15日の金曜日に湯河原に行ってきました。5月に開催する「経ライン腸セラピー講座」会場として検討しているホテルを視察するためです。
湯河原といえば寒河江徹先生と養氣法のセミナーや子どもの潜在能力を開発するセミナーなどを開催していたところです。
ホテル内の施設を見学して回り、とてもきれいな設備で、これだったら参加してくださる方々にも喜んで頂けそうです。一通り見学した後で、ホテルの近辺を散策してみました。
子どものセミナーで、朝の運動をした公園があり、懐かしさがこみ上げてきます。「この上が研修センターだったな」と思い出にふけりながら歩くと5分ほどで、セミナーの時に朝の散策を行った「万葉公園」に出ました。今度のセミナーでも朝の散策をここにしようと決めました。
公園の入り口のトンネルをくぐると一瞬で別世界に入り込みます。自然の氣を頂ける素晴らしい場所ですので、参加される方は楽しみにしていてください。
さて、腸セラピー講座についても少し触れておきましょう。最近テレビなどでも盛んに取り上げられるようになった「腸内フローラ」ですが、これは腸内細菌の状態を花畑に例えて表現したもので、「善玉菌」や「悪玉菌」それに「日和見菌」のバランスを表しています。
この腸内細菌の理想的なバランスは「善玉菌30%」「悪玉菌10%」「日和見菌60%」だそうです。しかし、年齢とともに善玉菌が減少し、バランスが悪くなってきます。善玉菌を増やすには食生活がもっとも大切になりますが、それだけではありません。
便秘などで充分に排泄されない状況が続くのも、腸内環境を悪くする原因になり、生活習慣病の引き金になったり、免疫力を落とすことにもつながります。また、美容面でも肌のトラブルを起こしたり、ウエスト周りがポッコリとなったりすることにもなりかねません。
私たちの基本的な考え方に排泄優先の考え方があり、排泄の大切さを伝えてきました。昭和60年に発行されました「排泄促進健康法」寒河江徹著には『腸内環境の悪化は、癌・高血圧などの成人病につながります。腸内環境を良い状態に保つこと、それが美と健康を保つ秘訣でもあるのです。』と記されています。
今回開発された「経ライン腸セラピー」は円心五法の健康観を基本に、最近の情報を取り入れ、腸から心と体にアプローチしていく独自のセラピーです。
私たちのセラピーは筋肉を緩めながら、脳の緊張を取り除いていくことをメインに置いています。腸セラピーも同様で、足首まわしなどで緊張を取り除きながら、腸を緩めていきます。お腹を触っていくと硬く硬直しているところがあり、ここを押すと痛みがあります。場合によっては我慢できないほどの痛みを感じます。
ゆっくりと触り、お腹の硬直が取れてくると、腸が動き出して蠕動運動が活発になります。お腹が「グルグル」と鳴り出し、腸が動きだすのを感じることができるでしょう。これだけで、便秘を解消する人もいらっしゃいますが、経絡の考えを元に経絡調整を行うことで、持続性を持たせることができます。
例えば、手の親指に肺経、人差し指に大腸経がきていますので、指をよく揉み、井穴の「少商」や「商陽」に刺激を加えます。また、手首にある原穴の「太淵」や「合谷」への刺激も効果的です。経絡や五行の考えを取り入れながら、安心で安全で、尚且つ結果につながるセラピーです。
今回の集中講座は単に腸セラピーを学ぶだけでなく、自らが心身ともにくつろぎ、腸セラピーの良さを体感することにあります。その為に養氣法のエッセンスを随所に盛り込み、氣のコントロールをして頂くことも目的の一つなのです。
また、5月29日は「下弦の月」で充電を意味します。お腹をすっきりにして、エネルギーを充分に充電しましょう。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
湯河原といえば寒河江徹先生と養氣法のセミナーや子どもの潜在能力を開発するセミナーなどを開催していたところです。
ホテル内の施設を見学して回り、とてもきれいな設備で、これだったら参加してくださる方々にも喜んで頂けそうです。一通り見学した後で、ホテルの近辺を散策してみました。
子どものセミナーで、朝の運動をした公園があり、懐かしさがこみ上げてきます。「この上が研修センターだったな」と思い出にふけりながら歩くと5分ほどで、セミナーの時に朝の散策を行った「万葉公園」に出ました。今度のセミナーでも朝の散策をここにしようと決めました。
公園の入り口のトンネルをくぐると一瞬で別世界に入り込みます。自然の氣を頂ける素晴らしい場所ですので、参加される方は楽しみにしていてください。
さて、腸セラピー講座についても少し触れておきましょう。最近テレビなどでも盛んに取り上げられるようになった「腸内フローラ」ですが、これは腸内細菌の状態を花畑に例えて表現したもので、「善玉菌」や「悪玉菌」それに「日和見菌」のバランスを表しています。
この腸内細菌の理想的なバランスは「善玉菌30%」「悪玉菌10%」「日和見菌60%」だそうです。しかし、年齢とともに善玉菌が減少し、バランスが悪くなってきます。善玉菌を増やすには食生活がもっとも大切になりますが、それだけではありません。
便秘などで充分に排泄されない状況が続くのも、腸内環境を悪くする原因になり、生活習慣病の引き金になったり、免疫力を落とすことにもつながります。また、美容面でも肌のトラブルを起こしたり、ウエスト周りがポッコリとなったりすることにもなりかねません。
私たちの基本的な考え方に排泄優先の考え方があり、排泄の大切さを伝えてきました。昭和60年に発行されました「排泄促進健康法」寒河江徹著には『腸内環境の悪化は、癌・高血圧などの成人病につながります。腸内環境を良い状態に保つこと、それが美と健康を保つ秘訣でもあるのです。』と記されています。
今回開発された「経ライン腸セラピー」は円心五法の健康観を基本に、最近の情報を取り入れ、腸から心と体にアプローチしていく独自のセラピーです。
私たちのセラピーは筋肉を緩めながら、脳の緊張を取り除いていくことをメインに置いています。腸セラピーも同様で、足首まわしなどで緊張を取り除きながら、腸を緩めていきます。お腹を触っていくと硬く硬直しているところがあり、ここを押すと痛みがあります。場合によっては我慢できないほどの痛みを感じます。
ゆっくりと触り、お腹の硬直が取れてくると、腸が動き出して蠕動運動が活発になります。お腹が「グルグル」と鳴り出し、腸が動きだすのを感じることができるでしょう。これだけで、便秘を解消する人もいらっしゃいますが、経絡の考えを元に経絡調整を行うことで、持続性を持たせることができます。
例えば、手の親指に肺経、人差し指に大腸経がきていますので、指をよく揉み、井穴の「少商」や「商陽」に刺激を加えます。また、手首にある原穴の「太淵」や「合谷」への刺激も効果的です。経絡や五行の考えを取り入れながら、安心で安全で、尚且つ結果につながるセラピーです。
今回の集中講座は単に腸セラピーを学ぶだけでなく、自らが心身ともにくつろぎ、腸セラピーの良さを体感することにあります。その為に養氣法のエッセンスを随所に盛り込み、氣のコントロールをして頂くことも目的の一つなのです。
また、5月29日は「下弦の月」で充電を意味します。お腹をすっきりにして、エネルギーを充分に充電しましょう。
それでは本日はこの辺で。
NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士