気ままな思いを

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佐藤愛子の箴言集2を読んで・・・

2014-08-26 | 読書


佐藤愛子さんの本は、これで2冊目ですが、作家の故佐藤紅緑氏を父に、
詩人の故サトウ・ハチロー氏を兄に持つ方です。

箴言集(しんげんしゅう)「そもそもこの世を生きるとは」を読んで。
箴言とは、「いましめとなる短い句、格言、教訓」と広辞苑にありますので、
これを箴言集などとは、コッぱずかしくてもいえません。
とまた、九十年も生きて来ると、心身ともに枯れ木のようになりまして、
風が吹くとその強さ弱さのままに揺れ、雨が降ると走りもせず濡れるがまま、
ポッキリ折れるしかない、という心境になってくるものです。        

私はなにも、人を元気にするためににくまれ口を叩いてきたわけではなく、
ただ、にくまれ口を叩くのが好きだから、叩いてきただけのことなのです。
と、 「序に替えて」の中で、書かれていますが・・・。



本文より
イジワル婆ァのほくそ笑み・・・より、喜寿の句を。

「 にくまれる婆ァとなりて喜寿の菊 」 
誰がにくまれババアになるもんか、と一転してイジワルババアになりました。

「花散るやイジワル婆ァのほくそ笑み」
わかる?つまりこうですよ。ある日、突然風が吹いて丁度見頃の桜の花がパーッと
散ってしまう。あららら、風が・・・口惜しいわねえ、みんな散ってしまったじゃないの・・・。
とがっかりしている花見客を想像して、一人ぼっちのばあさんが、
「散れェ散れェ・・・もっと散れ、ク、ク、ク」と喜んでいる。そういう趣向ですよ。

あれやこれや考えたところで、ボケるものはボケるのだ。死ぬものは死ぬ、
仕方がない。すべて神のみ心のままだ。

「それは自分勝手に作り上げたイメージ」より

どうして人間は、こう自分勝手に作り上げたイメージで人(あるいはものごと)を
きめたがるのだろう。「結婚前は、こんな人とは思わなかった」などといって、
ダンナさんのことを憤概失望している奥さんなどもよく見かけるが、よく考えてみると、
それはダンナさんが豹変したのではなくて、奥さんが自分勝手にダンナさんを
こういう人間だと、きめていただけだったのかもしれないのである。

「夫婦の方向」より

夫婦は一心同体ではない。別モノニ個の人格が寄って、一つの個性ある家庭を
作っていくものだと思う。女性はまずそのこと((夫婦は一心同体にならなくては
ならないものではないということ)を認識した方がよいのではないだろうか?。
結婚生活で大切なことは、夫婦が互いに均衡をとりながら、あるときは妥協し、
あるときは方向を変え、丁度、慢性の病気を克服していくように、少しずつ理想への
足もとを踏み固めていくことだと思う。(抜粋にて)


耳の痛い個所もあったかと思います。
私自身も、ズバリと言われたところもあり、うなづいて読んでいました・・・・・。

 

 

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