ビルボード・チャート日記 by 星船

70年代、80年代から最新までビルボードのヒットチャートにあわせて名曲を紹介します。
(最新チャートはお休みします)

ビルボード 全米 Top40 1984年6月16日付 Night Ranger - Sister Christian

2020-06-14 18:53:41 | 1984年ビルボードTop40
1984年6月16日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はCyndi Lauperの"Time After Time"。Cyndi Lauperですが、デビューシングル"Girls Just Want to Have Fun"がいきなりの2位を記録、続くシングルでの初めての1位獲得です。デビューから驚きの連続大ヒットです。

2位は4位からアップ、Duran Duranの"The Reflex"。Duran Duranですが、1982年に初めてのヒットで最高位3位を記録した"Hungry Like the Wolf"以来この曲で4曲目のTop5ヒット、3曲目のTop3ヒットとなりました。
3位は2位からダウン、2週間の1位、Deniece Williamsの"Let's Hear It for the Boy"。映画「Footloose」のサウンドトラックから2曲目のNo.1ヒットです。Deniece Williamsですが、60年代から活躍していますが、Top40ヒットはこの曲で4曲目、1978年に1位を記録したJohnny Mathisとのデュエットソング"Too Much, Too Little, Too Late"以来2曲目のNo.1ヒットです。
4位は3位からダウン、Steve Perryの"Oh Sherrie"。Steve Perryですが、もちろんJourneyのリードボーカリスト。Journeyでは最高位2位の"Open Arms"、4位の"Who's Crying Now"の2曲のTop5ヒットを持っていますが、ソロでは最高位17位のKenny Logginsとのデュエット"Don't Fight It"以来2曲目のTop40ヒットです。
5位は前週と変わらず、Night Rangerの"Sister Christian"。Night Rangerですが、デビューシングル"Don't Tell Me You Love Me"は最高位40位のかろうじてのTop40ヒット。2曲目のTop40ヒットで5位まで上がってきました。

この週5位はNight Rangerの"Sister Christian"。最高位は6月9日と16日の第5位。年間チャートは第40位。彼ら初めての大ヒットです。

Night Rangerですが、サンフランシスコで1982年に結成されたロックグループ。
Night Rangerは、元々「ルビコン」というグループで活躍していたブラッド・ギルスとジャック・ブレイズ、そしてルビコンのツアー・メンバーのケリー・ケイギーが中心となって結成されました。
「ルビコン」は1曲だけTop40ヒットを持っていて、1978年に28位を記録した"I'm Gonna Take Care Of Everyghing"という曲です。この曲は日本では全く話題になりませんでしたがクロスオーバーな良い曲でした。こちら→→→をご覧ください。

1982年にファーストアルバム『Dawn Patrol』をリリース。シングルカットされた"Don't Tell Me You Love Me"が最高位40位を記録します。
前の記事、Styxの"Music Time"で話題になりましたが、最高位40位をなんと3週間続けたのがこの曲でした。
そして翌年1983年にリリースしたセカンドアルバム『Midnight Madness』からのセカンドシングルがこの曲"Sister Christian"です。
その後も"Sentimental Street"などTop40ヒットを出し、80年代後半まで大人気アメリカンロックバンドとして活躍します。その後一旦解散してしまいますが、90年代中頃には活動を再開し、現在でも活動を続けています。

"Sister Christian"ですが曲の作者はメンバーのドラム担当Kelly Keagy。リードボーカルもKelly Keagyが務めています。いわゆるパワーバラードのこの曲で大ヒットしました。


Night RangerのリードボーカルはJack Bladesがとることが多いのですが、アルバム『Midnight Madness』からのファーストシングルがこの曲"(You Can Still) Rock in America"で、最高位は51位。Jack Bladesがリードボーカルです。こちらはかなりのハードロックです。この手の曲はシングルヒットは難しいかもしれませんが、この曲こそ本来のNight Rangerの曲です。バックボーカルに元Deep PurpleのGlenn Hughes が参加しています。


今週 先週 song / artist
1 1 TIME AFTER TIME / CYNDI LAUPER
2 4 THE REFLEX / DURAN DURAN
3 2 LET'S HEAR IT FOR THE BOY / DENIECE WILLIAMS
4 3 OH SHERRIE / STEVE PERRY
5 5 SISTER CHRISTIAN / NIGHT RANGER
6 6 THE HEART OF ROCK & ROLL / HUEY LEWIS & THE NEWS
7 9 SELF CONTROL / LAURA BRANIGAN
8 10 JUMP / POINTER SISTERS
9 14 DANCING IN THE DARK / BRUCE SPRINGSTEEN
10 11 BORDERLINE / MADONNA
11 18 EYES WITHOUT A FACE / BILLY IDOL
12 8 BREAKDANCE / IRENE CARA
13 15 ITS A MIRACLE / CULTURE CLUB
14 19 ALMOST PARADISE / MIKE RENO & ANN WILSON
15 7 HELLO / LIONEL RICHIE
16 17 YOU CAN'T GET WHAT YOU WANT / JOE JACKSON
17 36 WHEN DOVES CRY / PRINCE
18 13 I'LL WAIT / VAN HALEN
19 22 STAY THE NIGHT / CHICAGO
20 23 RUN RUNAWAY / SLADE
21 12 AGAINST ALL ODDS / PHIL COLLINS
22 24 WHO'S THAT GIRL? / EURYTHMICS
23 25 LEGS / ZZ TOP
24 26 MAGIC / CARS
25 27 MODERN DAY DELILAH / VAN STEPHENSON
26 32 DOCTOR! DOCTOR! / THOMPSON TWINS
27 28 INFATUATION / ROD STEWART
28 31 DANCE HALL DAYS / WANG CHUNG
29 16 TO ALL THE GIRLS I'VE LOVED BEFORE / JULIO IGLESIAS & WILLIE NELSON
30 20 DANCING IN THE SHEETS / SHALAMAR
31 35 NO WAY OUT / JEFFERSON STARSHIP
32 49 SAD SONGS / ELTON JOHN
33 33 WHAT IS LOVE? / HOWARD JONES
34 39 DON'T WALK AWAY / RICK SPRINGFIELD
35 38 I CAN DREAM ABOUT YOU / DAN HARTMAN
36 21 THE LONGEST TIME / BILLY JOEL
37 37 WHISPER TO A SCREAM / ICICLE WORKS
38 29 MY EVER CHANGING MOODS / STYLE COUNCIL
39 30 LOVE WILL SHOW US HOW / CHRISTINE MCVIE
40 47 BREAKIN'.. THERE'S NO STOPPING US / OLLIE & JERRY

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16 コメント

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妹よ、あの味噌汁の作り方を書いて行け! (音時)
2020-06-14 21:07:25
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/15723946.html
Night Rangerはよく日本に来てくれるのですが、"Sister Christian"と"Sentimental Street"を歌うときはドラムのケイギーのソロのリサイタル?のようになります。
 この曲は僕も当初は"キリスト教のシスターとの禁断の恋"を歌ったものかと思っていたら、ケイギーの妹は"クリスティ"と言う名前で、その妹が学校を卒業し社会に出るにあたって、兄貴から贈る歌のようで、まさに英語版「妹」(かぐや姫)なのです。
 映画「Rock Of Ages」でオープニングでヒロインが田舎から都会に出て行くバスのなかでこの曲を歌うと、他のお客がみんな合唱してくれます。僕などは妹を送る兄貴の立場でこの曲を聴いていましたが、女性は妹=送られる立場でこの曲を聴くことができるんだなと目から鱗が落ちたような経験でした。

一躍有名に (hannah)
2020-06-14 21:44:52
星船さん、こんばんわ。
Night Rangerは元々はロック系のグループですが、このようなグループのバラード系の曲はけっこう聴かせてくれる曲が多いですね。
これまでのシングル2曲はロック系の曲でしたが、バラード系シングルで一躍有名になりました。
次のシングル♪When You Close Your Eyes♪もTop20ヒットとなり、84年を代表するグループになりました。
確か♪Dawn Patrol♪の邦題は「緊急指令NR」でしたね。
クリスチャンの歌 (星船)
2020-06-15 20:28:30
音時さんこんばんは。
なんと!妹の「クリスチャン」の歌ですか?
当然キリスト教のシスターとのことを歌った歌だと思っていました。驚きました。
ドラムのKelly Keagyのボーカルは柔らかい、優し気なボーカルで、バラード系の曲にはぴったりだと思います。
ハードな曲とバラードが (星船)
2020-06-15 20:30:27
hannahさんこんばんは。
Night Rangerは基本的にはハードロックバンドだとは思いますが、シングルヒットにはバラード系の曲が多かったです。シングルでのヒットはバラード系が有利なのは仕方ないですね。
Night Rangerの良いところは、ハードな曲とバラードがいい具合に交じっていたところですね。
Unknown (太ったボンジョビ(*^_^*))
2020-06-15 22:42:22
炎の彼方から、はや一年あまり…
週に2回のお楽しみなんですが、いやーあっという間の1年だったなー。
ですので前回の曲をパクったシブがき隊のビデオなんですが…。
実は3人の中での硬派はモックンでなくヤックンだったことは近年知られてきました。
モックンフックンがチェッカーズや吉川晃司、またはアイドルらと遊び散らかしていたとき
「おまえら何でライバルとチャラチャラやってんだ!」
と二人にがなりたてていたとか…ヤックンも遊んでそうですけど。
しかしゾッコンLoveのビデオ見たら分かりましたよ。
ヤックンだけローラースケートがへっぴり腰なんですね。
モックンフックンは明らかに慣れてて楽しそう、ヤックンはひとりでノロノロと…。
つまり、ヤックンはアイドル業に邁進しないと芸能人で居られない人だったのかも知れないです。センターもモックンでしたしね。
そんなヤックンですが結局同世代のアイドルのお腹を大きくしてしまい、その記者会見では苦笑いが話題になりましたね。
ときはまさにバルブ真っ盛り、おめでとうヤックン。
よーし明日はアルバム、ミドナイトマドネス行きます!
どうもすみませんでした。
斎藤道三 (星船)
2020-06-16 21:10:21
太ったボンジョビさんこんばんは。
シブがき隊といえば、今はやっぱり、もっくんの斎藤道三ですね。三人の現在の活躍は、だいぶ差がついているのでしょうか?あんまり興味がないのでよくわかりませんが^^;
『Midnight Madness』は素晴らしいアルバムでした。
7Wishes (hannah)
2020-06-16 21:33:16
星船さん、こんばんは。
Night Rangerはこの年の♪Midnaight Madness♪と翌年の♪7Wishes♪が大ヒットしました。
シングルも♪Sintimental Street♪がTop10ヒットになりました。
♪Four In The Morning♪もいい曲でした。
ただ、以降はあまり大ヒットがなかったですが、時代の流れでしょうか。
懐かしい!! (240)
2020-06-16 21:52:40
こんばんは。
当時、セカンドアルバムはリアルタイムに買って、聴きまくってました。「Rock In America」が大好きだった私は、この「Sister Christian」はあまり好きじゃなかったんですが、今聞いてもいい曲ですね。
ナイトレンジャーのデビュー前夜、ブラッド・ギルスはランディ・ローズの後釜に座り、オジーのライブに緊急登板しましたが、その成功を捨てて、仲間の元に戻り、ナイトレンジャーとしてデビューしたんですよね。
今も3人ですが、ナイトレンジャーは健在。素晴らしいバンドだと思います。
Unknown (太ったボンジョビ(>。<))
2020-06-16 22:12:14
☆🚢さん、無理やりなコメント、申し訳ありません。
ちょっと薬丸をからかってみました、すみません。
さて84年年頭で伊藤政則夜ラジオでロックインアメリカがかかったとき
「これじゃねーだろー、ドンテルもエディもよかったのに、なんでシングミーアウェイの早回しなんだよ!」と憤慨しておりました。
アルバムも借りさえしていなかった5月、シスクリがチャート爆上がり中!
修道尼か?いっちょ聞いてみるっす!
なんじゃこりゃ、誰がこんなバラードやれちゅうじゃい!モルレ~♪じゃねーっす!
しかしがっかりしなかった!
Why Does Have To Changeが凄くカッコいいし、パッションプレイ、チッピンアウェイもやるせなさがいい!
タッチオブマッドネスもデフレパのホトグラフの虚無版でじっくり聞ける!
ラストのレットヒムランも次作のグッバイよりも置いて行かれそうな感じが素敵!
つまりまずまずのシングル3曲(ルマーズ入れれば4曲)よりもその他の方が良くて、軽自動車のテープは飛ばさなかったし、84年では最もLP通して聴いた新譜かもしれません。
(84年とするならビッグバンブンの方がヘビーロシーョンだったかも)
ちなみにロックインアメリカを△としましたが、自作のThis Boy Needs to Rockは素晴らしいですね。カラオケに欲しいです。
サードアルバム (星船)
2020-06-16 22:24:18
hannahさんこんばんは。
彼らのサードアルバム『7 Wishes』ですね。
このアルバムは、彼らの音楽の完成系だったでしょうか。良い曲満載の素晴らしいアルバムでした。
最後のTop40ヒットにはなってしまいましたが、"Goodbye"も良い曲でした。その後一時活動が低下してしまって残念でしたが、今でも活躍して頑張っているようです。

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