ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【フクシマ】難波先生より

2013-01-24 12:11:44 | 難波紘二先生
【フクシマ】今年、東京以北の東日本から来た賀状には、大震災や原発事故にふれたものが多かった。
 呪いの歌もある。
  Genocideというのでなければ東京に つくれ原発、卑怯な知識人
  ねらわれてサイバー攻撃に耐ええまい 原発事故に高笑い聞こゆ


 これは福島県出身で東京在住の友による破格な歌。
 サイケ調の裏面とは別に表に印刷してあった。歌は破格だが、気持ちは心に響く。
 「高笑い」しているのは、北朝鮮だろうか?


 京都から仙台に転勤していた「放射線生物学」専門家の友からは、山野の様子や汚染を知らせてくれた。
 <無人の山野ではサルが増えている様子。
 …線量計を見ていると除染の虚しさを感じます。
  移染はできても、除染は不可能です。>


 「除染できる」という幻想を振りまくのは、けっして住民のためにならない。
 福島第一原発以北の「浜通り」を立ち退きにして、ここを巨大な「汚染がれき処理場」にせよという私の主張は、安全な地帯を早く確保し、そこに生活再建地をつくれという主張である。
 そうすれば怖いもの見たさに、「がれきの長城」を見に観光客が来る。


 被災地に見学・観光に行ったというのもいろいろあった。復興支援を兼ねてだ。私の友人の多くは血液病理学者か血液内科医だから、放射線をやたら怖れてはいない。恐怖は無知から生まれるのだ。
 いわき市で頑張っている浅野さんや箱崎さんの意見を聞きたいものだ。
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