【日本古代史】難波先生より

【日本古代史】上田正昭「渡来の古代史」（角川選書, 2013)という本を読んでいる。 　私は「世界史の誕生」（ちくま文庫）を書いた岡田英弘と勘違いしてこれを買った。 　岡田は「人とモノの交流が世界的＝グルーバルになった時点で＜世界史＞が成立するので、それまでは複数の地域史が存在するにすぎない。真の意味での＜世界史＞はモンゴル帝国の成立により始まった。」という主張を展開していて、新鮮な視点だと思っ . . . 本文を読む

【メディア・バトル】難波先生より

【メディア・バトル】1/13の「産経」は読んだのだが、こんな「大評論」が載っているのには気づかなかった。 　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140113/plc14011318010003-n1.htm 　最近の新聞は「ネット読者の囲い込み」の傾向がつよくて、多くの社の記事が「リード」（冒頭の１パラか、２パラ）しか読めいないし、値上げした「毎日」み . . . 本文を読む

【高齢者講習】難波先生より

【高齢者講習】年明けに「交通安全協会」から高齢者講習の通知が来た。 　道交法の改正により70歳以上の高齢者は、「70歳を過ぎた最初の免許更新日」に学科及び実地の講習を受けなければならないのだそうだ。 　「交通安全協会」というところは、定年退職した警察官の受け皿で、免許更新の時に受付をしていて、会員の勧誘をしている。目的は会費集めで、1000円か2000円を払って会員になると、次の免許更新日の直 . . . 本文を読む

【訂正】難波先生より

【訂正】前々便の日付「1/14」は「1/13」の間違いでした。訂正いたします。 　また「疾病」の読みを「行灯を「ぎょうとう」と読むのに例えましたが、「疾」を漢音で「しつ」と読み、「病」を呉音で「びょう」と読む例としては間違っていました。 　漢和辞典には「病痛」「びょうつう」と（呉音＋呉音）で読む例と「へいつう」と「漢音＋呉音」だけが載っていました。 　寿司屋の湯飲みに「魚へん」漢字を沢山書い . . . 本文を読む

【書評】中村正直訳、スマイルズ「西国立志編」／難波先生より

【書評】エフロブ「買いたい新書」書評の200回目として、中村正直訳、スマイルズ「西国立志編」を取り上げました。原題は「Self-Help」（自助）です。 　http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1388124225 　冒頭にジョン・ステュアート・ミルの言葉「国家の価値とは、結局のところ、それを構成する個々人の価値である」が . . . 本文を読む