ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【衝角】難波先生

2012-09-25 12:55:18 | 難波紘二先生
【衝角】日本の憲法第9条は「国際紛争を武力により解決する」ことを禁止している。中国の「民度の低い」愚衆や中国政府の挑発を受けて、日本の世論が急速に右傾化しているのは憂慮すべきことだ。陸上自衛隊を尖閣に派遣せよという意見さえあるが、もってのほかだ。
 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120919/plt1209191810009-n1.htm


 9/20のメルマガで述べたように、中華民国政府の感謝状と人民日報の「沖縄県尖閣諸島」と述べた記事を見つけて、メディアがこれを内外にまず公表すべきだ。内閣や政府外務省はなぜこれを率先してやらないのか。


 中国がさらに挑発あるいは尖閣諸島を占拠する事態が予想されるので、日本政府は国連安保理に提訴する準備を整えておくべきだ。その際の証拠資料として、尖閣諸島を沖縄県に編入したいきさつ、所有権が民間に移転したいきさつ、私人が公租公課を日本国政府に100年にわたり納入して来たこと、米軍が借地代を地主に支払っていた事実などが、重要となるだろう。


 商法では2年間請求がなかった負債は事項となる。民法では20年間実効支配を続け、地主から異議申し立てのなかった土地は利用者のものとなる。国際法上も同様の法規ないし前例があるはずだ。それは竹島にも適用されるべきだ。


 ともかく平和的に、外交的手段により問題の決着をはかるべきである。
 「集団的自衛権」というは、国連中心主義に基づいて、必要な武力を行使するということだ。安保理の決議を必要とするので、常任理事国の中国が拒否権を使うとどうにもならない。


 イラク戦争のように「安保理決議」を経ないで、米国のユニラテラリズムにより武力行使した例はあるが、非常に危険である。
 ともかく海上保安庁を中心に領海の警備を強化するしかなかろう。自衛隊を使ってはいけない。


 昔の船は船首に「衝角」を備えていた。衝突して相手の船腹に穴をあけ、沈没させるものだ。ペルシア戦争のときの「サラミスの海戦」では、衝角付きのギリシア船が大活躍して、ペルシア海軍は壊滅した。大砲を備えるようになって衝角は姿を消した。砲を使えば戦争になる。


 中国漁船が体当たりしてくるのなら、巡視船の喫水下にこれを取り付けて、こちらも体当たりしたらよい。
 漁船が向かってきたら逃げずに向かって行き、左舷か右舷下に舵を切り、そのまま衝突すればよいのである。
 これは「正当防衛」の範囲にはいる。大穴はあけず、小穴で徐々に沈没させたらよい。領海に不法侵入したのだから、沈没しても保証する義務はない。ただ人命を損なうことは絶対に避けなければいけない。浮き輪を投げたりして、脱出する奴を救ってやらなければいけない。


 これで二、三隻沈めれば、少しは懲りるだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【海外特派員】難波先生より | トップ | 朝走ったのみ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

難波紘二先生」カテゴリの最新記事