ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1980年6月21日付 ビルボード 全米 Top40 アンブロージア Ambrosia - Biggest Part of Me

2016-06-22 21:31:57 | 1980年ビルボードTop40
1980年6月21日付ビルボード All American Top40、4週目の1位の大ヒットとなりました、Lipps,Inc.の"Funkytown"。Lipps,Inc.ですが、アメリカミネソタ州ミネアポリスで結成されたディスコソングユニットで、もちろん初めてのヒット曲で1位を記録しました。

2位は前週と変わらず、2位は3週目、Paul McCartney & Wingsの"Coming Up"、表記はWingsではありましたが1978年に5位まで上がった"Goodnight Tonight"以来のTop5ヒットです。
3位も前週と変わらず、こちらも3位が3週目、Ambrosiaの"Biggest Part of Me"。Ambrosia、1978年に3位を記録した"How Much I Feel"以来のTop5ヒットとなりました。
4位も前週と変わらず、Bette Midlerの"The Rose"、ベット・ミドラー自身が主演し、ロック歌手ジャニス・ジョプリンがモデルとなった映画「The Rose」主題歌。ベット・ミドラー、ヒット曲はたくさん持っていますがこの曲で初めてのTop5ヒットです。
5位も前週と変わらず、Bob Seger & the Silver Bullet Bandの"Against The Wind"。Bob Segerですが、1978年に4位を記録した"Still The Same"以来のTop5ヒットです。

この週3週目の3位はAmbrosiaの"Biggest Part of Me"。最高位はこの3位、年間チャートは27位、1978年に同じく3位まで上がった"How Much I Feel"以来、2曲目の大ヒットです。
Ambrosiaですが、1970年代前半にロサンゼルスで結成されたアメリカでは珍しいプログレロックグループ。
アラン・パーソンズのプロデュースでプログレのアルバムを発表、The Alan Parsons Ambrosiaと表明していたこともありました。
その後、AORのバラードが曲の中心となり、"How Much I Feel"の大ヒットに結び付きました。
そしてこの曲"Biggest Part of Me"ですが、コーラスが美しく、"How Much I Feel"よりもさらに洗練された名曲です。


今週 先週 song / artist
1 1 FUNKYTOWN / LIPPS, INC.
2 2 COMING UP / PAUL MCCARTNEY & WINGS
3 3 BIGGEST PART OF ME / AMBROSIA
4 4 THE ROSE / BETTE MIDLER
5 5 AGAINST THE WIND / BOB SEGER
6 7 IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME / BILLY JOEL
7 8 LITTLE JEANNIE / ELTON JOHN
8 10 STEAL AWAY / ROBBIE DUPREE
9 9 CARS / GARY NUMAN
10 11 SHE'S OUT OF MY LIFE / MICHAEL JACKSON
11 13 CUPID / SPINNERS
12 6 CALL ME / BLONDIE
13 14 LET'S GET SERIOUS / JERMAINE JACKSON
14 12 DON'T FALL IN LOVE WITH A DREAMER / KENNY ROGERS w/KIM CARNES
15 18 LET ME LOVE YOU TONIGHT / PURE PRAIRIE LEAGUE
16 22 SHINING STAR / MANHATTANS
17 16 BRASS IN POCKET / PRETENDERS
18 17 STOMP! / BROTHERS JOHNSON
19 15 HURTS SO BAD / LINDA RONSTADT
20 26 TIRED OF TOEIN' THE LINE / ROCKY BURNETTE
21 23 SHOULD'VE NEVER LET YOU GO / NEIL SEDAKA & DARA SEDAKA
22 29 ONE FINE DAY / CAROLE KING
23 19 SEXY EYES / DR. HOOK
24 36 MAGIC / OLIVIA NEWTON-JOHN
25 21 WONDERING WHERE THE LIONS ARE / BRUCE COCKBURN
26 20 LOST IN LOVE / AIR SUPPLY
27 27 WE LIVE FOR LOVE / PAT BENATAR
28 40 I'M ALIVE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
29 37 MORE LOVE / KIM CARNES
30 30 TWILIGHT ZONE/TWILIGHT TONE / MANHATTAN TRANSFER
31 34 TWO PLACES AT THE SAME TIME / RAY PARKER JR. & RAYDIO
32 32 NEW YORK, NEW YORK / FRANK SINATRA
33 35 ANSWERING MACHINE / RUPERT HOLMES
34 38 ALL NIGHT LONG / JOE WALSH
35 47 GIMME SOME LOVIN' / BLUES BROTHERS
36 24 RIDE LIKE THE WIND / CHRISTOPHER CROSS
37 31 WE WERE MEANT TO BE LOVERS / PHOTOGLO
38 41 ANGEL SAY NO / TOMMY TUTONE
39 49 MISUNDERSTANDING / GENESIS
40 44 ATOMIC / BLONDIE

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7 コメント

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アンブロージア! (マチルダ)
2016-06-22 23:55:20
星船さん、こんばんは。

Ambrosiaの名前があったので思わずコメントを・・・!
プログレハードからソフト路線に移行したな~って感じでしたが、”Biggest Part of Me” すごくいい曲ですよね。
("How Much I Feel"もいいですが。)
懐かしい名曲を思い出させてくれてありがとうございます。

Drink Of Waterとかプログレハード時代の曲も聴きたくなってしまいました。
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Ambrosia (星船)
2016-06-23 22:55:16
マチルダさんこんばんは。
AmbrosiaはAOR路線になってから名曲を出していますが、プログレ時代にも良い曲がありますね。"Drink Of Water"、YouTubeで聴きましたがカッコ良かったです。ビートルズのカバーの"Magical Mystery Tour"bなんかも確かこの頃のヒットでした。AOR時代とは違った良さがありますね。
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Unknown (RW)
2016-06-24 08:48:21
アンブロージャいいですね~!当時は社会人デビュー1年生、この頃の曲はじっつ煮懐かしいです。
(PS)ビートルズ来日50年、名盤リボルバー50周年の記念特集を公開いたしました。
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おしゃれですねー (ミュウ)
2016-06-25 14:32:18
こういう曲を聴くと、まさにソフト&メロウの80年あたりのポップシーンを思い出します。

こういうおしゃれな曲をJJを抱えた女子大生が聴いていたのかなあ。

私は、ここまでおしゃれだと、感情移入できませんでした。お金なかったし・・・ね。
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Biggest Part of Me (星船)
2016-06-25 21:49:29
ローリングウエストさんこんばんは。
私は大学生でしたが、なかなかレコードを買う資金がなくてラジオばっかりでしたがよくアンブロージア聴きました。ホントなつかしいですね。
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AOR (星船)
2016-06-25 22:02:47
ミュウさんこんばんは。
私も貧乏学生で4畳半の下宿にこのおしゃれなAORは似合わなかったかのしれません。でもいい曲でよく聞いていました。この頃他にもおしゃれな曲が流行っていましたね。
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Unknown (太ったボンジョビ)
2019-01-26 09:38:04
これは甘すぎますよね
すごく上手な作りですよね
カラオケだとこれでなくヨージオンリーウォーマンをやります
すごく女々しそうな感じでイイです
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