ビルボード・チャート日記 by 星船

70年代、80年代から最新までビルボードのヒットチャートにあわせて名曲を紹介します。
(最新チャートはお休みします)

ビルボード 全米 Top40 1983年12月10日付 Lionel Richie - All Night Long (All Night)

2019-12-08 20:42:31 | 1983年ビルボードTop40
1983年12月3日付ビルボード All American Top40、1位の交代がありました、2位から上がっての1位はPaul McCartney and Michael Jacksonの"Say Say Say"。Paul McCartneyもMichael Jacksonも説明することありません、ソロでも数多くの大ヒットを持っています。この二人のデュエットとしては、Michael Jacksonのアルバム『Thriller』に収録の"The Girl Is Mine"が最高位2位を記録していますので、それに続く大ヒットとなりました。
Paul McCartneyはビートルズ時代を除いて9曲目の1位。Michael Jacksonは6曲目の1位です。

4週間の1位からダウンしての2位はLionel Richieの"All Night Long"。Lionel Richieですが、The Commodores時代から数多くのヒットを持っていますが、The Commodores時代には"Three Times a Lady"と"Still"、ソロになってからもDiana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"、ソロの1位"Truly"に続くこれで通算5曲目の1位となりました。
3位は前週と変わらずこれで5週目の3位、Billy Joelの"Uptown Girl"。Billy Joelですが、Top40ヒットは1974年の"Piano Man"からこの曲で通算19曲目、Top3ヒットは1977年の"Just the Way You Are"以来、No.1ヒット2曲を含めこの曲で5曲目となります。
4位は5位からアップ、Daryl Hall & John Oatesの"Say it Isn't So"。数多くの大ヒットを持つデュオですが、Top5ヒットは1982年12月から翌年の1月にかけて4週間1位を記録した"Maneater"以来となります。
5位は6位からアップ、Pat Benatarの"Love Is A Battlefield"。Pat Benatarですが、これまでの最大のヒットは1980年に最高位9位を記録した"Hit Me with Your Best Shot"。初めてのTop5ヒットです。

この週4週間の1位からダウンしての2位はLionel Richieの"All Night Long"。
年間チャートは1984年の第12位。年度の途中でしたので12位止まりでしたが、少なくとも2週間の1位で年間7位だった"Hello"よりも大ヒットしました。

Lionel Richieですが、The Commodoresのボーカリストとして1974年にファーストアルバム『Machine Gun』をリリース。シングルチャートへの初登場も1974年に最高位22位を記録した"Machine Gun"。この曲はなんとボーカル無しのインストルメンタルダンスミュージックです。その後のコモドアーズとライオネル・リッチーの活躍からは考えられませんですね。

The Commodores時代にはファンクからダンスミュージック、そしてソウルバラードと、様々な曲をヒットさせました。そんな中で"Three Times a Lady"と"Still"のフィーチャリングLionel RichieともいえるバラードNo.1大ヒットがありました。
また、1980年には、Kenny Rogersに提供した"Lady"がNo.1を記録、年度を代表する大ヒットとなるなど、ソングライターとしても活躍しました。

そして1981年にはソロ活動を開始、まずはDiana Rossとのサウンドトラック"Endless Love"でいきなり年間チャート2位の特大のヒット、ソロでのファーストアルバムからは、"Truly"が1位、"You Are"が4位、"My Love"5位と、続けて大ヒットとなります。

そして1983年にリリースしたセカンドソロアルバム『Can't Slow Down』からのファーストシングルがこの曲"All Night Long (All Night)"です。
正直言って、"Endless Love"から"My Love"まで、あまりのバラード続きで食傷気味だったところ、この"All Night Long (All Night)"は軽妙なダンスポップス。そこがこの大ヒットにつながったんですね。
バラードはいい加減勘弁してもらいたいですが、この曲は大好きで今でもよく聴きます。

曲の作者はもちろんLionel Richie。
なんとバックボーカルにはまだ無名のRichard Marxが参加しています。


今週 先週 song / artist
1 2 SAY SAY SAY / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
2 1 ALL NIGHT LONG / LIONEL RICHIE
3 3 UPTOWN GIRL / BILLY JOEL
4 5 SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL & JOHN OATES
5 6 LOVE IS A BATTLEFIELD / PAT BENATAR
6 4 ISLANDS IN THE STREAM / KENNY ROGERS with DOLLY PARTON
7 11 UNION OF THE SNAKE / DURAN DURAN
8 7 CUM ON FEEL THE NOIZE / QUIET RIOT
9 9 CRUMBLIN' DOWN / JOHN COUGAR
10 10 CHURCH OF THE POISON MIND / CULTURE CLUB
11 14 OWNER OF A LONELY HEART / YES
12 16 TWIST OF FATE / OLIVIA NEWTON-JOHN
13 13 WHY ME? / IRENE CARA
14 15 UNDERCOVER OF THE NIGHT / ROLLING STONES
15 8 HEART AND SOUL / HUEY LEWIS & THE NEWS
16 19 SYNCHRONICITY II / POLICE
17 17 IN A BIG COUNTRY / BIG COUNTRY
18 20 MAJOR TOM / PETER SCHILLING
19 27 BREAK MY STRIDE / MATTHEW WILDER
20 12 P.Y.T. / MICHAEL JACKSON
21 25 I GUESS THAT'S WHY THEY CALL IT THE BLUES / ELTON JOHN
22 22 AIN'T NOBODY / RUFUS & CHAKA KHAN
23 23 SOULS / RICK SPRINGFIELD
24 29 TALKING IN YOUR SLEEP / ROMANTICS
25 21 TOTAL ECLIPSE OF THE HEART / BONNIE TYLER
26 33 TIME WILL REVEAL / DEBARGE
27 30 READ EM' AND WEEP / BARRY MANILOW
28 18 SUDDENLY LAST SUMMER / MOTELS
29 36 IF I'D BEEN THE ONE / 38 SPECIAL
30 35 RUNNING WITH THE NIGHT / LIONEL RICHIE
31 38 JOANNA / KOOL & THE GANG
32 42 I STILL CAN'T GET OVER LOVING YOU / RAY PARKER JR.
33 24 TONIGHT, I CELEBRATE MY LOVE / PEABO BRYSON & ROBERTA FLACK
34 43 THAT'S ALL / GENESIS
35 52 KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
36 39 I WON'T STAND IN YOUR WAY / STRAY CATS
37 34 THE SMILE HAS LEFT YOUR EYES / ASIA
38 31 TELEFONE (LONG DISTANCE LOVE AFFAIR) / SHEENA EASTON
39 45 HOLIDAY / MADONNA
40 41 THE WAY HE MAKES ME FEEL / BARBRA STREISAND

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14 コメント

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2013年リマスター盤! (ms-database)
2019-12-08 22:14:15
こんばんは。
"All Night Long”の長尺版(LPバージョン)が好きで、アルバム"Can't Slow Down"を3枚(1992年盤/POCT-1828、2013年盤/UICY-75813、今年発売盤/UICY-78901)で聴き比べていますが、2013年盤が抜群ですね。他の盤が全く違う作品と思えるくらいです。
おそるべしリマスター地獄。
LPバージョン (星船)
2019-12-09 20:55:34
ms-databaseさんこんばんは。
そうですか、やっぱりリマスター版は違いますか。
"All Night Long”のLPバージョン、良いじゃないですか。
様々な楽器が入っていて、さらに曲の良さが引き立っていますね。
リマスターで散財 (ms-database)
2019-12-09 21:45:24
こんばんは。

もちろん全てのリマスターが無条件に良い、というわけではありません。
長らくリマスター盤が待ち望まれていたFleetwood Macの"Mirage"は、旧盤の音圧があまりに低すぎたため、「それに比べれば」という程度でしたし、
Springsteenの"Born In The U.S.A."の初リマスターの2005年盤も「えっ」という感じでした。
Bostonの"Third Stage"はいつになったら真正リマスターが出るのやら。
一般的に1990年代中盤までの「リマスター」表記は総じて注意が必要ですね。

一方、「これは」というのがSteve Winwood の"Back In The High Life"。1989年盤(ポリスター P25D-25109)も悪くはないのですが、2008年リマスターはさらに(遥かに)良い!
中でも現時点で聴きうる究極のリマスターは「96Khz / 24Bit Digital Remastered」シリーズです。かなりのタイトルが発売されていますが、とにかく凄い。このシリーズの音は大袈裟に言うと「音が塊となって見える」。もう、しょぼい音は聴きたくない、そんな罪作りなシリーズです。
ジャズ系はいうまでもなくRudy Van Gelder remaster。1960年代の音も驚くほどよいのですが、RVGリマスターはさらに音がクッキリ。目の前から霧が晴れた、そんな感じです。
以上、あくまでも個人的な見解ですので、ご容赦ください。
6年連続 (hannah)
2019-12-09 22:57:36
星船さん、こんばんは。
以前にもどこかで触れましたが、78年の♪Three Times A Lady♪から86年の♪Dancing On The Ceiling♪までの9年連続1位獲得が途切れることなく続きました。
彼のバラードについては色々揶揄されていますが、この曲はダンスポップの感じです。
2ndはややロックぽく、3rdはお得意のバラードと異なった曲調のシングルでした。
田んぼに行って捨てて来いや (音時)
2019-12-09 23:11:13
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/22483421.html
ライオネルが自信をもって作った一曲ですね。ああでもどうしてもこの曲は「空耳」からもう離れられない感じです...(^▽^;)。
Unknown (太ったボンジョビ( ´△`))
2019-12-09 23:58:50
ありゃりゃ、やっぱりみなさんこの曲お好きなようですね。
私はユーアー以降の彼のシングルはコンカー以外はスルーであります。
売れて当たり前なのは時代なのだろうとは思いますが、なんか芯のない歌ばかり、という負け犬の遠吠えみたいな私であります

ただしアルバムトップのタイトル曲、これは今でもハマっております。
ライオネルらしからぬスピード感、おそらくマイケルのスリラーを聴いてひらめいたものと思われます、ノリがまるで同じ、6分なのも同じ。
私の大好きなマイケルのワナビーを大人向け夜向けにしたようで、A面1曲めでシブい出だしです。
で、ファーストのアルバムトップは何だっけ?とYouTubeへ。
確かサーブズユーライト、こ、これもイイ!知らなかった。
てなわけでライオネル、否定しきれておりません。
ちなみにユーアーとマイラブを紹介されなかった🌟🚢さんをあらためてナイスガイだと思った春夏でした。
リマスター盤 (星船)
2019-12-10 20:42:27
ms-databaseさんこんばんは。
そうなんですか、リマスター盤にもいろいろあるのですね。勉強になります。
やっぱりリマスター盤を買うなら最近のリマスター盤なのですね。いろいろ教えていただいてありがとうございました。
天才 (星船)
2019-12-10 20:48:57
hannahさんこんばんは。
Lionel Richieですが、いろいろ言われますけれども、その曲づくりの素晴らしさ、ボーカルの素晴らしさは文句のつけようがありませんね。
さすがにバラードが多すぎて、もういいでしょ!、と言いたくなりましたが、それでも毎年の大ヒット、天才ミュージシャンですよね。
いぇー田んぼ、田んぼ (星船)
2019-12-10 20:53:22
音時さんこんばんは。
この曲のちょうど間奏のところですね。「田んぼに行って捨てて来いや、いぇー田んぼ、田んぼ」ですよね。
このところは一度聞くとそうとしか聞こえなくなります。「がんばーれ、タブチ」と並んで名作です。
アルバムは (星船)
2019-12-10 21:02:16
太ったボンジョビさんこんばんは。
そうそう、Lionel Richieのソロアルバム、良いんですよね。もちろんバラードばっかりじゃあなくって。ダンスミュージックあり、ロックあり、カントリーありと。サードアルバム『Dancing on the Ceiling』もアルバムチャート1位になりましたが、1位になったのもわかります。

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