ショウ頑張れ!保護された小さなショウの猫白血病物語

横浜元町で保護された小さなショウ。猫白血病と闘う小さなショウの物語です。

10/31 かっちゃん留置針抜管

2009年10月31日 02時04分29秒 | 愛する私の家族たち
本日、病院に電話をかけ、様子を伝えた。
再診は一週間後でいいと言われ、「留置針は大丈夫ですか?」と問う。
「それは外した方がいいので、休診時間ですが午後来てください」そう言われた。

私は指定された時間に、優とかっちゃんを連れて行った。
優は付添いです。



車に乗る事にも慣れてきたかっちゃん。
車内ではきょろきょろ景色を見ているかっちゃん。その反面で優はいないふり。

体重測定では3.6Kgに回復し、脱水も改善。

そんな中・・・毎日の様に会っていた老犬の飼い主さんがやってきた。
「あ!この間のワンちゃんの!」と私が話しかけると
「死んじゃったんです・・・」と涙声で語ってくれた。

病院で亡くなった様で、ワンちゃんを抱いて、診察から出てきた。
私は思わず涙になった・・・。

「よく頑張ったね・・・」そう伝えて頭を撫でさせてもらった。

母も私もそのご家族もみな泣いた・・・


この両手は何も救えない

獣医学なんか、救えない・・・

そんな気持ちになっていた。

私は何も救えない・・・最愛のショウを私は救えず・・・

私は死を経験しすぎたんだろう・・・

でも、かっちゃんは、私の期待に応えて頑張ってくれた。

食欲不振からの復活。
呼吸器のけいれん発作からの復活。

かっちゃんは一か月の間、ほとんど通院していた。
でも、今は元気を取り戻している。

私にも、獣医学にも救えるんだと私は痛感した。

諦めない。どんな時も諦めない。

私はこれを貫こう。

そう思った。

猫にとってストレスというものが、これほどに生命を脅かすものとなる事を
改めて痛感した。

あの老犬の飼い主さんは、今も涙であの子を撫でてるんだろう・・・
知らない子の命が消えても悲しい。

残された家族の痛みが痛いほど分かってしまうから・・・
飼い主さんの涙が一日も早く微笑みに変わります様にと祈るだけです・・・

そして会計を待つ間、優ちゃん大好きのMさんが受付から出てきて
優を見にきた。

触っていいですか?と言うので、どうぞどうぞ。と。
抱っこしていいですか?と言うので、どうぞどうぞ・・・重いですよ?
と渡すと、「かわいい~タイプです」しばらく抱っこされていた優。

優は女性に人気の様です(笑)
かっちゃんって、病院で点滴受けてる間も本当に大人しくていい子で
優ちゃんもまた、いつもいい子で。と言ってくれる。

優ちゃんの隣にいるとかっちゃんは小さく見えますけど、普通の大きさですよね

誰からも愛される子であってほしい。この私の期待に二人はちゃんと応えてくれた