理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄731 経絡を流して健康美人。第3弾(腰痛)!

2020年02月19日 | Weblog
毎日、新型コロナウィルスのニュースが報道され、
恐怖心ばかりが掻き立てられ、いつになったら
終息するのか全くわかりません。

先が見えていれば安心できますが、見えない
だけに不安だけが広がっているように感じます。

不安や恐怖といえば五行では「水」のエネルギー
に関係していて、このエネルギーが滞ることで
腎経や膀胱経に影響してきます。

腎経や膀胱経のエネルギーの滞りを改善する
ことで、不安や恐怖心にとらわれることが少なく
なると同時に腰痛や膝痛の改善にもつながって
くるのです。
 

膀胱経は目の内側の窪みのツボから頭、背中を
二本のラインで通り、太ももの裏、膝裏、ふくらはぎ
の裏から第5趾につながっています。

腎経は膀胱経から「湧泉」につながり、ふくらはぎ
の内側を通りお腹の腹直筋の内側を通って、
胸の鎖骨の際まで流れています。

腎経と膀胱経の経絡の滞りを改善する方法を
実践しましょう。

まず、経絡の流れの状態を確認します。ゆっくりと
息を吐きながら前屈します。指先の位置を確認
しておきます。

顔のセラピーから始めます。目の内側の窪みに
ある「睛明」のツボを呼吸に合わせて中指で3回
押します。眉の始まりの「攅竹」のツボを同様に
3回押します。

鎖骨の下を気持ちよく10~20秒ほどタッピング
し、その後、右足の足首から膝下までふくらはぎ
を両手の平で包み込むように5箇所に分けて
把握します。

次に膝裏に両手の4本指を当て呼吸に合わせて
押し込み、ふくらはぎの裏を足首まで4箇所に分け
押し込みます。ふくらはぎの施術を3回繰り返します。

第5趾をグリグリと揉み、爪の際を痛いくらいに
揉みます。最後に「湧泉」のツボを呼吸に合わせて
3回押します。左足にも同様に行います。

始める前に行った前屈を行ってみましょう。
指先の位置が随分変わっていませんか。経絡の
流れが改善され、不安感もなくなり、腰痛や膝痛
が和らいでいることでしょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 健治