理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄424 「木」は全ての始まり

2014年01月06日 | Weblog
あけましておめでとうございます。

新春を迎え、希望に燃えて新しい年がスタートしたのではないでしょうか。今年もよろしくお願いいたします。

正月はスポーツが盛りだくさんで、スポーツ好きの私にとってはどれを見ようかと迷ってしまうほどです。元日は実業団による「ニューイヤー駅伝」から始まりです。2日、3日は何と言っても箱根駅伝でしょう。東洋大学が素晴らしい結果を残しました。

昨日は高校サッカーの準々決勝の第1試合で東京の修徳高校が石川の星稜高校と戦い、優位に進めていたのですが、同点のままPK戦になりました。修徳は続けざまに3本を止められ、逆に星稜に3本を決められ敗退しました。自宅の近くに修徳高校があり応援していたのですが残念です。

新年にあたり今年の計画を立て、目的に向かって邁進しようと思っていたのですが、スポーツの誘惑に勝つことができませんで、テレビを見てしまいました。しかし、リフレッシュすることも重要だと自分に言い聞かせているところです。

「新春」は新しい春と書くように春の始まりです。季節の春は五行では「木」の項目にあたり、全ての始まりという意味があります。人生でいえば誕生であり、幼児期にあたります。円心五法ではこの幼児期には「食事」のことを大切にするように説いています。

幼児期には親がどのような食べ物を子どもに与えるかによって血の質が決まります。味覚は3歳までに決まってしまうとも言われており、甘味や塩味の濃い物をこの時期に取っていると、濃い味でなければ美味しさを感じなくなってしまいます。

大人になって薄味にしようとしても美味しさを感じず、ツイ濃い味になってしまうのです。このような食事が続けば生活習慣病にまっしぐらということになりかねません。親が与えた食事が子どもの身体にも大きく影響を与えてしまうのです。

同時にこの時期に「食は命なり」ということを徹底して教え込んで欲しいと思います。私たちは食べ物を摂り入れることによって命を維持することができます。食べ物がなければ命を維持することはできません。小さい頃から『食は命なり』を潜在意識に刷り込みましょう。

また、五行の「木」は「肝経」と「胆経」のエネルギーの流れに関わっています。これらの経絡のエネルギーが滞ってくると肝臓や胆のうの働きが衰えてきます。その結果、目が疲れやすくなり、目の周りにはクマができやすくなります。

爪に縦線が入ったり、脚がつりやすくなるなどの症状が出やすくなります。ちょっとしたことで怒りやすくなり、いつもイライラとしていて、すぐに切れやすくなります。これが悪循環となり、肝経と胆経のエネルギーがますます滞ってしまいます。

こうなってくると新年に決意表明して、「今年は○○をする」と決めていたはずなのに一歩が中々踏み出せないということになりかねません。このような時には「肝経」と「胆経」のエネルギーを流れやすくすることで改善することができます。

フットセラピーを勉強した人はご存知ですよね。「肝経」は足の第1趾の第2趾側の爪の角の所にある井穴「大敦」を痛いくらいに刺激します。「胆経」は第4趾の第5趾側の爪の角の所にある井穴「竅陰」を同じように痛いくらいに刺激しましょう。

また、「胆経」は身体の体側を流れていますので、体側を伸ばすようなストレッチや上半身をねじるようなストレッチをすると、経絡のエネルギーの流れをよくしてくれます。

胆経の経絡は顔にも流れています。目の外側の淵にある「瞳子リョウ」や眼球の真上の眉の少し上にある「陽白」を中指で3回押します。また、耳の後ろや側頭部を流れていますので、側頭部をタッピングすると効果的です。

今年も充実した日々を送りましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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