昨日５時半過ぎに 息子からの電話でした
父の１周忌の法要を勤め終えて 大役の肩の重荷をおろし ホッとしている頃かなと思って
「今どこにいるの？」と真っ先に訊ねました
父と交友の深かった中学時代の友や 学友なども顔を見せてくれて
早過ぎる旅立ちを惜しんでくださったそうです
それにしても重たい疲れた声を出すわね～と思い
「お疲れ様＾＾
お父さんを無事に連れて帰ってくれて たいへんでしたね～」と 言うと
「いいや！
おとんは ３回忌頃まで お寺さんに預かってもらうことにしたんや」と言います
「なんだかとってもしんどそうな声やし・・・なにがあったの？」と訊ねても
「飛行機の日帰りで疲れただけや～」と口を噤んでしまいます
疲労困憊の極みだという声音です
母親と親類の考えの板挟みになってしまったようで
波風は立てたくないとの息子の選択だったようです
二男と三男にもその場の様子を聞こうと電話をかけてみました
兄ちゃんの選択をきちんと受け止めている口ぶりで それ以上のことは聞けませんでした
親類と言っても上辺のことしか見えないし どんな話し合いをしてここに至ったのか
上辺だけの判断では理解できかねる夫婦でしたから 何も急ぐことは無いと
私も待つことに決めました
親類縁者たちが 名残を心ゆくまで惜しみたいと願って下さることも大切なことです
私は後１０年は たった１度の人生ならば長らえたいし
平均寿命もクリアーしたいと欲に限のないことを考えています
彼の形見の品も たくさん二男が届けてくれています
中でも大学時代の黒い手帳には 彼の魂の叫びが記されていて
５０年以上経つのに 大事に保存してあったそうです
これさえ手元にあれば 何も他には望まないという気持ちになっています
昨日は開眼供養をしてから １か月ぶりにお墓参りに行ってきました
石碑をきれいに水拭きして きれいさっぱりと 家から運んだ水と供花で
お迎えの準備を済ませてきました
お寺さんにも日延べになった連絡を入れて 快く了承していただきました
思い通りにならないことが人生には多々あるけれど
母はすべてを許しいつまでも待つという気持ちなのだと
息子たちに伝えたいと願っています
強運の持ち主ですから きっとこの選択が吉だったと喜べる日がきますからね！
明るく笑って生きたいです（*^_^*）
スミレです
ＰＳ
置手紙のことづて欄が不具合中ですので、
コメントの設定を続けたいと思います。
皆様のお声を楽しみにお待ちしています(*^_^*)
