“茹で蛙”という言葉を耳にしたことはおありだろうか。
生きた蛙をいきなり熱いお湯に入れると、驚き、飛び跳ねて難を逃れることが出来るが、水に入れた状態から時間を掛け、徐々に温度を上げて行くと、蛙は次第に温度に慣れて行き、気付いた時には茹で上がって一丁揚がりという、少々残酷な話である。
人間社会に当てはめると、徐々に忍び寄る危機に対して人間が麻痺してしまい、気付いた時には手が付けられず、万事休すの状態になってしまうことをいう。
今の日本は、この“茹で蛙”状態といえるのではないだろうか。
900兆円もの国の借金、国民一人当たり実に700万円超、1世帯当たりでは1800万円ととてつもない金額だ。どうやって返済するのか、考えただけでも恐ろしくなる。
いつしか国家財政が破綻して、IMFの管理下に置かれるのもまんざら有り得ない話ではないような気がしてくる。
他にも、少子高齢化、増え続ける社会保障費、進展どころか後退して行く北方領土問題など、出口の見えない問題山積である。
これからの政治に期待するしかないが、果たして、政治家の皆さんは“茹で蛙”という言葉をご存知だろうか?
生きた蛙をいきなり熱いお湯に入れると、驚き、飛び跳ねて難を逃れることが出来るが、水に入れた状態から時間を掛け、徐々に温度を上げて行くと、蛙は次第に温度に慣れて行き、気付いた時には茹で上がって一丁揚がりという、少々残酷な話である。
人間社会に当てはめると、徐々に忍び寄る危機に対して人間が麻痺してしまい、気付いた時には手が付けられず、万事休すの状態になってしまうことをいう。
今の日本は、この“茹で蛙”状態といえるのではないだろうか。
900兆円もの国の借金、国民一人当たり実に700万円超、1世帯当たりでは1800万円ととてつもない金額だ。どうやって返済するのか、考えただけでも恐ろしくなる。
いつしか国家財政が破綻して、IMFの管理下に置かれるのもまんざら有り得ない話ではないような気がしてくる。
他にも、少子高齢化、増え続ける社会保障費、進展どころか後退して行く北方領土問題など、出口の見えない問題山積である。
これからの政治に期待するしかないが、果たして、政治家の皆さんは“茹で蛙”という言葉をご存知だろうか?