慢性的な口の渇きを訴える方がとても増えています。ドライマウスの患者さんは全国に1000万人以上いるといわれています。
ドライマウスはむし歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎になりやすい、入れ歯が擦れ易い、口臭など様々な障害を引き起こします。
これは明らかに「体の乾燥」のサインと考えられます。
細胞が潤うためには、細胞内液の水、塩分比に近い水分と熱エネルギーが必要です。
低体温の人は細胞への水分補給が十分でなく、細胞外にはじき出されやすい、これを漢方では「水毒」といいます。
体温は36.8℃が適当ですが、これに達しない人が増えています。
地球は温暖化しているというのに、最近は低体温の人が多く、平熱が36.5℃以下の人が殆どです。
0.5℃体温が低下すると免疫力は30%以上低下し、あらゆる病気にかかりやすくなります。
なぜ低体温になってしまうかを考えると
① 運動不足
② 体を冷やす食べ物の摂り過ぎ
③ 冷たい飲み物の飲みすぎ
④ 真夏でも寒いくらいのエアコンのかけ過ぎ
⑤ 体に必須の「塩」の避けすぎ
⑥ シャワーですませて湯船につからない入浴習慣
などが挙げられます。
低体温の人は体温を上げる努力が必要でしょう。
体を冷やす食べ物は陰性食品といって、体を温める陽性食品と分けて考える必要があります。体を温める食品と冷やす食品
実際、ドライマウスの患者さんの口を見てみると、温かいはずの歯ぐきが大概冷たいのです。「冷たい歯ぐき」は血行不良を意味し、さまざまな弊害をもたらします。
ですから、ドライマウスの改善には、湿潤剤を口に含むだけでは解決にならないでしょう。
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