急斜面と女神山




南峰の急斜面



南峰の急斜面                                       急斜面の花畑。

 



急斜面の花畑。手前にはキオンやキリンソウ、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、イワオウギなどがびっしり。

イワオウギ                                    キリンソウ
 


南峰の急斜面にはヤマルリトラノオが群生している。

この植物、けっして高山植物ではなく、他の低山や高山山腹でときどき見かけるが、
こんなに群生しているのはおそらくここだけだろう。
コバルトブルーの花色は珍しく、イングリッシュガーデンのようだと形容する人も居る。
かつて見た時(こちら)よりもやや背が低くなった感じがするが、それはたぶん日照り続きのせいではないかと思う。










 



今回の山行きでいっぱい咲いていた花、二種類をクローズアップしてみる。

【トリアシショウマとヤマブキショウマ】

今回の真昼岳稜線では、トリアシショウマが最盛期だった。
場所によっては、登山道沿いがこの花で埋めつくされているほどだったが、よく見ると、
同じ場所にはヤマブキショウマの残り花も有った。

この両種、前者はユキノシタ科、後者はバラ科なのに、花といい、草姿といい、とてもよく似ている
(擬態ではなく『他人の空似』とも言われる)。

自身も含め、この花たちの識別にはいつも難儀している。
今回、両種が混生している場所もあったので、これはいい機会だと思い、両種の識別にチャレンジしてみた。

まずは一枚目と二枚目、どちらがトリアシかヤマブキかわかりますかな。







正解は一枚目がヤマブキショウマ、二枚目がトリアシショウマ。

次は両種混生で
手前の古くなった花がヤマブキショウマ、奥のまだ若いのがトリアシ。二枚目はトリアシ単体。

    



穂花の形はともに(複)総状花序と言うようでなかなか区別できないのだが、

トリアシの方は心持ちクリスマスツリーのような円錐形になるように感じる。
それに対し、ヤマブキショウマの方はばらけている感じで円錐形とは言えない。

花が無い時でも葉で識別できないかと思い、次に葉を並べてみた。
葉の付き方は、根生葉で見ると、どちらも三出複葉(小葉が三枚ずつ出る)で、
トリアシは3回3出複葉、ヤマブキショウマは2回3出複葉とのことだが、書籍によっては例外もあるようだし、
この二回、三回というのは非常に分かりにくい(根元までかき分けて数えなければならない)。
小葉で識別できないかと葉の形やヘリの裂け方を見たが、これもほとんど同じ。

ヤマブキショウマの葉                                 トリアシショウマの葉
 



しかしヤマブキショウマの方は小葉の葉脈が平行して葉の縁にまで達している

この様子が樹木のヤマブキの葉に似ているので、ヤマブキショウマの名が付いたとも聞く。
それに対し、トリアシの方(五枚目)は葉脈自体が不明瞭で平行かどうかもあいまいだ。
葉面に艶がある点を分類の目安にしている人も居るようだ。

開花時期はヤマブキショウマの方が早く、それが終わる頃にトリアシが咲き出すが、
場所によっては重なるので要注意。

・・・と書いてみたが、 (´π`;)はたして伝わったかどうか。



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真昼岳、花の稜線を行く。前編(2021年7月24日)

2021-08-08 | 真昼岳

7月24日は真昼岳で花見をして来た。
このお山、高さは1059mと低山だが、気候や地形の影響もあり、山頂部や稜線には樹木が少なく、高山的な景観が広がる。
花も多く、中には他の山ではなかなか見られない珍しい種類もある。

真夏の時期にはかつて赤倉沢ルートから訪れ、南峰にある秘密の花園に魅了された(こちら参照)が、
今回は峰越ルートから稜線を伝って歩いてみた。こちらも噂には聞いていたが、花が多かった。
なおこの日、早朝の真昼岳はやませ雲に包まれており、霧の中の山歩きから始まった。途中で霧が晴れ、景色が見えるようになったが、
今度は (´π`;)暑くて暑くてしょうがない。花の写真は主に行きに撮り、風景は帰りに撮ったものばかりだが、織り交ぜて話を進めようと思う。

下山後、昼過ぎに下界から見た見た真昼連峰。



今回の非合法マップ




峰越林道は非舗装の悪路。早朝なので対向車の無いのがさいわいだった。
県境の登山口には平日なのに既に数台のクルマが。

峰越ルート登山口、7月24日、早朝の様子。



今回、驚いたのは、歩き出したらすぐ、いきなりステーキ、いやいきなり高山植物が咲いていた点だ。

最初のピーク・北ノ又岳に続く稜線は草原になっており、標高は900mを少し出た程度。
それなのにいきなりタカネナデシコやハクサンフウロ、タテヤマウツボグサ、タカネアオヤギソウなど
いずれも他の山では高山植物とされる草花が咲いていた。


北ノ又岳を望む(下山時、撮影)。




タカネナデシコ



ハクサンフウロ                           
タテヤマウツボグサ。近隣の他の山に較べると花色が薄い。
 



他にはツリガネニンジン、ノギラン、タカネアオヤギソウなど。

北ノ又岳の登りに取りつくと、背の高い草の草原に変わった。
ここはヤマブキショウマやオニシモツケ、クロバナヒキオコシ、ヨツバヒヨドリ、エゾアジサイ、コバイケイソウなどが多かった。
六月に来た時(こちら)はシラネアオイやサンカヨウが多かった場所だ。

ヤマブキショウマ、オニシモツケなど                           
エゾアジサイ
 



エゾアジサイは山林に咲く花とのイメージだが、真昼岳では明るい草原や稜線にも進出していた。

クロバナヒキオコシ                               この急斜面を詰めると北ノ又岳山頂。
 



北ノ又岳山頂から先の稜線は樹林帯と花の多い草地が交互に現れる。

北ノ又岳山頂から少し先の稜線から音動岳、真昼岳の重なりを望む。真昼岳はまだ遠いなという感じ。



草地に咲く花は北ノ又岳への登りで見たものと基本的に同じだが、
心持ちクガイソウが多くなったような気分。

クガイソウの小群生



クガイソウとオオバギボウシ                             
ミヤマトウキ(イワテトウキ)
 


他に分類が苦手なセリ科も増えて来た。
こちらは逃げてばかりいられないので、下山後、気合を入れて名前を調べてみた。


イブキゼリモドキ




クルマユリ                                      シラネアオイ(実)
 


音動岳



音動岳の登りに差し掛かると、花の種類が少し変わって来る。

西側の急斜面にはお花畑が発達しているが、道も無いし、傾斜もきつくて近寄ることが出来ない。

音動岳西斜面のお花畑



イワオウギ



イワオウギはマメ科の高山植物で、北東北では少なく、ここと和賀山塊、焼石の南本内岳くらいか。
イブキトラノオはタデ科の高山植物で、やはり少なく、ここと薬師平、太平山、白神岳くらいでしか見たことがない。

真昼岳は秋田駒や鳥海山で見られない高山植物が豊富のようだ。

イブキトラノオの残り花                                
トウゲブキ
 


このお花畑は後に出て来る南峰のお花畑と共通種が多かった。

ピンクはタカネナデシコ、黄色はマルバキンレイカ、白はノリウツギやミヤマトウキと推測した。




マルバキンレイカ                                 キバナカワラマツバ
 



音動岳の南の稜線も花が多かった。ただし種類は北ノ又岳の前後と基本的に同じで地味な色合いだが、
トリアシショウマやヨツバヒヨドリ、キオンがより密生していた。

トリアシショウマ。バックは真昼岳。



ヨツバヒヨドリにキオンが混じる。




ツリガネニンジンやアキカラマツが混じる。                  このラン科はオオヤマサギソウだろうか。
 


東側ガレ場のお花畑。トリアシショウマ、オニシモツケ、クガイソウ、オオバギボウシなどが優勢。
他にタテヤマウツボグサ、イワオウギ、ドクウツギなども混じり、とても種類が多かった。




樹林のあるところでは花の終わったオサバグサの葉っぱがまだ健在だった。

オサバグサの葉っぱ                                  タマガワホトトギス
 



後編」へ続く。


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真夏の真昼岳に秘密の花園を見た(2016年7月31日)。

2021-07-25 | 真昼岳

(昨日は未明より真昼岳に行ったため、更新は無しでした。
本記事は過去の真昼岳登山記録ですが、自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしてアップしたものです。)

或る御方から、奥羽山脈の真昼岳に真夏、素晴らしい花園が出現すると聞いた。
東北には早池峰や秋田駒ヶ岳など花の名山が多いが、真昼岳のような低い山に花は咲くのだろうか。

自らの眼で確認すべく、7月31日に行ってみた。

大曲郊外から望んだ早朝の真昼岳。



この日の真昼岳にはやませ特有の薄雲がかかっており、山麓に近づくと雨がパラパラ。

非合法マップ。オレンジ破線が今回、歩いたルート(ピンク破線は峰越林道コース)。



この年、真昼岳には赤倉沢から二回登っている(一回目は、5月22日)。

標高は1059mと低いが、歩き始めの標高が約310mなので、山頂までの標高差は約750m。けっこう登り堪えのある高さだ
(標高900mの高所からスタートする峰越林道コースはこの年、林道が土砂崩れで通行止めだった)。
メジャーな山でないし、時期的にも登山者は少なく、この日、秋田側から登ったのは私と(かなり遅れて)もうひと組だけだった。
登り始めの森林帯は、クマさんが恐かったので、奇声を発しながら歩いた。


                                           クルマユリ

   


中腹より上は綺麗なブナの純林が続く。



 
樹林下には、シャクジョウソウ                             花の終わったオサバグサ
 


ヤセヅル尾根を過ぎると、低木林や笹藪の中を進むが、今回は濃霧のせいで視界はさっぱり。

花も疎らだった。

クガイソウ


 
キオン                                          真昼岳山頂 
 


そうこうしているうちに真昼岳山頂に到着したが、やませ由来の
ガスで視界ゼロ。
この暑い時期、さして高くもないくせに難儀な真昼岳に登った理由は・・・

冒頭にも申し上げた通り、秘密の花園。

それは山頂から更に十数分、南に歩いた先、通称・南峰の南側急斜面に有った。










 



今咲いてるコバルトブルーの穂花はヤマルリトラノオ (オオバコ科)。
日本海側の山地や海岸でときどき見かける花だが、このように群生するのは珍しく、
この地はもしかしたら国内(いや世界)最大規模の群生地かもしれない。

日本の自然界でコバルトブルーの花は極めて少なく、また一緒に咲く他の花とのカラーハーモニーも素晴らしかった。

イングリッシュ・ガーデンのようだと形容する方も居られた。

このお花畑を撮影しているうちに天気が回復し、日が射して来た。




 



前面のピンク花はハクサンフウロやタカネナデシコのようだ。

南峰の南側にあるお花畑を見るためには、急斜面を少し降りる必要がある。
お花畑の向こうに女神山や横手の御岳山が。




ロープを伝って急坂を降下すると、めくるめく花園が展開する。







ミヤマトウキ(イワテトウキ)  
 

 

タカネナデシコ
 


ウスユキソウとハクサンフウロ、タカネナデシコ。 


   

ハクサンサイコ
 


イワオトギリ






マルバキンレイカやキリンソウの咲く一角。 




あまり下ると帰りがタイヘンだ。そろそろ引き返そう(登り返そう)。

このお花畑の構成植物は北方系の高山植物ではなく、日本の低山に元々あった花たちやその高山型ばかりだった。

1000mという標高は純粋な高山植物が生育するには低すぎる。
一方で、南峰南斜面のような急峻な地形には既存の樹木や笹が生育できないだろう。
その結果、空いた場所にこういった草花が侵入し、お花畑になったのか。


下山したら、真昼岳の姿がよく見えるようになっていた。


 
右側のやや尖った方が南峰。その右斜面がお花畑になっている。

 

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オサバグサを見に真昼岳へ。峰越ルート編。(2021年6月2日)

2021-06-09 | 真昼岳

6月2日は朝、岩手のとある森でヤマシャクヤクを見た(記録はこちら)後、
雨が止んだので近くの三ツ石山に登ろうとした。

ところが網張温泉を過ぎたら冬季通行止め、登山口につながる道路(奥産道)は厳重に封鎖されていた(開放は6月5日以降との表示)。
しかたなく三ツ石山を諦め、秋田領に戻り、オサバグサがたけなわの真昼岳に登ることにした。

オサバグサ



この山にオサバグサの頃、登るのは五年ぶりだ(以前の記録はこちら)。

国道46号線からみずほの里ロードに入り、美郷町まで南下。秋田側はよく晴れており、真昼岳も全貌が見えた。

今回の非合法マップ



本来なら赤倉沢ルートをテクテク登るところだが、

既に昼近くなっていたので、オサバグサに早く出会える峰越ルートを選択、
峰越林道を走って、標高900mの岩手県境まで駆け上がった。

この林道、砂利道で以前は腹を擦るような悪路だったが、今回は路面状態が割と好かった。
県境の駐車スペースには平日にもかかわらず十台近いクルマが止まっていた。
オサバグサ、そして筍採りの時期はこの山、入山者が多いようだ。
なお林道の岩手側はまだ通行止めだった。

峰越林道県境から真昼の山並みを望む。左端のとんがったピークは女神山。



急ぎ車中で握り飯をほおばり、12時少し前に登山スタート。

北ノ又岳(990m)



最初に登った北ノ又岳(990m)の北東斜面は雪解けが遅かったのか、今が花盛りだった。

エチゴキジムシロ
 

                                             サンカヨウ

まだ新鮮なシラネアオイ



ノウゴウイチゴ
 
                                               オオバキスミレ



この斜面、他にはニリンソウやエゾエンゴサク、カタクリなどスプリングエフェメラルがまだ咲き残っていた。


北ノ又岳(990m)山頂に到達すると、南に真昼岳の山塊、西に仙北平野(横手盆地)がよく見渡せる。

今日、鳥海山は雲に包まれ、ほとんど見えなかったが、それ以外はほぼ満点の眺めだった。

北ノ又岳(990m)山頂から真昼岳の山塊を望む。真ん中辺奥が真昼岳、右手前に音動岳。左奥に女神山。



西に穀倉地帯の仙北平野(横手盆地)。



カタクリの咲き残り
 

                                                                                                                                                                 イワカガミ

稜線にはヤグルマソウがやたらと多かった。
この植物は本来、谷あいの斜面や林の下などで多く見かけるものだが、この山では明るく乾いた稜線なので少々意外だった。

ヤグルマソウ(蕾)



稜線には他にシラネアオイが多かったが、花は終盤だった。

稜線のみごとなシラネアオイ街道を見るには、一週間以上、早く来なければならないようだ。
コバイケイソウが軒並み、蕾をつけていた。今年はもしかしたら花の当たり年だろうか。

シラネアオイ街道の名残り
 
                                           コバイケイソウの蕾


音動岳




表題のオサバグサは、
今回のルートでは音動岳の山頂手前付近でやっと現れ、その後は真昼岳山頂まで連続して咲いていた。
本来ならば、亜高山帯針葉樹林下の日陰地に生育するものだが、
ここ真昼岳では、針葉樹(アオモリトドマツなど)が欠落しており、落葉広葉樹や笹原の下に生えている。
ある種の羊歯そっくりの葉っぱに白い小花がプラプラ。これでも一応、ケシ科で、日本固有の一属一種。
名の由来は、「葉が機を織るときに縦糸を揃えるための筬(おさ)の形に似ていることからついた」と聞く。
山野草屋でたまに売られているが、素人が低地の庭で維持することは至難の業だ。
したがってけっして山盗りしてはならない。山に置け蓮華草ならぬ筬(おさ)葉草だ。

東北では少ないが、ここ真昼岳から和賀山塊までの山々と早池峰山向かいの薬師岳には比較的多い。
他の山にも若干あるが、誰でも簡単に見に行ける場所ではない。


オサバグサの小群生



オサバグサ
 


今回はクルマバツクバネソウも多く見かけた。
先日、岩手の姫神山でも多く見かけた(記録はこちら)が、秋田県内では珍しいと思う。

クルマバツクバネソウ
 



音動岳山頂付近から真昼岳を望む。




真昼岳は1000mちょっとの低山だが、ご覧の通り、樹木は少なく、笹にびっしりと覆われている。

真昼岳の北側前衛への道
 
                                             真昼岳山頂標


真昼岳山頂を極めた後、南峰へも行ってみる。
ここは真夏、素晴らしいお花畑が出現する処だが、今の季節は何も咲いてなかった。

南側の展望は素晴らしい。

南峰から女神山や黒森山方面を望む。



南峰から兎平方面を望む。左奥は焼石岳、右奥に栗駒山。



同じ道をピストンで帰る。今度は北側の風景を眺めながら下山する。

山頂付近から北側を望む。手前に音動岳。奥に和賀岳の山塊、左の奥に秋田駒ヶ岳。



音動岳から北ノ又岳、その奥に和賀岳の山塊を望む。




和賀岳をアップで。



下山後、下界の美郷町から真昼の山並みを仰ぎ見た。




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晩秋の真昼岳。(2017年11月3日)

2020-11-18 | 真昼岳

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

このところ1000m未満の低山ばかり続いていた。
今年の山納めは出来たら1000m超の山と言うことで、11月3日、真昼岳(1060m)に行ってみた。

昨年はこの山に下界(標高350m)からテクテク赤倉沢経由で登っている(こちら)が、
今回はずるして峰越林道の県境登山口(標高900m)から入ってみた
(この林道は土砂崩れでずっと通行止めだったが、通行可能になったと知ったのは前日、11月2日だった)。


下山時の稜線から振り返り見た真昼岳



峰越林道の県境登山口。



広い駐車場には誰も居なかったので、先頭スペースに柿の種号を駐車。

非合法マップ。今回歩いたのはピンクの破線。 



この日の天気は概ね晴れ。

早朝、登山口から南の方に栗駒山や焼石岳が見えたが、鳥海山や北隣の和賀岳は雲が邪魔で見えなかった。

県境登山口から栗駒山を望む。


 

山はまだ無積雪だった。
北ノ又岳山頂に登ると音動岳が前に立ちはだかり、真昼岳まではけっこう距離があるように見えるが、
いざ歩いてみたらさほどの距離でもなかった。

北ノ又岳(996m)から真昼岳(1060m)、音動岳(1006m)を望む。

 


真昼岳は全山、ササに覆われ、晩秋でも青々としている。

音動岳から真昼岳を望む。
 



秋田県側、仙北平野を見下ろす。
 



岩手県側、真昼本沢を見下ろす。                       真昼岳山頂。バックは女神山。
 



真昼岳山頂には誰も居なかった。おまけに西から次々と雲が寄って来て景色はほとんど見えなくなってしまった。

夏場、花が豊富だった南峰の方に少し歩き出したら、なっ( ̄π ̄;なんとIさん(女性、fb友人)とバッタリ遭遇。

真昼岳南峰から善知鳥川向沢を眺め下ろす。 




Iさんは 私の登山の師匠、主にネット上で山のことをいろいろ教えて頂いているのだが、
今日ここでお目にかかれるとは夢にも思ってなかった(Iさんはそれ以上に驚いていた)。

善知鳥川を遡行して来たとのことで凛々しい長靴姿だった。この後は南の女神山に縦走し、最近開かれた新ルートを下山されるとか。

Iさんの長靴。そのつま先、右奥に咲くピンクの花影は・・・。

 



山頂付近で見かけた残り花を少し。


タカネナデシコ                               ミヤマスミレ

 



このところ暖かめの日が続いてるので、スミレなどはもしかしたら春と勘違いしてるのかもしれない。


エゾオヤマリンドウ                             キオン
 



草紅葉も。


エチゴキジムシロ

 



ハクサンフウロ                              イワオトギリだろうか。
 



帰りは岩手県側に見えたある風景に釘付けになった。

霧氷でもないのに、ブナや草木がやけに白く煌いていた。
光線の角度のせいで偶々そう見えたのだろうが、とても綺麗だった。







 


こちらのブナ林にはカラマツやスギの植林が混じっている。
カラマツの紅葉が金色に見えた。




下山時は和賀岳が見えた。

音動岳から北ノ又岳、そして和賀岳を望む(下山時、撮影)。


 

和賀岳をアップで。いつかは登りたいお山(翌2018年秋に登頂した。⇒ こちら)。




稜線で見た樹木。 

オオカメノキの花芽はいつもならウサギさんに見立てることが多いのだが、
今回はバルタン星人やウルトラマンを連想した。

 


綺麗な赤い枝はハナヒリノキだった。葉を落とした今の時期だから見られる木姿か。

綺麗な赤い枝はハナヒリノキ。                       山麓で見つけた滑り台のような滝
 



今回、樹木紅葉は真昼岳の上の方ではすっかり終わっていたが、山麓の川口渓谷ではまだ少し残っていた。




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