ショウ頑張れ!保護された小さなショウの猫白血病物語

横浜元町で保護された小さなショウ。猫白血病と闘う小さなショウの物語です。

9/24 猫白血病陽性。その時どうする?

2009年09月24日 02時20分11秒 | 白血病
ここで出逢ったビボママさん、ナナママさんと
あれからお話をしたりしました。

猫白血病が一歳未満(私の見解は生後半年未満)で陽性が確認された場合の生存率は、
石田先生の言う通り、20%以下であろうという事。

ボランティアYさんは、幼少期で白血病陽性の子は里子には出さないと
おっしゃっていました。

出したところで、もう長くは生きられないだろうから自分が看取りたいと。

200匹以上のネコを看取ってきたYさんは、私の意見に同意してくれました。
けれど、僅か20%以下の確立に入った猫が現在11歳で生存しているとも教えてくれました。

目が合って、家族になった猫がこの猫白血病陽性だった場合
飼い主さんは、どうするべきか。

ナナママさんの場合。
幼少期での感染は間違いないとおっしゃっていましたが
単体飼育であった為、検査をされなかったとおっしゃっていました。

この子がナナちゃん。
2009年8月26日に永眠いたしました。
何枚か写真を頂きましたが、大切にされていた事が
本当によくわかるものばかりでした。

彼女もまたショウと私と同じ状態。
二年しか生きられないって知っていても、家族になると言いました。

ビボママさんと意見が合っているのですが、
猫白血病が陰転するという噂。
インターフェロンで陰転
成猫の場合は、撥ね退ける体力があるので有り得ない話でもないが
仔猫において陰転なんてないんじゃないか???
という疑問。

これは私は獣医でも学者でもないので断定は出来ませんが
私の周りでは陰転したというのは、Yさんを含め一人もいません。

当時の私がこの記事を見たら、がっかりして立ち直れなかったと想います。
または、この人が嘘ついてるに違いない!と思った筈(笑)


陰転という事にとらわれていた頃の自分を思い返すと
無駄にパソコンにかじりついて、動物病院へ電話しまくって
陰転させたい思いでいっぱいだった。

でも、保護から二か月後、陰転なんかしないんだって
想うようになった。

陰転したとします。
陰転すればいい話でもない。
その後、腎不全を起こすかもしれない。
心不全を起こすかもしれない。

猫白血病は確かにエイズより何倍も忌々しいウイルスですが
ショウに、ナナちゃんに潜み続けたウイルスを排除する事が
日本の獣医学ではない。
(今日聞いたら、アメリカでは白血病の特効薬があるという)

陰転にとらわれず、その子との時間を大切にするビボママさん。
私は正しいと思います。

私はショウと半年いられるだろうか・・・
そう考えて過ごしてきた。
二年の壁は越えられませんでしたが、ショウは私の宝物です。

どうか白血病と診断されたからと言って泣かないでほしい。
陰転を試みるのも一つ手段ですが、陰転しなくても
落ち込まないでほしい。

大切なのは、時間ですか??
三年未満と期限を切られているのだから、無駄にせずに済みます。
私が、そうであった様に。

私は、ショウともっと居たかったけれど、ショウと密着して
想い合って、今も愛せるショウとの時間。
短かったけれど、素晴らしき日々でした。

悩んでいる人へ

お力になれる事があるかもしれません。
遠慮せず、悩みのある人は聞いてください。
私も、ボランティアYさん(逢った事もない人です)、我が地域ボランティアRさん
獣医さん。何人の人に相談に乗ってもらったか分かりません。

今日の最後に、ナナちゃんがショウと幸せに過ごしている事を
心から願っています。



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4 コメント

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Unknown (ナナママ)
2009-09-24 23:01:46
毎日ブログ見てます!

ショウちゃんママさんのブログを見て、日々勉強の毎日です。今まで、全く知らなかった白血病という病気…。やっと少しずつわかってきました。ナナが病気の時は必死でしたが、もっと早くにわかっていたら何か他のことができたのかも…と今でも少し考えます。

それでも、最初から白血病と知っていても絶対にナナを選びます。少しの時間しか一緒にいられなくても…今までの何百倍も愛します。

ナナが生まれ変わって、また帰ってきてほしいですが(今度は元気な体で…)、でも、もしまた白血病の猫ちゃんに出会ったとしても間違いなく家族にします。
生きている間、できる限りの愛情をあげたいと思う。
そして、いつか白血病を排除する薬ができてほしい…。

ショウちゃんママさんのブログに出会ってから、強くなった気がします。
ショウちゃんとナナが会わせてくれんだと、思っています。

今頃、2人で元気に走り回ってるかな?
元気な2人の姿を思い浮かべながら毎日過ごしています…。







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Unknown (ぶーこ)
2009-09-25 02:32:37
ホームドクターによると、猫白血病ウイルス感染症が陰転する可能性があるのは、感染してすぐの急性期の間だけなのだそうです。
感染して4ヶ月経ってしまうと、持続感染となり、それからの陰転はない・・・と考えていいのだそうです。


離乳前の子猫が感染した場合にはほとんどが死に至り、陰転も望めないとのこと。
離乳期以降の感染で治療の末治癒するのが50パーセント。
生後4ヶ月以降は治癒の確率がもう少しあがるとのことでした。

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Unknown (たか)
2009-09-25 11:18:41
はじめまして。

我が家にもちょうど先月の今日に保護したちゃー太(推定2~3歳、♂)という猫がいます。

保護してすぐ血液検査をしてもらったところ、白血病ウイルス陽性でした。

我が家の飼い猫歴において、白血病ウイルスキャリアは初めてだったので何もわからずにただ動揺し、色々とネットで検索しているうちにこちらに辿りつきました。

こちらでのショウちゃんママさんや皆さんの意見を読んで、動揺していた気持ちがだんだん冷静になってきました。

ネットではインターフェロンで陰転した記事等が目に入り、急いで獣医さんに相談したところ「インターフェロンは長期戦。まだ何も発症していないうちから投与は勧められない」というご意見でした。

確かに今ちゃー太は自分の免疫力があって、元気に何ごともないかのように過ごせています。

ただ、この先高い確率でさまざまな病気を発症する可能性があるという事実は忘れず、今はまず日々の生活をちゃー太が楽しく穏やかに過ごせるように見守りながら自分のできることをしていこうと思っています。

今年の5月に13歳の猫を亡くしてから、ちゃー太は我が家の猫3代目です。

いきなり白血病ウイルスキャリアという肩書きを持って我が家に来た子は初めてですが、うちに来たのは何かの縁。
悔いのないよう最期までめいっぱい大事にしていきます。

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ダブルキャリア (ルル)
2017-08-02 05:10:36
インターフエロン
ガンバてっます
一緒にいたい
おかえりの声ききたい
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