ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

4-1-2014鹿鳴荘便り/難波先生より

2014-04-01 19:47:16 | 難波紘二先生
 理研の記者会見の報道を「ミヤネヤ」で部分的に見た。上先生のスカイプ・インタビューで久し振りにお顔を拝見した。お元気そうで何よりだ。
 STAP細胞事件で不思議なのは、肝心の小保方に弁明の機会を与えられず、記者会見に出て来なかったことだ。


 広島大学で「人工心臓」のデータ捏造事件が起こったことがあるが、問題の教授はちゃんと謝罪して職を辞した。その後は世との交わりを断ったから、行方がわからない。当時の医学部長も引責辞職した。おかげで命令されただけの弟子たちにはとばっちりが及ばなかった。
 広島大学でも出来る、そんな当たり前のことが、理研にはできないのか。


 GOOGLEニュースを見ていて、号外のメルマガを出すことにしました。

 ジャーナリストから取材のメールがいくつかありましたが、これをお読みのうえで、メールかスカイプでお願いします。



 4月から「産経」の「正論」執筆者にシカゴ大にいる中村祐輔先生が登場するとのことで、楽しみにしている。
 今日、新聞配達の店主が来たので、「7月から日経で修復腎移植をテーマにした小説の連載が始まる」と話したら、「この町にも透析患者が何人かいます。いい情報をありがとうございます。先生には新聞をサービスします」といわれて、得した。


 「修復腎移植」パンフには追加の要望もありました。豊田先生はじめ、できるだけ早く送るようにします。

 高橋幸春氏が執筆した今のパンフの本文はよくできていて、わかりやすいのですが、「医学的になぜ妥当か」という絵入りのパンフが必要だと思いました。
 これは少し案をねって、関係者に提案したいと思います。


 嬉しかったのは、修復腎移植のドナーになられた方から、「友人・知人に配りたいから」と申し込みがあったことです。ご本人が腎がん切除後に元気にしておられることも、もちろん嬉しいのですが、私がいう、死体ドナーは語れないが、修復腎移植の場合は、ドナーとレシピエントの両方が語れるので、「歩く広告塔が二人出来る」という説が実証されつつあることです。


 「利他主義」を一般論として、いくら説いても日本の臓器提供は増えない。それもよりもこうして移植にドナーあるいはレシピエントとして関わった人たちが、フランクに移植について語れる環境を生みだすことが、日本の移植医療の幅を拡げるのに重要なことだと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月31日(月)のつぶやき | トップ | 【エイプリル・フール】難波... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

難波紘二先生」カテゴリの最新記事