理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄579 慢性炎症を抑えセンテナリアンを目指す!

2017年02月15日 | Weblog
「センテナリアン」という言葉をご存知ですか?私は先日のテレビで初めて知りました。

一世紀といえば100年のことです。この一世紀を生きることをセンテナリアンというのだそうです。

私の目標は100歳まで自分の足で好きなとことに行って生活できることです。このセンテナリアンを目指そうと思います。

この寿命に大きく関わってくるのが、遺伝だと思っていましたが、遺伝はわずか25%で、生活環境の要因が大きいことが分かってきました。

100歳以上の長寿の方を調べた報告結果より、慢性炎症が大きく関わっていることが分かってきたのです。

慢性炎症とは老化により体の細胞が壊れておきる炎症で、壊れた細胞が炎症物質を放出することで周りの細胞にも炎症が広がって気がつかないうちに体を蝕んでいってしまいます。

それではどの様にしたらこの慢性炎症を抑えることができるのでしょうか。その大きな要因が食生活にあります。

テレビで紹介されていた100歳前後のお年寄りは魚を多く摂られていました。魚にはEPAやDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

しかし、魚だけではなく、肉なども摂られており、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。

もう一つのポイントが血液の循環です。最近、毛細血管の血流を手軽に量ることができるようになりました。

毛細血管の役割は体の隅々の細胞に栄養素と酸素を運び、老廃物と二酸化炭素を持ち帰ってくることです。

大きな血管が詰まればその先の細胞が死滅してしまうので、異常を直ぐにキャッチすることができますが、毛細血管の末端に充分な血液が送られなくても、特に自覚症状はありません。

末端の細胞は元気がなくなり、慢性炎症を引き起こす危険性が高まります。この状態を続けていると病気の原因となり、老化を早め、センテナリアンを目指すことはできません。

セラピストの方でしたらお気づきですよね。血流を促進するには末端の手や足を揉むことが一番です。

二本足歩行を行うようになった人間は足に血液が停滞しやすくなるので、足を使うことが大切です。

手軽にできる方法は足趾を揉むことです。爪の周辺には特効のツボがあり、グリグリと揉むだけで趾先が温かくなってきます。

手も同様で、各指の爪の際をグリグリと揉みましょう。末端まで血液が流れるということは全身の血循がよくなった証拠です。

手軽に慢性炎症を抑えてセンテナリアンを目指しませんか。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。