熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

バラの大敵「チュウレンジバチ」

2012-05-07 08:47:04 | 
庭にやって来る虫たちを観察することも楽しみにしているので、なるべく殺虫剤は撒かないようにしている。
葉が少しの食害を受けても、やがて成虫となって庭にやって来ることを考えると、殺すわけには行かない。
ところが、バラに卵を産み付けるチュウレンジバチだけは見過ごすわけには行かない。

さなぎの状態で越冬し、この季節羽化した成虫が次々と飛んで来ては柔らかそうな茎に卵を産み付ける。
ふ化した幼虫の食欲は旺盛で、放置していると枝が丸裸にされてしまう。
葉の食害に加え、卵を産み付けられた茎は枯れることは無いものの、ふ化した後、大きく裂け目ができて無残な姿になる。病原菌が進入する原因にもなる。

産卵中のチュウレンジバチ。黄色の腹が特徴で目につきやすい。
産卵管を茎に突き刺している間は動けないので、容易に捕獲できる。
 

産み付けられた卵の除去は難しいので、ふ化したら幼虫を手で取り除くか、殺虫剤でまめに駆除するしかない。
全く迷惑なチュウレンジバチである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする