理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄591 ホルモンの働きを保つ間脳!

2017年05月10日 | Weblog
GWはどの様に過ごされましたか?私は遠出をせずに近場を巡りました。藤の花で有名な亀戸天神は人人人、藤の間から見えるスカイツリーもいい光景でした。


翌日はツツジが素晴らしい根津神社、境内が広いせいか亀戸天神ほどの混雑は感じず、ツツジを堪能してきました。


その後、都心の中心でありながら、自然が豊富な皇居を見学したくなり皇居東御苑を訪れました。持ち物検査などはありますが、無料で見学できます。一度散策されてはいかがでしょうか。

前置きが長くなりました。先日の「健康カプセルゲンキの時間」でホルモンの話をしていました。

ホルモンといえば「更年期」を思い起こしませんか。女性にとっては誰しも関わってくる閉経後の症状です。

閉経後に女性ホルモンの「エストロゲン」が急激に減少して色々な症状を引き起こします。この症状がひどくなると更年期障害と呼ばれるのです。

「エストロゲン」は脳の視床下部の下にある下垂体から卵巣に指令が伝わり分泌されます。ところが閉経後にはいくら下垂体が指令を出しても、卵巣機能の衰えによって分泌されにくいのです。

すると、下垂体はさらに分泌するように指令を出しますが、エストロゲンは分泌されません。これは下垂体だけでなく視床下部にも混乱をきたしてしまいます。

視床下部は自律神経のメインコントローラーですので、自律神経の働きにも影響を与えてしまい、のぼせや冷えなど様々な不調が起きてしますのです。

しかし、更年期障害は女性だけの問題ではないようです。番組では男性ホルモンが異常に低下して大変な状態になっている男性を紹介していました。

短期間に体重が20kgも増え、ちょっと荷物を持っただけで、脊椎の圧迫骨折を起こしたというのです。

これには男性ホルモンが大きく関わっています。男性ホルモンが減少すると、精力の減退や内臓脂肪の増加、骨粗鬆症、ウツといった症状が出てくるのです。

男性は女性のように急激にホルモンの分泌が減少することはありませんが、男性にも更年期障害が起きる可能性があることは自覚しておく必要があります。

ホルモンの分泌には間脳である視床下部が大きく影響しています。フットセラピーやハンドセラピーなどで間脳の働きを正常に保つことが大切ですね。日々の生活に取り入れましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士