理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄668 白血球と免疫力の関わりを再認識!

2018年11月14日 | Weblog
NHKの健康番組「ガッテン」で1000回の記念放送として「風邪に負けない真の“免疫力”ゲットSP」というタイトルで放送されていました。

そこで、今回は免疫力について再度確認してみたいと思います。

放送の中では白血球の中の免疫細胞の主役である「リンパ球」の働きについて検証していました。

リンパ球には二つの働きがあり、自律神経の交感神経が活性化するとリンパ節に留まり病原体について学習する【学習モード】になります。

交感神経が落ち着く(副交感神経が優位の状態)とリンパ球が体中を巡ってウイルスに感染した細胞やがん細胞を退治する【パトロールモード】になるというのです。

面白い表現ですね。【学習モード】も【パトロールモード】も免疫にとっては重要な働きです。

本来、自律神経は日の出とともに交感神経が活性化し、日の入りとともに副交感神経が活性化します。自然のリズムにそって働いています。

ところが、最近は夜型の人が増えており、遅くまでテレビやゲームで深夜まで起きていることが多いようです。

また、ストレス社会と言われるように様々なストレスを多く抱えるようになりました。

すると、交感神経が活性化したままになってしまいます。【学習モード】と【パトロールモード】がうまく切り替わることができなくなります。

会員の方はもうお気付きですよね。私たちが行っているセラピーは間脳調整法と言って自律神経や内分泌をコントロールしている間脳の働きを正常な状態に戻そうとするセラピーです。
 

フット、ハンド、ヘッド、どのセラピーも深いくつろぎが得られるセラピーです。皆さん、いつの間にか寝てしまったと言われます。

二つのモードを手軽にコントロールでき、免疫力を高めてくれるセラピーだと再認識できました。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士