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うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

船上の日の出

2010年03月18日 06時30分59秒 | えぞ日記(北海道編)・・旅
津軽海峡通過後、津軽半島を回り込むように日本海を進む「あかしあ」。
ほぼ正面からうねりを受けているため、上下動が大きく、身体にかかる重力が常に変動しています。

午前5時頃から空が徐々に白けはじめてきました。
朝の気配が感じられます。


「あかしあ」は高速なため、通常の船のように甲板に自由に出られません。「あかしあ」で唯一外の空気を味わえる場所は、5階(客室や公室は船の4階から6階にあたります)の後部オープンデッキのみです。今回、日の出を拝むため、私はこのオープンデッキに1時間以上出ていました。
外は恐らく氷点下で、雪が時折舞い込んできます。
凍りつきそうになる手を、時折ポケットに入れて温めながら、日の出を待ちました。
案内所に日の出の時間が掲示されていましたが、船体動揺のためか、私以外に甲板に出ている人はいませんでした。

そして、午前6時頃、ついに日の光が雲の隙間から差込みました。
心が洗われるような光景でした。



ロッド・スチュワートの「セイリング」を思わず口ずさんでしまいました。

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