熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ペットショップで売れ残った子犬を目の当たりにして

2012-02-10 21:00:22 | 日常の出来事・雑感
よく行くホームセンターにペットショップが併設されている。どんな子犬がいるのか、時々立ち寄るのだが、今日約1ヶ月ぶりに覗いてみると、前回目にしたゴールデンの子犬が未だ売れずにいた。

誕生日は昨年9月27日とあるから、生後4ヵ月半である。順調に買い手が見つかって家庭に引き取られていれば、やんちゃ盛りで活発に動き回っている頃だろう。
体の大きさは、一見順調に育っているようだが、良くみると後ろ脚の太ももがいやに細い。やはり、生後ほとんど運動らしい運動をさせられることなく、毎日をケージの中で過ごしているせいだろう。

一方、別のペットショップで目にした光景だが、やはり生後4、5ヶ月くらいのピレネー犬の子犬が、一旦、掃除のためケージから出されたものの、掃除が終わり店員がケージに戻そうとするも、そのピレネー犬はケージに入ることを拒み、座り込んだまま動こうとしない。子犬とはいえピレネー犬ゆえ、体は大きく力もありそうで、店員もおうじょうしていた。
「もう狭い檻に押し込むのは勘弁してくれ~」という子犬の叫び声が聞こえてきそうだった。

小型犬なら未だしも、4,5ヶ月の大型犬ともなるとケージも狭くなって、ろくに身動きがとれないことは勿論だが、そもそも子犬の大小に関わらず、4,5ヶ月にもなる子犬を一日中狭いケージに押し込んでいることは、虐待とさほど変わらないのではと思えてならない。

そもそも、犬猫をケージに入れて商品のように陳列販売するやり方は世界でも珍しい。
生後30日くらいで親・兄弟から引き離され、買い手がつくまで狭いケージの中に押し込められている姿は、どうみても異様だ。
それに、話は変わるが、日本ではほとんどの施設では犬猫を連れて入れない。交通機関も使えない。日本は未だ未だペット後進国といわざるを得ない。

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